見出し画像

個人勢とか企業勢とか

Vtuber界ではよく、・個人勢・企業勢と、区別する流れがあるかと思います。
ここでいつも疑問に思うのは、
めっちゃ儲かってる個人って絶対に法人化してるよね?
これは個人勢なの?企業勢なの?
と。
対価を得る(収益化する)という活動になった場合は、フィールドとしては個人勢も企業勢もさほど変わりはないと思っています。
IPをどこが持っているかという所でわけているのかもしれませんが、個人的にはその部分で活動の制限が変わるということはあまりないと思っているので、どちらかと言えばお金の部分で区別しています。
最近はIP持ち込みでOKの企業も増えていると思いますので、そういったことも含めこのような区別をしています。
※この部分は差異があると思います。今回は自身の見解で話を進めます。

活動の違い

・個人でやれて企業でやれないこと
・企業でやれて個人でやれないこと
はそんなに差がないと思っています。詳細はもちろん違うと思いますが、一番の違いは活動のペース。

タレントでも芸人でもミュージシャンでもどこかに所属した際には、企業と個人(法人化していたら法人)と業務委託契約を結び、活動していくことになります。

所属した場合にはそこで取り決めた契約があるので、それを互いに守るため動いていきます。
その中でも専属契約となった場合には、責任の部分が企業になることが多いため、パワーバランスとして企業が強くなるという図式かと。
ここが一人でやるより誰かが間に入る分スピード感にかけると思われがちな所だと思いますが、人をうまく使える方はチームとしてのスピードはあがり、負担も軽減されると思います。

エージェント契約のような場合は所属となっても基本的には責任が個人にあり、決定権を個人が握ることがほとんどです。

企業所属の場合、ゲーム配信で許諾が取れない等もありますが(これが法人化した個人の場合はお相手は企業とみなすのでは?)、
その影響でビジネスとしてやっていけるか、というのは全くとは言いませんが関係ないと考えてます。
なにをやっても上手くいく人は上手くいくし、むしろ上手くやれて(おもしろいやたのしい等も含め与えられる)、
なおかつ多くの人に認知され、さらに応援したい!と思わせられる存在になれるごく一部の人が生き残る世界。
才能に溢れた方がうじゃうじゃ居る業界で生き抜いていくのはハードルが高く難しい、というのがエンタメ業界だと思っています。

よく企業は予算をたくさん使えてとありますが(もちろんその部分はあると思います)、お金をかけたら売れる、人気になる、成功できるのであれば、企業にとっても個人とっても、こんな簡単でおいしいことはないと思っていて、ましてや企業所属でIPは企業持ちだった場合にお金をかけて売れなかったら契約満了で終わった時になにが残るのでしょうか。
経験は残ると思いますが、姿も名前も出せないとなったらメンタル相当きつくないですかね。
個人勢でも企業勢でもまずは、活動者さんがどういう夢を持っていてそれにはなにが必要で、なにが得意で不得意でというのを俯瞰してみて活動の方向性を決めていくことが、活動者さんにも企業側にも必要でないかと考えております。

そんな感覚ですが、みなさまはいかがでしょうか。

ありがとうございます