#推薦図書
「 #書いてつながろう 」
外出自粛でなかなか外に出られず、たくさんの暗い情報で頭がいっぱいいっぱい。
こんな状況だけど、みんなで「書く」ことでつながったり、楽しい習慣になったらいいな。
そんな企画に賛同したメンバーで、毎週テーマに沿って投稿しています。
参加したい方がいましたらコメント欄にてご連絡ください。
今週のテーマは「 #推薦図書 」です。
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あなたは、今の仕事が自分に向いていると思いますか?
プライベートで、努力しているけど、なかなか報われず、諦めたほうがいいのかと迷うような夢や目標がありますか?
もしくは過去に諦めてしまって、それで良かったのかと心にひっかかっていることがありますか?
今回紹介するのは、「諦めたほうがいい場合もある」という本です。
タイトルはズバリ『諦める力』(小学館文庫プレジデントセレクト、2018)。著者は、男子400mハードルの日本記録保持者である為末大さんです。
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”「諦める」には別の意味があることを、あるお寺の住職との対談で知った。「諦める」という言葉の語源は「明らめる」だという。
仏教では、心理や道理を明らかにしてよく見極めるという意味で使われ、むしろポジティブなイメージを持つ言葉だというのだ。”
”諦めるということはそこで「終わる」とか「逃げる」ということではない。”
”日本人は「せっかくここまでやったんだから」という考え方に縛られる傾向が強い。
過去の実績を大事にするというと聞こえはいいが、実態は過去を引きずっているにすぎないと思う。”
”長期的には「あまりがんばらなくてもなんとなくできてしまう」ことのほうに努力を振り向けたほうが成長できる。”
”「何も諦めたくない」という姿勢で生きている人たちは、どこか悲愴である。
仕事も諦めない、家庭も諦めない、自分らしさも諦めない。なぜなら幸せになりたいから。でも、こうしたスタンスがかえって幸せを遠ざける原因に見えてしまう。むしろ、何か一つだけ諦めないことをしっかりと決めて、残りのことをどっちでもいいやと割り切ったほうが、幸福感が実感できるような気がする。
(中略)あれも、これも手に入れたいという発想の行き着く先は、つねに「できていない」「足りていない」という不満になってしまう。”
”日本人は、もっとやめる練習をしたほうがいい。”
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「これから自分はどう生きていきたいんだろうか」と悩みたい時にピッタリです。僕は昨年読んで、良くも悪くも、心を揺さぶられました。
(結果、当時の仕事を続けています)
「できないこともあるよね」と思うと、他人の評価からも自由になって、気楽に生きられる。
「やめてもいいけど、やめたくない」という心持ちで、仕事やライフワークに取り組めたら良い。
前向きなメッセージも含まれている一冊なので、気になった人はぜひ。
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日花:https://note.com/__har_uka__
ピータン清介:https://note.com/dekiyop
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