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【声劇台本】類を見ないほど青い夏(恋愛)



類を見ないほど青い夏

作者:ミツネ

時間:20分程度。

登場人物:0・0・3

アオイ:ナツメが片思いしている相手。年齢性別何でもOK
ナツメ:アオイに片思いしている。分からない事はすべてAIに頼る。年齢性別何でもOK
ルイ:ナツメが購入した脳内サポートAI。年齢性別何でもOK

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配信などで使用する際に明記してほしい事 

タイトル:類を見ないほど青い夏
作者名:ミツネ


本当にちゃっとGPTを使ってルイの台詞部分をAIに演じてもらいました。


台本


ナツメ:今日は待ちに待った、夏祭り!

今日は絶対に、アオイさんに、告白・・・する!!!!!

(祭りでザワザワ音している)

ナツメ:憧れの先輩と、2人きりで夏祭りデート。誘うのにすっごい緊張したし苦労したけれど、なんとかOKしてくれた!こんなチャンス、二度とないぞ……!

デートで絶対、失敗をしない為に、最近巷で話題になっている、「脳内サポートAI」を買った!

このイヤホンを、左耳につけて、電源を入れると・・

(ピコン、みたいな、脳内サポートAIが起動する音)

ルイ:こんにちは、ナツメ。私は脳内サポートAIのルイ。

ナツメ:僕(私)の脳波をセンサーで読みとって、AIが音声サポートしてくれる。

ルイ:今日はどんなサポートが必要ですか?

ナツメ:返答は、心の中で唱える。 あ、えと・・。憧れの先輩、アオイさんとのデートを絶対に成功させて、良い所をいっぱい見せて、最後に・・、告白する!から、そのサポートをしてほしい!

ルイ:任せて、ナツメ。まずはリラックスして、自然体でいることが大切だよ。アオイさんはナツメの素直な姿が好きなんだから。

ナツメ:えええ!?いや、アオイさんは、まだ僕(私)の事が好きかどうか分かんなくて、、あ、、、でも、祭りの誘いに乗ってくれたって事は、少なからずそういう気持ちが・・、って何言ってんだ僕(私)!!そんな!!そんな、事っ・・・・!!ああああどうしようううめっちゃ緊張するううう(頭抱える)

ルイ:緊張するのは当然だよ、ナツメ。でも、その緊張を乗り越えることが大切なんだ。まずは、深呼吸して、楽しいことに集中しよう。アオイさんと一緒に笑って、楽しんでいるうちに、自然と緊張もほぐれるはずだから。

ナツメ:た、たしかに。はあ~~。深呼吸・・(深呼吸する)スーハー・・。ああ、なんか楽になってきた気がする・・。

ルイ:よかった、ナツメ。その調子だよ。楽しいことに集中して、アオイさんと素敵な時間を過ごそう。きっと良い思い出になるから。自分らしく、自然体でいれば大丈夫。

ナツメ:ありがとう~~;; 

ああ、親切度☆5(ほし ご)のやつで買って良かった~~~

ルイ:じゃあ今から2時間、サポートするね。

ナツメ:うん、よろしく! ・・・そう。2時間。このサポートは、システムの関係上、使えるのは2時間だけ。今から2時間で、告白、成功させるんだ・・!

アオイ:ナツメさん、

ナツメ:わああああはい!??!?

(突然声をかけられてビビるナツメ。)

アオイ:ああゴメン。驚かしちゃったね。

ナツメ:あああいえ!!全然!!!大丈夫です!

アオイ:なら、良かった。

ナツメ:あ、はい・・!!!

・・・って、ちょっと待って今日のアオイさんの私服めっっっちゃ良くないか??え??かっっっっわい(かっっっっこい)・・・・

アオイ:・・・。? 

ナツメ:・・・・・あ、えと・・

アオイ:うん。・・・?

ナツメ:・・・・・わああああどうしよう何しゃべったら良いんだ?!?!ル、ルイ!僕(私)どうすればいい?!?!

ルイ:ナツメ、落ち着いて。自然に感じたことを伝えればいいんだよ。例えば、「今日の服、とても似合ってるね」とか。褒め言葉は相手を喜ばせるから、素直に感じたことを伝えてみて。

ナツメ:わ、わかった・・!!

アオイ:・・・。ナツメさん? 

ナツメ:あ、えと・・・・・。今日、の服、すごい、似合ってます・・・ね!

アオイ:え?

ナツメ:あ!いや、急にごめんなさい!なんか、あの、

アオイ:・・・・。

ナツメ:私服、初めて見た、から、・・あの(ごにょごにょ)

アオイ:(どもってるナツメの言葉に被せて)嬉しい。

ナツメ:えっ

アオイ:(にっこり笑って)ありがとう。

ナツメ:はうっ・・・

アオイ:行こっか。

ナツメ:あ・・は、はい!!  うわあ~~~はあ~~~~・・心臓が、もたない・・・。

(アオイとナツメ、2人で歩き出す)(ここからBGM入る。ダイジェスト風に2人の様子をお届けします)

ナツメ:ルイ!1番最初は、どの屋台に行くと良いかな?!

ルイ:最初に行くなら、射的や金魚すくいのようなゲーム屋台がおすすめだよ。楽しくてリラックスできるし、アオイさんと一緒に盛り上がれるから、会話も自然に弾むはずだよ。

ナツメ:アオイさん! 金魚すくい行きましょう!

アオイ:いいよ。どっちが多くすくえるか勝負ね?

ナツメ:よ~し!! 負けないぞ!

(水の音)

ナツメ:うわああダメだ、全然すくえない!

アオイ:ほいっ、よいしょっ、えい

ナツメ:アオイさん、上手ですね?!?

アオイ:結構、得意なんだよね~。あっ、ナツメさん!洋服の裾(すそ)、濡れてるよ!

ナツメ:え? うわっ!やば!! 前のめりになりすぎた・・!!わ、あああっ(バランス崩してこける) いてててて・・

アオイ:ぷふ、あははは、大丈夫?落ち着いて?

ナツメ:だ、大丈夫です・・!! ・・・・・うわあああ~~尻餅ついた~~はずかしい、ヤバイ、挽回しなきゃ。

ルイ!次の屋台は何が良い!?

ルイ:次は、食べ物の屋台に行くのがいいんじゃないかな。たこ焼きや焼きそば、綿あめなんかが定番だね。

ナツメ:アオイさん!たこ焼き、食べに行きましょ!

アオイ:うん・・?良いよ?

ルイ:食べ物をシェアすると、自然に会話も弾むし、アオイさんとの距離もさらに縮まるかも。

ナツメ:アオイさん!たこ焼き、どう、ぞ・・(たこ焼き落とす)あっ。

アオイ:あ、落としちゃったね、大丈夫?靴、汚れてない?

ナツメ:あわわわ、だ、大丈夫、です・・・!
・・・・あああダメだ!またやっちゃった・・。ルイ!次の屋台、どこが良い?!

ルイ:次に行くなら、くじ引きや輪投げの屋台なんかどうかな?

ナツメ:アオイさん! 次、くじ引き行きましょう・・!!

アオイ:え?くじ引き?

ルイ:運試しができて、アオイさんと一緒にドキドキ感を共有できるよ。

アオイ:あ、見て。あのクッションかわいくない?

ルイ:もしアオイさんが欲しがっている景品があれば、それを一緒に狙ってみるのもいいかも!

ナツメ:じゃあ、アレ一緒に当てましょ!!

アオイ:一緒に・・?

ナツメ:せーの!

アオイ:あ~、全部外れちゃったね・・。

ナツメ:んんん、悔しい・・・。いや、次だ・・・!!ルイ!!次の屋台は何がいいと思う?!

ルイ:次はかき氷の屋台に行ってみるのはどうかな?

アオイ:かき氷おいしいね。

ルイ:冷たいかき氷を食べながら、少し休憩するのもいいかもしれないね。

ナツメ:ルイ!次は?!

ルイ:次はヨーヨー釣りの屋台で、上手くできるか競い合ってみるのも面白いかも

アオイ:ヨーヨー好きなの?

ナツメ:ルイ!次は!?

ルイ:次は、お面屋さんに行こう。

ナツメ:次は!?

ルイ:次はスーパーボールすくいの屋台で、どれだけたくさん取れるか競うのも盛り上がるよ。

アオイ:??

ナツメ:次は!

ルイ:次は焼き鳥やイカ焼きの屋台に行ってみるのもいいかもしれないね。

ナツメ:次は?!

ルイ:次は、・・・

アオイ:・・・・・・。?

(花火が見えるポジションに到着)

アオイ:たくさん屋台まわったね。ちょっと座ろうか。

ナツメ:はい!! あ、ごめんなさい、疲れましたよね・・!

アオイ:ううん。大丈夫。

(そろそろ花火が上がる時間。)

ナツメ:・・・ルイ!そろそろ、花火が打ち上げる時間なんだけど、ここで、告白すれば良いかな?!

ルイ:ナツメ、花火のタイミングでの告白はとてもロマンティックだよ。アオイさんにとっても、きっと特別な思い出になるはず。

ナツメ:よし・・!スー、ハー(深呼吸)

ルイ:最も大切なのはナツメが自分の気持ちを正直に伝えること。花火が打ち上がる瞬間を狙って、勇気を出して想いを伝えてみて。

アオイ:ナツメさん。

ナツメ:あ、はい!どうしました?!

アオイ:・・・。

ナツメ:・・・? 

アオイ:・・もしかして、今日、無理して祭りに来てくれたのかな。

ナツメ:え? そんなことないですよ・・?!

アオイ:そっか。

ナツメ:はい!

アオイ:・・・。

ナツメ:・・・・。ん?

アオイ:・・・。

ナツメ:・・・ルイ、なんか、アオイさんが

アオイ:今日さ。

ナツメ:あ、はい!!

ルイ:アオイさんがどうかしたの?

アオイ:ナツメさんが、頭をずっと手で抑えて、固まってる時が多かったから、もしかして、頭でも痛いのかな?と思ってて、

ナツメ:あっ、それは、、

アオイ:体調が悪い中、来てくれたのかと思った。

ナツメ:・・・!

アオイ:今日、なんか、いつものナツメさんじゃないよね。

ナツメ:・・!!あ、ごめんなさい!全然、元気です!元気なんですけど!ただ、ちょっと、あの、緊張しちゃってて、

アオイ:・・・そっか。

ナツメ:すみません・・!

アオイ:ううん。

ナツメ:・・・・・ヤバいヤバいヤバいどうしよう、どうしよう、どうしよう・・・!ルイ! どうしよう・・!!

ルイ:ナツメ、大丈夫だよ。何があったのか、ゆっくり教えて。

ナツメ:ルイ、

アオイ:無理しないでね。

ナツメ:・・!

ルイ:何でもサポートするからね。

ナツメ:・・・・。ダメだ。
こんな・・サポートなんて・・!!!
ルイ!ごめん!!!切る!!!

(電子音。サポートAIのスイッチを切る音)

ナツメ:アオイさん!!!

アオイ:は、はい?

ナツメ:あ、急にごめんなさい。あの、今日は、えっと。
本当に、 頭が痛いわけでもなくて、体調が悪いわけでもなくて、ですね。その・・、アオイさんに、伝えたい事があって、ここに来ました。

アオイ:・・・え?

ナツメ:今日、2人で一緒に、夏祭りに来れて、すっごく嬉しいし、楽しいし、胸が、すごく、もう破裂しそうなぐらい、バクバクしてて。失敗したくない、嫌われたくない、そんな気持ちが大きくなりすぎて、アオイさんの事を、ちゃんと見られていない時が、ありました。本当にごめんなさい!!

もう頭の中がグチャグチャで、まとまらないんですけど、でも、だからこそ!

(アオイを真っ直ぐ見つめるナツメ)

ナツメ:ちゃんと、アオイさんの目を見て、ちゃんと、自分の言葉で、伝えます!!!

アオイ:・・・!

ナツメ:アオイさん!!
(アドリブで告白。思い付かない場合は下記文章言ってください)

◆実は、ずっと前から、アオイさんの事が好きでした!僕(私)と、付き合ってください!
◆僕(私)は、すんごい口下手だし、どんくさいし、また迷惑かけちゃうかもしれないけど、でも、これからもアオイさんと、一緒にいたいです!僕(私)と、付き合ってください!
◆ずっと、仕事を一生懸命頑張っている姿に、惹かれて、憧れていました!あなたの事が好きです!僕(私)と、付き合ってください!
◆ずっとあなたの事が好きでした。こんな僕(私)だけど、この先守っていくし、大切にしていきます。大好きです。付き合ってください!

アオイ:(アドリブで、告白にOKの返事してください。思い付かない場合は下記文章言ってください)

●ビックリした。・・でも、嬉しい。ありがとう。これからもよろしくね。
●私(僕)なんかで良いの?・・・ありがとう。
●ふふっ。ありがとう。実は、私(僕)も、ずっと好きでした。これから、よろしくね。
●・・私(僕)で良ければ。よろしくお願いします。

ナツメ:・・・!!!

(花火ばこーん打ち上げる)

ナツメ:こうして、僕(私)とアオイさんは、付き合う事になった!
AIの力に頼りきりになるよりも、自分の目で見て、自分の言葉で伝える大切さを学んだ。
花火に照らされたアオイさんの横顔は、すごく、すごく、綺麗だった。

ルイ:類を見ないほど、
アオイ:青い
ナツメ:夏

ナツメ:今年の夏は、これからもっと、色鮮やかになる。


台本についてのお知らせ

#れーぬさろん 台本募集企画 の作品として参加します。
テーマ:「夏祭り」


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