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早起き牧場記

30日目

勉強しなきゃいけないんだよな
私は絵を描くこととゲームをすること、そして何より配信や実況動画を見ることが好きで、食欲とも等しいそれらの欲求を抑えながら、どう勉強に集中しろというのだろう。

食欲がなくて、何も食べずお茶だけ飲んでいた。メンタルの要因もあったが歯が痛くて何も食う気になれなかった。
なんか腹に入れておくかと思って特別食いたいわけじゃなかったけど3限をさぼってミニうどんを食べた。食うのに30分以上かかってた、ミニミニうどんが欲しい。これでも量が多いと感じた。100円。

それから家に帰って寝て絵を少し描いた後寝て、多分12時間くらい寝て、朝の四時に起きた。また絵を描いたり風呂に入ったりしながらぼんやり、ドトール行って勉強でもしようかなと考えていたが、やっぱコメダのモーニング行くべと思って行った。モーニングは初めて食べたがトーストが一枚半でお腹にちょうどよかった。バターと卵ペーストのトッピングで、アイスミルクラテを頼んで食べた。食い終わってさっと出て行ってそのまま千本松牧場へ行った。母が凸してきた時に連れて行ってもらったのだがあの時出会ったヤギが想像上の幻として思い出されて(プール行った翌日にあれは夢だったのか?と思うような)また確かめに行きたいと思っていたから、バスを調べたら行けた。西那須野駅まで20分くらい歩いた。今日はずっと歩いていて、その間ファミレスを享受せよの実況をずっと聞いていた。

ひぐらしでしか見たことがないバス停
古いバス停程度はヤギの小屋

ホットカフェオレを買ってそれを飲みながら馬を眺めていた。私は今朝コメダのミルクラテを「甘め抜き」にしていたからたまにはと思ってカフェオレにガムシロを入れたが後悔した。

おべべを着た馬が寄り添って(ここから後日)あたためあっていて、それをずっと眺めてた。
おべべ?そんな語彙なぜ急に出てきたんだろうと思ったが。

でかいうさぎ。でかいうさぎ、いいなー。
こいつと一緒に寝たい。うさぎは頭と背中を撫でられるのが好きで、しっぽと足がNGらしいとインターネットの人が言ってた。うっすら浮かんでいる耳の血管が怖い。

牛。こいつらは餌を持ってる人間を見るとすぐに寄ってくる。こんな感じで舌を出して餌を取ろうとぺろぺろしていて、私はついでに指も舐められたから思わず笑った。

うさぎ。こいつらも餌を持ってると知ると寄ってきて膝に足を乗せてきて可愛かった。性格差があるらしく、いくら撫でてもまったりしてる子や、退けよ!と言って威勢張ってるうさぎもいた。

餌入れをシャカシャカ鳴らすとすぐに寄ってくる家畜ども

ヤギ。こいつらも餌のことしか脳がない。

クマの帽子被った双子のガキが道端で並んで立ってて牧場版シャイニングだった

余談だが私がTwitterで牧場行ってくるとツイートした。私は当時【牛乳を買いに行こう】というハンドルネームを使っていたから友人が牧場まで牛乳取りに行くのかよというボケだと思ったらしく私が本当に牧場に行ったことに驚いていた。

3時間くらい(!?)牧場に滞在していた。ついでだから近くの別の場所も行こうと思って、隣にある公園に足を運んだ。近くといっても30分近く歩く。昔の私なら引き返すところだが歩き慣れた今の自分はかかってこいという感じで歩き出した。

那須疏水という、昔の人が引いた川があって、その説明みたいな看板がちょこちょこ立っているのだが、それを眺めながら歩いたから40分くらいかかっていそう。気が遠くなるほど歩いた。いろいろな水車や水を用いた発電装置があった。土地には歴史がある。

これはなんなんだよ。立方体のてっぺんから水が緩やかに流れているなと思えば、突然ゴポッゴポポみたいな音がして水がすごい勢いで飛び出してくる。意味がわからん。この説明をしろよ。

あと、深い穴に溜まった水に上から石を落とすと綺麗な音が鳴って楽しいねと思った昔のキチガイがいたらしく、その井戸みたいなのもあった。(塞がれていたけど)つくづく昔の人は暇で無知で何も与えられていないがために全ての物事を新鮮に楽しめる子供のようだと感じる。

那須野が原公園に着いた。印象としては幼稚園の子供が遠足に来そうだなというもの。実際私も遠足でこんな場所に行ったことがある気がするし。
平日の昼間だからお爺さんやお婆さんしかいない。子供と散歩してる母親もいたけど人はほぼいない。これだけでかい公園なのに土地の広さと人の数があってない。

私は割とこの時点で足に限界が来ていて、この広大な大地をみて探索する気すら起きなかった。展望塔の奥にも土地があるらしいのだが、坂道だったから行かなかった。

私はせっかく歩いてここまで来たのだから展望塔にでも登ろうと思ったのだが例のコミュ障を発揮して受付に金を払うのが嫌だなと思っていた。でもこの公園を歩きながらそこで勇気を出せないからいつまでも人生が止まったままなんだと感じて勇気を出して展望塔に入った。掃除をしていたおっちゃんが上?と言ってそのままお金を払って上に行った。

景色はこんな感じ。天気は曇り空だから憂鬱で綺麗ではない。でも雪の積もった山が見えた。湖には鴨みたいな鳥がうじゃうじゃいた。有料の望遠鏡が三つくらい設置されていたけどその望遠鏡で鴨を見たいと思った。望遠鏡は湖の前に設置されていなかったし千円札しか持っていなかったから使わなかったけど。

私が一人この狭い部屋にいて、突然誰かが入ってきたらその人は驚くだろうか。とか考えながら。景色をみるのもほどほどにしてスマホをいじっていた。

3階で鳥が見れる(12-3月)ということを看板に書いてあって知っていたから3階に降りたが、鳥のとの字もなかった。昔は賑わっていたのか知らないけど鳥の図などが準備中みたいな感じで寂れたカウンターにしまわれてあった。なんともいえない。

一階に降りて出て行く時受付のおっちゃんが私を見て微笑んで頷いていてなんかあったかくなった。私はその後することもなくバスも牧場まで戻らないとないため乗り気はしなかったが元来た道を引き返すことにした。

行きはあんなに長く感じた道も、スタスタ歩けばすぐに終わった。そのままあのひぐらしのバス停でバスを待って帰った。

かなり歩いている。

何かを成し遂げた日はこんなに長く感じるのかと思う。だってまだその日は金曜日で、これを書いている今は土曜日だったから。私は昨日家に着いた後なんとなくやる気があったskebを10件ほど募集してラフを描いていた。勉強しろよ。勉強しなきゃと思って今ドトールにきたがこの日記を書いている。ちなみにskebは既に一件出した。

これからの予定はこの日記を書き終わったらリヴリーをしてちょっと勉強できたらいいなと思うくらい。今日の朝起きた時ゲームに二人から誘われていて勘弁してくれと思った。最近は寝て起きるとゲームの誘いが来ている。私は勉強しなきゃと思う反面足は遊びへ向かう。断るのは心苦しいというのは言い訳で自分が本当にするべきことに向き合いたくないからかもしれない。でも最近ほんとうに人と何かしたいという気持ちに対して前向きになれないことが多い。一人が好きなのかもしれない。

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