本と思い出【スターガール】
こんばんは。
今まで読んできた本について語るシリーズです。
レビューや考察なんかは苦手なので、読んだ当時の自分の事とか、そういう思い出語りみたいなものになると思います。
あらすじも端折ります。話す上で必要な部分だけ説明します。
なんかnoteを書くために検索してみたら、映画になるみたいですね。
だいぶ前に映画になる?なった?みたいな話を見た気がしていたので、最近の綺麗な映像で実写になるのは楽しみです。
でもディズニーの配信サービスでやるとか書いてあったんですが…私の環境で観れるかな?
これは小学校6年生ごろ読んだものです。
児童文学を読むのにハマり始めた時に、図書室で見つけて手に取りました。
というかうろ覚えなのですが、当時好きだった子がおすすめしてくれたか、「読んだことあるよ」と言っていた気がします。
その子と何度か、読んだ本について語り合ったことが甘酸っぱい思い出ですね。
この本の終わりも少し切ない青春の話になっています。
周りの人間から不思議に思われている変わった女の子。彼女と主人公が出会う事から始まる物語。
私は基本的に本を読む際、人物や状況を脳内でドラマのようにイメージしています。
個性的な少女「スターガール」の奇抜なファッションや周囲を巻き込んだ突飛な行動がキラキラした映像で脳内再生されていました。
そんなイメージの中で、一番印象に残っているのはダンスパーティーのシーンです。
この話のクライマックスだと思っています。その個性的な人柄により、周囲から距離を置かれていた彼女が一番輝く場面です。
実際にこんな状況を目の当たりにしたら、きっと夢を視ているかのように錯覚してしまうんだろうなぁ…。そう思いながら読んでいました。
海外の学校生活なんて実際には見たことないですが、映画などから想像しています。
なんか、自由でお洒落で格好良い感じがするんですよね。
私の読んだ児童文学はほとんどが海外のものなので、小中学生だった私にはファンタジーと同じくらい、程遠い環境が舞台になっていました。
だからワクワクするんですよね、読んでると。
この物語の終盤も私好みのものです。
まるで嵐のように周りを巻き込み、キラキラ輝いていた彼女はある日、ふと消えていまいます。
彼女に恋をした主人公の気持ちになると、少し複雑というか寂しい感じがします。
私も好きな人が転校したり、自分が転校したことが何度かあるので、同じ様に卒業して会えなくなったりという経験をした人にはくるものがあるのでないでしょうか。
SNSなどなく、連絡先も無かったため「たぶん、もう一生この人とは会えないんだろうなぁ」と思ったことが何度もありました。
なんか死んだのと同じ様な感じですよね。
社会人になり、ストーカーじみてますが好きだった人や昔の友人をネットで検索したことがありました。
少しだけ有名になっていたり、結婚して子供ができた方もいて、懐かしい気分になりましたけど「一方自分は…」なんて落ち込んでしまうので、あれはやめた方が良いですね…。