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本と思い出【天使な小生意気】

こんばんは。
今まで読んできた本について語るシリーズです。

レビューや考察なんかは苦手なので、読んだ当時の自分の事とか、そういう思い出語りみたいなものになると思います。
あらすじも端折ります。話す上で必要な部分だけ説明します。

今回も漫画です。
いつの間にか家においてありました。

当時、小学館の「小学〇年生」シリーズを買ってもらっていたことはありますが、ジャンプとか、サンデーとかの少年誌を読んだことはありませんでした。何かお気に入りの漫画をシリーズで買ってもらうことも、カードキャプターさくら以外にありませんでした。

そんな中、姉が友達から貰ったと「地獄先生ぬ~べ~」を何冊か持って帰って来たことがあります。アレもハマりましたね。
そんな感じで、この漫画も2巻まで家に突然現れました。
姉は持って帰ってきてから興味が失せたのか、すぐ読まなくなりましたし続きも気になっていないようでしたが、私がハマったのです。
3巻からは、私が母にねだって買ってもらいました。

母は「買い始めると収拾がつかない」という思いからか、あまり漫画を買ってくれなかったのですが、漫画やアニメにそこまで興味のないタイプの母もなぜかこの漫画にハマったらしく、ノリノリで買ってくれました。
興味がないというか、漫画をあまり読まない人だったのでしょうね。

我が家では定期的にレンタルビデオショップで映画やアニメを借りる習慣があったのですが、天こなもアニメがあると知って、母と一緒に借りて観ていました。今でもOP歌えますよ。
またアニメ化してほしいですねぇ…。

まぁ小5で母が亡くなり、高校生になるまで一旦お預けになったのですが。
父はゲームに関しては自分がプレイするので寛容でしたが、漫画を揃えようとすると「俺の稼いだ金を人生でなんの役にも立たないものに使いやがって」という人だったので。
お小遣いというか、自分で好きにできるお金ができてから、中古屋で揃えて読みましたね…。
長い時を経て、最終回まで見届けられたのはうれしいです。

内容ですが、少年誌の漫画でありながら主人公が女性というのが好きですね。可愛い。見た目が美しく男なら誰でも見とれてしまうような外見なのに元は少年で、実は魔法で少女になったのだ…という設定が序盤でありますが、そのため男性のようなかっこよさもあって、好きなキャラです。
幼馴染の女の子とは、過去の秘密を知る良き友でありながら、主人公の中身は少年のままなのでちょっとはたから見ると百合のようにも見えて、そんな要素も好きです。
あまり同性の恋愛とかいう概念がなかった年ごろなので、新鮮でした。

主人公の周りのキャラも個性があって、最初は変態とか普通とか、ヤンキーに絡まれてビクビクするような子達だったのが、かっこいい瞬間をみせる瞬間は今でいう「激アツ」って感情ですかね?うおぉいけぇ!!と。もうワクワクしながら読んでいました。

あとなんでしょう。ギャグもいいですよね。漫画をあまり知らない時代に読んだので、色々と新鮮でした。
西森博之さんの漫画だと、ドラマにもなった「今日から俺は!!」が人気かと思いますが、個人的にはこの漫画が一番好きです。実写するなら今度は天こなにしてほしいなぁ。アニメもまた作ってくれないかなぁ。

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