強く瞬く星のような人に惚れ込んでしまった話
いつも明るく優しく仲間を思いやり、ただひたすらに顔が良く、それでいて努力家で、真摯で、謙虚で、ときにはお茶目で、前向きで、一生懸命で、誰よりも自分と仲間を信じ、愛と感謝を忘れず、夜空に輝く北極星のように美しく、愛し愛されるために生まれてきた、まさにこの世の奇跡。
思想の偏りまくった私は、リョウキくんをいつもそんなふうに思っている。
今日、4月26日は、BE:FIRSTのメンバー・俳優として活動する三山凌輝くんのお誕生日。リョウキくんが生まれた今日この日に、私がリョウキくんに心を奪われた経緯について話そうと思う。
私について
今月から社会人になった新卒女。推しと飼い犬と フカフカのお布団が大好き。朝ごはんはパン派、目玉焼きはマヨと醤油、サッポロ一番は塩、蕎麦よりうどん、焼肉より寿司。
リョウキくんとの出会い
私がリョウキくんを一番最初に認識したのは「映画HIGH & LOW THE WORST X」(通称ザワクロ)だった。
ザワクロにリョウキくんが出演することは、公開時点だと微塵も意識していなかった。なぜなら私は鈴蘭と鳳仙にキャストとして出ていたFANTASTICSのメンバーが好きで、そのメンバーを観に行くつもりだったからだ。
ちなみにBE:FIRSTのことはグループ名だけ知っていて、Shining OneとBye-Good-Byeはなんとなく聴いたことがあるというほとんど知識が無い状態だった。なので過去の自分に往復ビンタを100発ほどお見舞いしたいところだが、この時点ではリョウキくんのことは1ミリも注目していなかった。
だが私はこの映画の真の恐ろしさを翌9月10日に知ることになる。
公開日の次の日、さっそくザワクロを観に行った私が、鑑賞後に一番に思ったこと。それは。
須嵜亮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だった。
鈴蘭を観に行ったはずなのに。おかしい。何もかも予定が狂った。
私は名前も顔も知らない人が演じるキャラクターのことで頭がいっぱいだった。
主人公楓士雄がいる鬼邪高と対立するのが瀬ノ門工業率いる三校連合。その瀬ノ門にいる最強の男が須嵜亮だった。
この須嵜という男、幼少期にある男と交わした約束を高校三年生まで胸に秘め、おそらくずっと一人で鍛錬を重ね最強になった人物なのである。ね、なんかもう、ヤバい匂いがするじゃん???
その須嵜と約束を交わした男こそがリョウキくん演じる天下井公平だった。実家がお金持ちの天下井は、金で人を駒のように扱い、まだ余力のあった司を鉄パイプで殴り強制シャットダウンさせ、そのまま誘拐し、縄で拘束し、顔に蹴りを入れ、高い場所に吊るして落とし、レンチで首を絞め、おそらく司以外の人間ならとっくに息絶えてるであろう暴力を振るい続け、加えて仲間を全く信用しないという文字通りの最悪人間だった。主人公の楓士雄とはまるで対極にいる卑怯で小物な悪役をリョウキくんは見事に演じきった。
それでも鑑賞1、2回目の時点ではまだ須嵜に頭の中を支配され、天下井のことまで思考を巡らす余地が無かった。鑑賞3回目ぐらいになってきたとき、ふと、須嵜の斜め前に立つ天下井のことが気になるようになった。こんなに何もかも最悪で、良いところは顔くらいしかない小物になんでアンタは着いていくのよ…この男のためになんで涙を流すのよ…マイエンジェル須嵜はこんなに強くて完璧で可愛いのになんで私じゃなくてその白髪卑劣悪党男を選ぶのよ…………!?!?(??)みたいな感情になった。
映画を何回か見て分かったのが、天下井公平というキャラクターが見れば見るほど悪役としてとても魅力的な人物であるということだった。
私が元々悪役好きというのもあるのだが、天下井公平という男の背景にある"過去に信頼していた人から裏切られた経験があるのではないか"という推測が浮かぶこと。例え映画で描かれていなくてもリョウキくんの演じる天下井からは、多分コイツも過去に色々あったんだろうな…と感じる。現に私はこのせいで天下井に滅茶苦茶肩入れしてしまっているし。また、わざわざ敵高校(楓士雄)に電話をかけて煽ったり、人質の居場所を校内放送したり、司を吊し上げて楓士雄の怒りをさらに買うような真似をする、その子供じみた行動の数々がなんだか人間に構って欲しい猛犬のチワワのように見え、天下井というキャラが少し可愛く思えた。
そんな傲慢チワワの天下井公平ぼっちゃんも物語の最後には負けを認め、須嵜の涙を顎掴みからの親指で拭い、「俺と亮でな」というハイロー史に残る名言を残し、須嵜に笑みを浮かべて手招きをし自分の隣に乗せロールスロイスで颯爽と去る。もしここで情けない顔と声で「お、お前ら、覚えてろよ〜!」とか言って須嵜を置き去りにして逃げ出したりすれば、"天下井=みっともないただのイキリ雑魚"認定するし、いくら悪役好きの私でももう二度と面見せんなよくらいは言うかもしれないが、天下井さんはこうではない。
しかも天下井さんはあれだけ他校を巻き込みやりたい放題荒らしたくせに謝罪も何もしていない。なのに最後は何故か許された雰囲気になっている。せめて司には謝罪しろよと思わなくもないが、結局「俺と亮でな」という最強ワードと顎掴み涙拭いという最強ムーブのおかげで全部チャラになってしまった(?)。天下井さんが許されたのは須嵜のおかげが大きいが、須嵜を受け入れる器が天下井さんにあったこともポイントである。
挙げ句の果てにはその後再び何食わぬ顔で楓士雄と司の前に現れ、須嵜の通訳をしている。あんなにボコボコにされて指まで折ってきた相手なのに全く気にして無い様子で。むしろ天下井は垢抜けてスッキリした顔をしており、須嵜の方はさらに最強の刺客顔(?)になった。こんな凄い逆転劇が可能なのかとも思ったが、天下井公平はそれを可能にした。これは持論だが、自分の負けを認めることのできる男は強い。そして天下井さんは負けたからといって決して頭の座を譲る気はなく、ここからまた須嵜と共に這い上がっていくのだ。あんだけボロクソに負けたのに、この余裕すら感じさせる一連の行動。もしかしたら天下井さんは生まれながらにして王になる運命なのかもしれない。そういう星に生まれた人間なのかもしれない。だってメンタルとかがなんかもう意味分からないくらいイケメンだし。普通無理だよ。あんな負け方したら恥ずかしくて死にたくなるのに。なんだこの男。いっそ付き合いたい(?)。でも私は駒となり地面にデコを擦り付けることしかできない。
天下井公平さん、なんてカッコ良い男なんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神様もびっくりの手のひら返しである。
それから天下井さんの魅力に囚われ、すっかり天下井さんファンになってしまった私は、当然今まで見ていなかったインタビュー動画や記事を見たり読んだりすることになる。
そこでリョウキくん自身の天下井という役への理解の深さに感動した。そして映画のキャラとはまるで別人な、明るく元気な弟気質であるという本来の姿にギャップ萌えした。こんなに可愛くて根っからの善性の人なのに、なぜあんなに完璧な天下井公平を演じられたんだろう。作品への丁寧な向き合い方、俯瞰して見る力、役の解像度の高さ、単純な芝居の上手さ。演技のことは何も知らないし何か言える立場でもないけど、シンプルに凄いなと思った。ありがとうリョウキくん、この役を引き受けてくれて。リョウキくんでなければ、きっと私は天下井というキャラをここまで好きになることはなかったと思う。リョウキくんの演じた天下井とユウタくんの演じた須嵜がいたから、瀬ノ門という敵高含めてHIGH & LOW THE WORST Xという作品を好きになれた。
また、インタビュー等での受け答えも100点満点。オーラから貫禄すらも感じられるリョウキくんの年齢を気になって調べて23歳だと知った時の衝撃は今でも忘れられない。一瞬、年齢詐称を疑ったレベル。私がリョウキくんの言葉で印象に残っているのが、初日舞台挨拶で壱馬さんからの手紙を受けたあとの「絶対前作の作品に泥を塗りたくないって気持ちで、僕と悠太くんは瀬ノ門工業を背負って作品に参加させてもらった」というコメント。そこまで自分の思いを曝け出さなくても良いのに、リョウキくんの正直で真面目なところが出たのかなと思ったし、その眩しいくらいに強い覚悟が余計に胸に突き刺さった。年上が多い現場でも、他のキャストとの仲睦まじい様子からコミュニケーションも上手なのか…と、もうお手上げ状態。何より劇中ではほとんど見られなかった素の笑顔が本当に綺麗で可愛くて素敵だった。
この時私は人生で初めて、俳優を生業にしている人を好きになった。
これが私とリョウキくんとの出会いである。
"推し"になるまで
役者としてのリョウキくんに出会い、様々なコンテンツを見ていく中で、BE:FIRSTのリョウキくんのことも急激に知っていく。私は今まで演技のお仕事もするアイドルやアーティストを好きになったことは何度もある。でも俳優とアーティスト、両方の肩書きを持ちそれぞれ別の事務所に所属して活動する人を好きになったのは初めてだった。割と特殊なケースだと思うし、これも私がリョウキくんに興味を持った要因の一つだと言える。
ここからはリョウキくんの「これはヤバい、なんかもうヤバすぎて無理、こんなん好きになるしかないじゃん」という感情にさせられたものを厳選に厳選を重ね、5つ紹介する。
その①
Bye-Good-Byeのマルチアングル
これはリョウキくんを知って割とすぐ見た動画で、一番擦っているといっても過言では無い。リョウキくんのことを誰かに知ってほしいなら、まずこれはマストで見せるべきだと思う。確実に落ちる。
見る者を掴んで離さない、その磨きに磨かれた表現力、パフォーマンス力、ステージング力はリョウキくんの代名詞だと思うが、私も見事に心を掴まれた。一瞬たりとも隙のない表情はもはや管理されたとかの次元じゃない。ステージ上では常に自分は見られているという意識を途切れさせず、カメラに抜かれていようがいまいが、一秒も隙を見せない。しかも同時に歌って踊るということもするので、歌もダンスもできない私からしたらもう訳がわからない。"自分を魅せる"という特殊技能をリョウキくんは完璧に得ている。チーム全体の表現力の底上げを図っているのはリョウキくんの力が大きいと思う。これは持って生まれた才能なのかセンスなのか、努力によって培われたものなのか…どちらにせよそう簡単には到達できないレベルにいる気がする。私としては、この天才的な表現力が世界に見つかる日が一日も早く来て欲しいなと思う。
その②
SUPERSONIC 2021
YouTubeにはSOしかないが、去年の10月中旬ごろにちょうど良いタイミングでSUPERSONIC 2021の再放送があった。
私はそれを見てかつてないほどに衝撃を受けた。
トップバッターとしてステージに出て来るBE:FIRST。結成してすぐ、そして初めての有観客ということもあってメンバーは緊張しているように見えた。それでもその緊張感を上手くコントロールし、その時にしかできない音楽を届ける姿に胸が熱くなった。
そんな中、一人明らかにステージ慣れした、明らかにアリーナ何公演か経験したであろう、明らかにプロの雰囲気の人がいた。それはリョウキくんだった。BE:FIRSTみんなを満遍なく見ようと思っていても目に飛び込んでくるリョウキくんのパフォーマンス。圧倒的な存在感。この時点でまだデビューに至っていないというのに、リョウキくんはすでに完成された空気感を纏っていた。堂々と前を見据え、メンバーには笑顔で目配せをし、英語で煽り、高いスキルで魅せ、客のテンションを上げ、そこにいるすべての人を巻き込んでステージを自分のものにするリョウキくんの勇ましい姿はライブ中途切れることなく続いた。バンドが中心のフェスという場で、結成したばかりのボーイズグループが出演するのはアウェーだったかもしれない。イヤモニも無い中、緊張感しかないSUPERSONICのステージで、リョウキくんは微塵も焦りや迷いを見せず、フルスロットルで動き続けていた。デビュー前段階でここまで出来るメンバーがグループにいることはグループにとってもファンにとっても本当に心強いだろうなと思った。
その③
Mission in B.A.C. LINE LIVE
これはリョウキくんの俳優オンリー時代のLINE LIVEで、顔と犬歯と可愛さと赤ちゃんみを1時間半ぶっ続けで味わえる気絶必須の激ヤバ動画である。(当時まだ未成年)(死ぬ)(あまりにも可愛い)
とにかくずっと可愛い。何しても可愛い。声が可愛い。黙ってても可愛い。画面いっぱいに映る顔が可愛い。基本ニコニコしてて可愛い。犬歯が可愛い。目も大きくて可愛い。スタッフのお姉さんの説明をそのままおうむ返しのように音読するのも可愛い。今はあまり見られない不慣れ感が可愛い。英語が得意なのに英語問題でド忘れしてミスりそうになるのも可愛い。その後ペラペラの英語を喋って挽回するのも可愛い。リアクションも可愛い。拍手も可愛い。ジェスチャーも可愛い。もう全部可愛い。傾国する可愛さ。狂う。私の持ちうる全ての語彙を使ってもリョウキくんの可愛さは到底言い表せない。というかこの世にある言葉を全て用いてもリョウキくんの可愛さは表現できない。可愛いを表す可愛い以上の言葉があれば良いのにと思う。とにかく、リョウキくんの美しさを照らすために太陽は輝くし、リョウキくんの可愛さを祝福するために鳥は歌うし、リョウキくんのカッコ良さを際立たせるために花は咲くのだと思う。時代が違えばリョウキくんを巡って争いが起こり、世界が滅びていたかもしれない。もしくは、リョウキくんの可愛さを象徴として国同士が手を取り合い、世界平和が実現していたかもしれない……………………………………(限界)
残念ながら2023年の3月31日でLINELIVEがサ終になったので、このリョウキくんは幻になっちゃったけど………(泣)本当に可愛かったのでまだ見たことない人にも見てもらいたかったな……金なら出すので映像だけ買い取らせてください………
その④
あの日のTHE FIRST リョウキくん回
Huluでザストを完走した後、次に見たのはあの日のTHE FIRSTシリーズだった。このリョウキくん回で私は改めてリョウキくんの内面・マインド・性格・思考に惚れた。
このリョウキくん回を見て一番感じたことは、リョウキくんは自分も周りも含めてあらゆることを俯瞰して見れる(見る)人だなということ。受け答えが地に足着いているというか、今という現実を一番よく見ている人、でもその先の未来も予測できる人。現実主義でありながら、理想を追い求めることができ、そこのバランスが上手く取れる人。理想はこうなりたいから今はこれをするということが感覚的にできる人。実はジュノンくんの回を見た時も同じように感じた。オーディション中は特に一緒にいて仲を深めたジュノリョキ、何となく考え方とか価値観が似てるから気が合ったのかなとか思った。リョウキくんが最終審査で名前を呼ばれた後、ジュノンくんとリョウキくんがお互いの顔を見て心の底から安堵したような表情を浮かべていたこと、今思い出しても泣ける……
話が逸れたので戻す。
リョウキくん回、個人的にとても面白くて何回も擦って見てしまう。社長と初めて会ったときの印象は?という質問に他のみんなは「本物だ…!」「あのSKY-HIさんだ…!」という感じなのにリョウキくんは「審査員の人」という認識。オモロすぎる。さすが今まで数多のオーディションを経験してきた男。面構えが違う。合宿最終の対戦相手はSKY-HIですって聞かされた時の心境も、他の人は「やっぱりな〜」とか「意外でした」とかなのに、リョウキくんは「(曲の終わりに合わせて名前を言うの)さすがラッパー」って褒めてんのか弄ってんのかよく分からん感想。マジで面白い人だよ。
社長からのアドバイスも、一回飲み込んだ後にちゃんと自分で分析して解釈するのが本当に賢い。ただ言われたことを真に受けるんじゃないのが、本気で挑みに来ている感じがある。審査してくれたSKY-HIさんにも失礼じゃないし。人からのアドバイスを100%聞いてそのまま自分に反映させるんじゃなく、100%聞いた上で自分の想いや価値観や長所と照らし合わせてここはこうしようと考えられることが素晴らしい。グループに選ばれる側として守りに入るんじゃなく、自分の理想やビジョンをオーディションという場でも貫き通しているところ。カッコ良すぎる。結果、それが今のBE:FIRSTのパフォーマンスにも活きているよね。リョウキくんの、最後は自分を信じているところが本当に大好き。そして何事も経験、次に活かせば良いと思っているところも好き。変に落ち込んだり下を向いたりせずに、自信を持ってポジティブに考えられるところ本当に尊敬する。
リョウキくんがみんなの素顔や印象を話しているところも良かった。自分の回なのに他の仲間の話をたくさんするしエピソードも多いし、これは全員と満遍なく関わりがないとできないし、本当に周りをよく見てる人だなと感じた。SKY-HIさんが最終的にリョウキくんをBE:FIRSTに入れたのはスタッフや参加者など周りからの評価が高かったから、というのも頷ける。以前よりも成長していてもう初心者扱いはして欲しくないだろうというレイちゃんの複雑な気持ちを察してダンスを教えていた、というところも正直びっくりした。自分もオーディション生のはずなのにそれを差し置いても相手を想ってあげられる。もしかしたら人に教えることで自分も成長できると思ったのかもしれない。リョウキくんがどう思っていたにせよ、リョウキくんの優しさと気遣いにア〜〜〜愛だ……愛の人だ……好き………(泣)と私はまたリョウキくんに惚れてしまった。
その⑤
Stray Kids「Top」を3ヶ国語でカバーしたMV
やっぱりこの動画なくして語れない。リョウキくんが大好きなStray Kidsの「Top」という曲を日本語・英語・韓国語でカバーしたMV。ダンスも即興で踊り、衣装や髪型もそれぞれに合ったものを3種類用意。各国のイメージに合わせた衣装を用意するところにリョウキくんのこだわりが見える。最初から最後まで圧倒されるし、初めて自ら手掛けたMVにしてはクオリティが高すぎる。
SKY-HIさんがこの動画を見てリョウキくんを見つけザストに誘ったことでBE:FIRSTのリョウキくんとしての道が開かれたことは、後世に語り継いでいくべき伝説でしょう。コロナで俳優業が滞り思うように仕事が出来ず、いつもポジティブシンキングなリョウキくんも流石に落ち込んだというが、落ち込んでも前進できるのがリョウキくんの凄いところ。人脈を駆使して知り合いのカメラマンやスタイリストなどに無償で協力してもらったという。これもリョウキくんの凄いところ。これだけクオリティの高いものを作るには本来それなりにお金がかかりそうなものだが、リョウキくんがピンチの時にギャラ無しでも協力してくれる人たちがいることこそが、リョウキくんの人格を物語っていると思う。
そしてリョウキくんが選んだこの「Top」という曲、歌詞を見てもらえれば分かるがワードがリョウキくんにハマりすぎている。スキズの曲なのに、リョウキくんを体現したかのような歌詞。リョウキくんも当時の自分の気持ちに合う曲を選んだんだとは思うけど、それにしてもリョウキくんの生き様をそのまま歌ったような曲で、何度聴いてもびっくりする。「人生がまるごと商売道具」じゃないけど、BE:FIRSTになる前からずっとリョウキくんの信念は変わらないんだなあと思ってちょっと泣きそうになった。選曲もリョウキくんらしさが存分に出ていて、何度見ても新鮮に感動しリョウキくんの原点に帰れるのがこのMV。
THE FIRSTについて
もはやこのテーマだけでNoteが1個書けてしまうんだけど。私はそもそもオーディション番組というものが苦手だった。なんというか、ひたすらに残酷で人の感情が剥き出しの、ピリピリした空気が常に張り詰めているというイメージ。その感じが苦手すぎて、当事者じゃないのに胃が痛くなってくる。勝手な想像で、オーディション番組とはこういうものだと偏見を持っていた。
なのでTHE FIRSTもなかなか手を出せず、まあ見なくても応援はできるし良いか…と思っていた。ところが、その番外編で富士急に行く回があることを知り、私は推しが遊園地ではしゃぐ様子を見るのが三度の飯よりも好きなので、これは見なくては…となり勢いのままHuluに加入。早速ウキウキで富士急回を見るが、BE:FIRSTのメンバーはかろうじて分かるものの全然知らない人もいるし、なんかSKY-HIさんも一緒に騒いでるし。しかも私が想像していたより遥かに和気あいあいとしていて、全員仲が良さそうで、オーディション中…だよね?そもそもオーディション中に富士急に行くのもおかしくない…?みたいな。そこで、なんかこれはオーディションを見た方が良いかもしれない…と思い、ようやくザストを見始める。
結論から言うと、マジで見て良かった。
まず、BE:FIRSTのメンバー含め合宿組の名前と顔を完璧に覚えることができたし、何より良かったのはザストを見る前はBE:FIRSTの曲を聴いても誰がどのパートなのか(リョウキくんがどこを歌っているのかすら)全く聴き分けられなかったけど、ザストを見た後は誰が歌っているのか声で分かるようになったこと。これは本当にびっくりした。
そしてザストは私が勝手に思っていたオーディション番組のイメージとは全く違っていた。
SKY-HIさんが参加者につられて踊り散らかし、一緒に合宿生活もし、誕生日サプライズもしかけ、みんなでSKY-HIを倒すぞ!の円陣になぜかSKY-HIさんもいるし……普通に楽しく見ることができた。それと同時に、才能の塊みたいなバケモンがこんなにいるなんて…まだまだ日本も捨てたもんじゃないな…(誰目線だよ)と思ったりもした。
リョウキくんのこともより好きになった。
時々ふとクリ審のチームBでのリョウキくんを思い出して泣きそうになってしまう。後々微妙な立ち位置になってしまったけど、作詞作曲未経験なのにチームのために先陣切ってアイデア出したり纏めようとしたりするの本当に偉いなと思ったよ。誰かがやらなきゃいけない場面で一番に手を挙げられる人の存在って本当に貴重だと思う。リョウキくんが「新しい振りを引っ張ってくるのは良いと思うけど大まかな振りは元に戻しても良いんじゃない?」と提案したのは残りの練習時間の短さとダンス未経験のジュノンくんを慮ってのことだと思った。それがあの日のザストでのジュノンくんの「リョウキは意見を言えるけど、人を助ける時にその部分を出すから、凄く救われた」という発言に繋がるのかなと思う。それに新しく振りを作ってくれたランくんリュウヘイくんのことも考えて上手く折衷案を出してくるなんて、どこまで賢くて優しい人なんだろう…と思った。このチームBでの経験も結果として良い風に捉えて、しっかりその次の審査に活かしてるリョウキくんあまりにもカッコ良すぎるんよ。そしてどのチームよりも苦戦してどのチームよりも歯痒い思いをしたチームBが作った曲が「Good Days」というエモさ。やっぱり泣いてしまう。みんな幸せになって。
どのパフォーマンスも滅茶苦茶良かったのだが、個人的に一番刺さったのはClubJRLのLonely Nightだった。自分たちで一から作った歌詞も良すぎるし、決まった振りとフィーリングで踊る振りのダンスの分量も絶妙だし、三人の歌声も表情もラップも曲調も全部が私好みの大優勝。てか音源まだですか????未だに待ってるんですが?????????権利の関係とかもう、そこら辺どうにかして????????ほんとに。頼みますよ。それから、この3人が組むことになる経緯も良い。表現力が課題だったレオくんとジュノンくんはリョウキくんからそれを学ぼうとし、リョウキくんもそれに全面的に協力した。3人の気持ちの持ちようが本当に好きで、同じオーディションの参加者で年齢も大体同じくらいの人から技術を吸収しようと思うレオくんジュノンくんと、自分の特技である表現力を本来ライバルである参加者に対して何も出し惜しみせず教えるリョウキくん。美しさまで感じる3人の関係性。そして最終審査でメンバーの残り3人に順番に選ばれるJRL。漫画かよ。SKY-HIさんの手のひらの上で転がされ、なんか凄いシナリオの凄い漫画(曖昧すぎ)を見させられてる気分になった。
それ以外にも好きな場面や好きなところ(リョウキくんがランちゃんレイちゃんシュントくんを3人まとめて抱きしめるシーン、シュントくんとリョウキくんで居残りダンス練するシーン、泣いてるリュウヘイくんをリョウキくんがそっと抱きしめるシーン、リュウヘイくんにお菓子を餌付けするシーン、みんなで円になって本音を語り合うシーン、SKY-HIさんに手紙を読むシーンなど)山ほどある。それぞれの審査ごとに印象に残ったこともあるし、富士急回の話とかもしたいが、全部書くととんでもない長さになるのでここでは割愛する。またいつか、別の機会に書きたいと思う。
最後に
ここまで長々と書いてしまい着地点がよく分からなくなりましたが、結局はリョウキくんとザワクロで出会えて24歳の誕生日をお祝いできていることが嬉しいということです。そして記念すべきBE:FIRSTの3rdシングルが今日発売なのも二重で嬉しい。Smile Againリリースおめでとうございます。
そしてリョウキくん、改めてお誕生日おめでとうございます。心身ともにこれからも健やかで。なるべくたくさん良いことがありますように。24歳も多くの人に愛されますように。
また、最後まで読んでくださった方、こんなクソヤバ長文を完読してくださりありがとうございます。次は何を書こうかな。リョウキくんの可愛いところ100選とかにしようかな(?)。まあとりあえず、これからも一緒にリョウキくんに狂っていきましょう。