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恋心ってなんだろう

初恋についてのお題を頂いたのですが、、、
恥ずかしいとか隠したいとかそういうことはなく、今が精一杯で盛りだくさんすぎるから、記録に残していないことの記憶がほんとにない〜。
まずは、帰省するたびにおかんに聞かされるわたしの初恋の話を書いちゃおうと思います。

ぴかりちゃん(5)の初恋

5歳のぴかりちゃん、幼稚園に通ってたんです。
ぴかりと名乗ってるからだいたいみんな察してくれるだろうけど、ほんとはひかりちゃんなんですよね。
わたしの初恋の人は、わたしと同じく「ひ」から始まる名前で。

ひらがなの「ひ」が判別できた
→ロッカーや持ち物のお名前が読めるようになった
→読めるから名前を呼ぶことが(読むことが?)増えた
→脳内でそのお名前反芻
→すきっ❤️
みたいな流れだったみたい。

顔がすきとか、優しくしてもらったからすき、とかそんな記憶は一切なくて、幼稚園バスもコースが違ったらしいから一緒にならないし、きっかけはひらがな一文字だったなんて、5歳児の考えることは理解できぬ。

その後は別々の小学校へ行き、中学校でまた一緒の学校へ通うことになったけど、1学年7クラスのまあまあ大きめの中学校だったので、クラスが一緒になることもなく、どれが「ひ」のつく彼だったのかもわからないまま卒業。卒業アルバムで顔を知ったのでした。

パートナーという存在がよくわからなかった

中学・高校はお付き合いしていた人もいたけれど、なんせ部活が忙しくて。好きと言ってくれた殿方とは、嫌いじゃなかったらお付き合いしてみるんやけど、学校から一緒に帰るとか、夜までメールしてるとか、そんな感じで。
別におでかけとかもしなかったし(部活忙しすぎて)、別れようと言われてもはーいって感じで翌日から学校で普通に接していたし、恋愛感情よくわからなかったんだな笑
そのときそのときはちゃんと向き合ってたと思うけど、どこか冷めていたと思う。

いろんな感情を知った大学時代

大学生になって、わたしは滋賀から飛び出し、愛知県でひとり暮らしをすることに。
他県から愛知県でひとり暮らしを始めた子は学科に3割くらいしかいなかったから、男女関係なく自然と仲良くなった。
授業後はバイトして、夜は課題のわかんないところを集まって教え合ったり、カラオケとかボーリングとか遊んだりして、みんなで過ごしてた。
仲良くしていたメンズメンバーの1人に個別に誘われるようになり、なんだかんだでお付き合いすることに。
わたしも彼もすごくひねくれた性格ではあったけど、わたしのことを理解しようとしてくれていたし、そんな彼をすごく信頼していた。

4年くらい付き合っていた彼にはわたしが今まで知らなかったいろんな感情を教えてくれた。
・彼のバイトが終わるのを待っているあいだの「早く会いたいな」
・おいしそうなレシピを見つけたときの「一緒に作って食べたいな」
・お正月やお盆でお互いが実家に帰っていて会えないあいだの「さみしいな」
・クラスの他の女の子と話しているのを見たときの「あんまり仲良くしてほしくないな」
・熱を出したときの「一緒にいてほしいな」
・面接や試験の際の「うまくいってほしいな」
バイトが別々なだけで、ほとんど一緒に過ごしているのに、それでもなお同じものを見ていたいし、同じことで喜んだり悲しんだりしたいと思った。

きゅん🫰な感情はそのときもよくわからなかったけど、ワガママや嫉妬が湧き上がる自分の感情が怖いとさえ思ったし、人を好きになるとこんなにも自分が自分じゃないくらい気持ちを制御するのが難しくなるんだということを知った。

最終的にはお別れしてしまって、わたしはパパと結婚したし、彼も誰か素敵な人と結婚したらしい。別々の人生を歩むことになったけど、彼はわたしの人格を形成する上で大切なひとりだったと思うし、いまでも感謝しかないなあ。

連絡取ろうと思えばいつでも取れるんだけど、同窓会とかあればまた会えると思うから、それまで元気でいてほしいし、幸せに過ごしてるよ!って胸を張って言いたいなと思う夏の夜でした。


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