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年間ベストアルバム 2020
毎年恒例の音楽備忘録ですが、
今回は、本当に音楽聴いてなさすぎて、選ぶに選べなかったので
みなさまの年間ベストを元に2020年を回収させていただきます。()
今回の感想レビューは、アルバムだけになります。(ごめんなさい)
今年の最高ソングたちはSpotifyとAppleMusicで
プレイリストにしましたので
ぜひ聴いてみてね!
▼Spotify
▼AppleMusic
毎回言うけど、私はただの音楽好きなので
専門用語や特別な音楽知識がある者ではないのでご了承ください。
拙い言葉と感性のままに・・・・これは毎年の記録です。
今年も、素晴らしい音楽家たちに感謝。
みんながんばったね・・・・!!!!!泣
それではよろしくお願いいたします!
〜年間ベストアルバム2020 (15選)〜
■Vaundy『strobo』
■The Midnight『Monsters』
■KOHH『worst』
■BBHF『南下する青年』
■LANY『mama’s boy』
■kobore『風景になって』
■Perfume Genius『Set My Heart On Fire Immediately』
■Jessie Ware 『What's Your Pleasure?』
■Joji『Nectar』
■polly 『Four For Fourteen』
■ハイム『Women in Music Pt. III』
■KEIJU『T.A.T.O.』
■チャーリー・エックス・シー・エックス『How I' m Feeling Now』
■羊文学『POWERS』
■EASTOKLAB『Fake Planets』
■Vaundy『strobo』
もうバウンディまるだしアルバム。
どれだけ振り幅があるの?ってききたくなるほど広い。
だけど、どれも全部好きなので、分かっている感じも憎い。
自分の可能性を色々分かっている人だなあと感じます。
真夜中に聴きたいウィスパーボイスも、思いっきり叫んで歌えるロックチューンも、
全部全部やってのけるので、もう虜です。
サカナクションをリスペクトしてるのも伝わってくる。
「怪獣の花唄」はもっと世に出るべき。
■The Midnight『Monsters』
私の中のストライクど真ん中のエレクトロニック!
ストレンジャー・シングスの世界に流れてそうな
80年代テクスチャの曲が満載で、最高ため息。
途中のサックスとメロディーがとてつもなくエモーショナル。
今年出会えてよかったアルバムです。
■KOHH『worst』
嘘のない曲が好き。
引退する前の最後のアルバムなのに、女の子の話ばかりで可愛い。笑
【コーラの瓶のようなバディ】って表現も好き。
KOHHのこと何も知らないけど、本当のことを言ってるのがわかる。
日記を読んでいるような心の吐露の山。
最後の手紙。抱きしめたくなる。
クレジットすべて本名の千葉雄喜にしているのがKOHHの決意を感じる。
最後の最後まで、好きな物をたくさん詰め込んだんだなぁと感じる。
John and Yoko とレッドブルとグミが好き。
大ママとジジのために、これからは千葉雄喜として生きて欲しい。
■BBHF『南下する青年』
最初に聴いてすごすぎてびっくりしちゃった。
すぐには理解できなくて一生懸命聴いたけど
徐々に1曲1曲の素晴らしさに感動していって
最後には【大人になったんだなぁ】って感じた。
【大切】も【大好き】もただのきれいなものではなくなり 色んな感情が合わさってとっても複雑な形をしているものになった。 どの瞬間も悩んで生きている音のする生活のアルバムだ。
ずっとそうだけど
しあわせな中にもダークネスを
ロマンチックになんでこんなに表現できるのがBBHFの凄さ。
「N30E17」は、特別な曲。ずっとエモーショナル。
「siva」は、うっとりしてしまうほど、セックスの表現が素敵で
なにかあるたびに再生してドキドキ溶けている。
「君はさせてくれる」 は
最初【おじいちゃんが作った曲?】と
古めかしい感じが馴染めなかったが
、今では一番聴いてしまう。
体に馴染み、こんなに心地が良くなるとは、ファーストコンタクトでは想像できなかった。
いつどんな時でも最高の気持ちで聴けてる。すごい曲だ。
なんといっても同業者たちがSNSで絶賛が続いた時に本物を感じた。
毎回じぶんたちの名盤を自ら越えてくる。
これからもついていくよ。
■LANY『mama’s boy』
M1からめちゃくちゃ美しい〜・・・・母体の中にいる安心感。
何を食べて生きていればこんなに美しい始め方が出来るのかしら。
とにかく幻想的で、夢の空間でダンスしたいときは
お風呂上がりLANYを聴いてると落ち着く。
「heart won’t let me」は特に家の中に星空が広がって、走り出したくなるの。
真夜中のドライブにもいいかもね。
窓開けて頭を思いっきり出して、冷たい空気を顔に当てながら聴きたい。
■kobore『風景になって』
サブスク解禁されてたフルアルバムを聴いたのがきっかけ。
私が大好きな2010年代のロックやメロコアの良さをギュッとしたかんじ。
koboreの作るメロディーやフックは
そうゆう世代の心を掴む力があるね。
コンポで聴かなくなった今のイヤホン世代にも優しくしっかり音が調節している。
ギターが歌うように入ってくる。
もう何も聴くものないなぁって時に
無意識に選択してイヤホン爆音で聴いてた。
「HEBEREKE」「イヤホンの奥」からが特にリピートした曲。
心の青の部分ずっと歌って欲しいな〜
染まらないでね。
どうか、大好きな「ナイトワンダー」も配信お願いします。
■Perfume Genius『Set My Heart On Fire Immediately』
最初に聴いた瞬間に好き!と感じたアルバム。
なんて、甘美で優雅なんでしょうか!
M3の「Without you」なんて聴いているだけで幸福感に包まれて、
通勤の道は、一気に楽園になる。
心の中がニコニコになる。
たくさんの動物や果実や精霊に囲まれて、きれいな水が流れていて・・・
何枚も何枚も折り重なった柔らかいシルクに肌を擦り重ねているように
気持ちがいいコーラス。快。
不純なものがなにもない空間。
何も成し遂げていなくても開放的な気持ちになってスキップがしたくなる。
「やったぞ!」って!
世界一美しい男性だと思います!
M3、M5、M10が特に好き。
■Jessie Ware 『What's Your Pleasure?』
めっちゃ好き。
ニューウェイブっていうのかな?このジャンル。
80年代を感じる哀愁があってロマンチックなメロディー
ミラーボールの光を散りばめたようなシンセのサウンド
、もう最高・・・!
普段は着ないけど、レトロなワンピース着て口紅真っ赤に塗って
(完全にジャケに気持ち寄せてる)
部屋真っ暗にして踊りたいな〜〜〜〜
髪の毛を振り乱して、ベッドの上で跳ねたい。
■Joji『Nectar』
この切なくてミステリアスで神聖なかんじ最高。
なにもないんだけど贅沢している気分。
なんていうジャンルなんだろう・・・?
今年すごく聴いたな〜〜〜このアルバム。
アップテンポだったギミギミラーブのあと、
2分くらいから始まる突然のクラウスタイムがたまらない。
いつ聴いても、ヘヴン。
■polly 『Four For Fourteen』
私の持論、『M1に気合が入っているアルバムは全体的に良い』が成り立っている作品。
冬のツンとした感じとか16時くらいの公園、遠くで鳴っている小学校の校庭の子供の声を思い出す。
リリースを冬にしてくれて本当にありがとう、ぴったりだよ。
聴き進めていくと、どんどん最高な曲が聴けて
【ポリーいいなぁ】→【わ、ポリー良いな!!】→【え!ポリー良いぃいいいい!!】
と段階を踏んで興奮することが出来た。
これからも独自の美学と狂気を追求してほしい。
好きなのは、「Slow Goodbye」と「14HOUSE」と「刹那 (canon)」。
■ハイム『Women in Music Pt. III』
カントリーでロードムービーで流れていそうなアルバム。
ぼーっと車窓を見ながら、電車で聴いたとき気持ちがいいよ!
最初のさらっとした感じも好きだけど 後半のビーナス感もM12のシンセなかんじもめっちゃ好き。
ドラムのかんじがめっちゃ好き。
■KEIJU『T.A.T.O.』
KEIJUのすべてがツボ・・・
出す曲全部が好き・・・・。
こんなに上品に感じるHIPHOPないな〜
センスにお育ちの良さが出てしまっている。
「Let Me Know」元々すごく好きだったけど アルバムバージョンの破壊力よ・・・力増している。
「Remy Up feat. IO」は、心の中の曲でいつでも寄り添ってくれてる感じがする。
私の中で一番エモーショナルなHIPHOP。
涼しくなってきた風が頬を撫でる寂しい夜によく聴いていた。
誰しもが持っている孤独や切なさを月の出ている夜に具現化してくれた。
心を何度も突き動かされる曲。
ナイトドライブで聴きたい。
私の中でHIPHOPの概念が変わった作品。
■チャーリー・エックス・シー・エックス『How I' m Feeling Now』
私がダンサーだったらこうゆう人の曲で踊りたいなって思うカッコ良さ。
適度なハスキーボイスと裏声の連続が気持ちいい。
自分の中のギャルが疼き出す感じ。
全曲ビートが興奮する作りになってて、めちゃくちゃ好き。
「i finally understand」でアガって
「Anthems」で頭振りながら踊って、ラスト「visions」でぶっ飛びたい。
■羊文学『POWERS』
メジャーデビューおめでとうございます。
私の青春のチャットモンチーやアジカンを思い起こす
歪みの効いたギターロックをやってくれてありがとうございます。
このアルバムに高校3年生のときに出会いたかった。
今の高校生、羨ましい。
「変身」とか、冬の朝の通学路で聴きたいな。
「砂漠のきみへ」には何度助けられたか分からない。
心も体も仕事でヘトヘトに疲弊した時に
スーッと身体に染み渡る【もう何も無理しなくていいよ】と言われているような
安心感に救われていた。
今の時代には必要な音楽。
羊文学から、2010年代のギターロックへの気持ちが蘇ってくる。アジカンを感じる時があります。完全な私情だけど。でも感じるんです。ギターの入れ方に。
(モエカさんのルーツにアジカン入ってたの嬉しかった。)
(アジカンとのコラボソング「触れたい確かめたい」も最高。)
■EASTOKLAB『Fake Planets』
このアルバムはまさにパンデミックの最中に
サブスクで1曲ずつ解禁していったミニアルバムなのだけど
本当に毎週出るすべての曲が素晴らしく、すべてが良曲。
コロナの中での唯一の救いだった・・・。
私の上半期はこのアルバムに助けられていたといっても過言ではない。
特に「Hug」は何回も聴いた。
岡さんのベースとシンセの二刀流いつ見てもすごいし、
西尾さんのギターは超気持ちいいアンド楽しい。
たぼさんのドラムは繊細で安定。日置さんの声は中毒性のある美しさ。
EASTOKLABは最強。
人生で長い期間聴くことになるアルバム。
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今年は、音楽に美しさとか心を安心させるようなものばかり求めた傍ら、 混沌とした毎日に風穴を開けてくれるようなエネルギーに満ちた作品まで 幅広く聴けた気がします。
アニメにハマったこと、10キロ太ってしまったこと、コロナの中仕事を変えたがほとんどリモートワークだったことも全部ナシにできるくらい
2020年の素晴らしい音楽よ、、、、
ありがとう。()
来年はたくさん生でライブを観れる状況に、戻ってくれますように・・・!