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サービス名を決めるワークショップをワイワイ行った話

こんにちは、プロダクトデザイン部の川﨑です。
最近の事ですがサービス名を決めるというワークショップを行っていました。
デザイナーがサービス名決めから入ることは多くないのと、私自身もあまり経験がなかったのでとても新鮮で楽しい時間でした。
ということで今日は「サービス名を決めるワークショップ」について「どうやって、どんな人たちで、どんな思考でやっているのか」について書きたいと思います。

なぜサービス名決めが重要なのか

デザイナーの場合その後の「〇〇〇〇というサービス名でロゴを作ってください!」という依頼はよくありますよね?

でもサービス名を決めるフェーズからデザイナーが参画することで「ユーザー視点で俯瞰して見ることが出来る」、また「サービス側の視点も理解しどう表現するのが良いか、魅力的なサービス名という視点でも見れる」このあたりがメリットだと思っています。

特に「サービスの価値が分かるサービス名か、伝わりやすさ、発音のしやすさ、覚えやすさ、親しみやすさ、語感」などで多角的に見れるのもデザイナーの強みなんじゃないかと思います。

あとはワークショップをサービス担当者と一緒に行うことで、サービスへの思いも伝わるのででロゴにしたときのイメージも膨らみやすい!

ワークショップの進め方

まず最初に行ったのがプログラム作成です。
全3回でサービス名を決めるというスケジュールだったので最初のプログラム作成では各回でどこまで仕上げるかが重要でした。
そこで3回をこのように分けてプログラムを考えました。

Day1:とにかく種まきのキーワード出し
Day2:キーワードの加工でサービス名を検討
Day3:評価・投票

ワークショップ-Day1

今回の参加者はサービスご担当者3人+デザインチーム3人の6人です。
こういったワークが初めての方もいましたがmiroを使ってのワークショップということで、付箋にどんどん書き出してくれて、皆さん楽しみながらやってくれてたのが印象的でした。

まずはユーザーに対して「どんな印象を持ってほしいか」をmiroの付箋に書いてもらいました。
こちらを書いてもらった理由は、サービスに対する目線合わせでしたが出てきた言葉たちを見ると目線もあっていたし、何よりロゴにするときのイメージが湧いてきてデザイナー的にはすごく大事な情報だなと終わって感じました。

そしてDay1のワーク「キーワード出し」です!
このキーワードはサービスを表現する大切な要素で、サービス名を作る種まきの段階になります。

皆さんいろんな視点でたくさんのキーワードを出してくれました!
先ほど出した「サービスに対してどんな印象を持ってほしいか」のワードからイメージを膨らませたり、サービスの性質からキーワードを出したり、種まきがたくさんできました。


ワークショップ-Day2

※Day2からファシリテーションはakaneさんにお任せです!

Day2は、Day1出たキーワードを加工する作業になります。
複数のキーワードをくっつけてみたり、一部切り取ったり、新たな言葉を作ってみたりやり方は様々ですがオリジナリティがあるサービス名がたくさん出てきました。

この回が一番頭を使う作業で、アイデアを出すためには時間も必要なため宿題となりましたが皆さんたくさんの案を考えてくれました。

全部ぼかして何がなんだか分かりませんがw
皆さんの案に「これいいね!」と思うものにはスタンプを押してもらい、それぞれがいいと思った理由を発表しました。

みんな「ここがステキだなと思いました!」と褒め合うのでただただ嬉しい時間ですね!


ワークショップ-Day3

最後のワークショップです。
ここではDay2でたくさん出てきたサービス名に対して全員で評価・投票を行います。

akaneさんが0~5.0で評価を行うシートを作ってくれました!
Day2で高評価だった(スタンプの数が多かったサービス名)26案に絞って6項目で評価を行いました。
ここも宿題なので事前に皆さんで点数を入力してもらいました。

評価はじっくり考えこむと沼にハマってしまうので、実際に声に出してみたり文字として眺めてみた印象で点数を付けます。
参加者の方も実際に声に出してみたようでこんなコメントが来ました!

そしてDay3当日は、各評価が出揃ったうえでサービス名としてどれが良いかみんなで投票を行いました。
その結果、投票数の多かった上位10個についてどんな意味が込められているのか深堀していきます。
この時にDay1で行った「ユーザーにどんな印象を持ってほしいか」の付箋も活用し、各サービス名候補の印象もどんどん貼っていきました。

(またモザイクで何が何だか分かりませんが皆さんたくさん書き出してくれました!)

これで10個のサービス名とどんな意味が込められているかが出揃いました!
この中からサービス担当者チームでも議論していただき、詳細を知らない関係者にも聞いてもらったりして10個から4個に絞られ、そこから最後のひとつを選出となります!

ということで3回に分けて行ったワークショップは無事終了しました!
全員でサービス名を考えられてすごく良かったですし、他の方の意見に刺激を受けたり、良いところは良いと素直に言い合える雰囲気が皆さんのアイデアをどんどん引き出してくれて良かったです。

この後ロゴ制作もあるので、これまでのワークショップで得られた皆さんの思いやアイデアもロゴに表現されるのがすごく楽しみです!


プロダクトデザイン部について

私たちプロダクトデザイン部は幅広い領域のデザインに携わっています。
今回はサービス名を決めるワークショップのお話でしたが、様々な案件に関わることができ、「やった事がなくてもやってみよう!」でみんなチャレンジできる環境なので興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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