はずめまして
ども。ぴろんぴろん下里です。
沖縄で時には1人で芸人してます。
たまにユニットのトリオで「なんかごめんね」してます。
また時にはSNSユニット「はい、逮捕ね。」もやってます。
そして「BARぴろちゃん」という名のBAR経営もしております。経営して3年目(2024.1.23現在)ですがどのお店の経営者よりも経営者である自覚がありません。いつも行き当たりばったりで
「こんなこともするの?!」
ばっかりです
「なにこの請求?!」
「個人事業税?!」
「国保で毎月5万ですって?!(細かい金額忘れましたが)」
みたいなこともあり
協力金もらえたときはやったー!!助かったー!!でしたが税金で全て回収された感じです。
なんでー?!協力したのに前よりお金ないんですけどー!!状態でした。
だいたいストレスの原因は謎の請求ですね。
事前に勉強していれば把握できるのでしょうけれども。
●なぜ自覚なく経営してるのか?
僕は芸人していること、芸人であることがたまらなく好きです。
もちろんスベりまくって怒られまくって辞めてぇーと思うこともありますが、僕自身がお笑いに支えてもらった人生なので、そこはお笑いを裏切りたくない気持ちですね。
んで芸人辞めてぇー!ほどにイヤな思いをしても辞めたくないわけですが
周りで辞めていく芸人さんを見ていると
やれ結婚だなんだで辞める方が多い気がしておりました。
大前提「良いんですけど」ね。
んで軽く話を聞くと
「奥さんが反対してる」
「子どもの為にお金が」
って聞いてきました。
その時、僕は絶対に
「人のせいにしてやめたくねぇ!!!」
と思ったのと同時に
「お金」が絡んでることが一番の要因のような気がしました。
もちろんお金さえ家庭に入れれば良いというわけでもありませんが、芸人は売れるまでは金銭的には地獄ですからね。
ライブや稽古を考えるとフルシフトでバイト出来なかったり休みの融通がきく職場を選んだりでそりゃ大変なわけです。
あと大前提「良いんですけど」についてですが
やっぱ辞めたくても辞めるタイミングが分からない芸人さんってたくさん居る気がします。
僕もですが芸歴10年超えて売れておらず
でも全力で芸に向き合ってきて
それでもっていつ売れるか分からない世界
やり続けなきゃ売れない世界
やり続けても売れない世界
に身を置くとね
結婚だなんだ。というのは1つの辞めるタイミング、辞めることができるタイミング、次の道へ進むための良いきっかけなんじゃないかと思って、「良いんですけど」なんです。
ただ僕は「あんたは働いて金稼いで、芸人一生続けなさい!」くらいの奥さんに恵まれたい!と思って
そんな良い人に出会ったときに
「バイトしてます!まだ売れてません!」
なんて出来ないなと思ったわけで
子どもが出来て「バイトしてます」はたぶん
あーだこーだ言っといて
「芸人辞めます!」
って僕は言いかねないなと…
実家の家族のことなども考えると
とか色々考えて
まずは自分で稼げる力を身に付けよう!
と思ったのがきっかけで時間あるときに他でもバイトしながら夜はBARでバイトはじめました。
んでまだ経験値が浅いとき
当時働いてた飲食店のオーナーさんが
「BAR開く。ぴろんぴろん、全部やって!」
と言ってきました。
バイトですよあたし?と思いつつ
いずれはBAR経営したいと思ってるわけですから無給料の時間を使って必死に契約やら、店内をそれっぽくしたり(適当に)やって
はい、いざオープンです!
ってオープンして2.3ヵ月もしないうちに
オーナーさんが
「やっぱ俺、BAR辞めるから、ぴろんぴろん買い取れ!180万!んで昼の飲食ももう閉業するわ!」
な、なんとも自由な!!
こんなハゲヒゲ面で再就職(バイトでも)難しいんですよ…だってそこの飲食店にたどり着くまでに
容姿だけでどんだけ面接落とされたことか…
買い取ると言ってもまだ勉強したてで
なーーーんにも分からないし
経営の知識もなければ、経営するのはあと4.5年後の予定だったし
でもいま職失ったら地獄だ
それこそ芸人できねぇー!!
買い取るつっても貯金もねぇー!!
あたふたあたふたーーーーーー
『買い取ります!』
って言っちゃったんですね。
もちろん親にも言えないですね。
しっかりお客さん呼べるのかなんだかんだ考えていたら怖いったらありゃしない。
しかも芸人としての知名度もないったりゃありゃしない。
しっかしオープンしてから2.3ヵ月の売上見たときに
「これからお客さん落ち着いて売上が下降傾向になったとしても、自分が生きるぶんにはなんとかなるだろ」
というてきとーーーな感覚でした。
そして買い取りますと契約書を交わしたあと
すぐに彼がきました
そうです「新型コ●ナウ●ルス」
ここから経営ではなくコロナ対策がはじまるのです。
前置き長くなりましたが、そんなこんなで僕には経営者としての自覚がないのです。
ちょっと長いのでこの続きはまた今度書きます。笑