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【福岡カタリバ】3月15-17日 合宿型カタリ場実施レポート しの編

2022年3月15日-17日に今年度初の対面でのカタリ場が開催されました。

今回はカタリ場のコア(コアマネジャー)を務めた「しの」に、当日を振り返ったレポートを書いてもらいました。

カタリ場に参加するだけでは見られない、企画運営の難しさや学び、その中で見えてくる楽しさを皆さんにお届けします。

1.現場当日の話

3月15日(火)から17日(木)にかけて開催されたカタリ場。

はじめてのことだらけで毎日が新鮮だった。

当日のわたしの役割はポンプと司会。
はじてのポンプは探り探りであった。
「ポンプは何をすればいいのだろう」
とりあえず自分にできることを精一杯行った。

高校生とたのしく話すキャストの姿。
キャストの話に涙を流す生徒の姿。

親身になって、生徒の心に寄り添って話ができる良さを感じた。対面だからこそ感じられたものだと思う。

「自分もそうありたい」
「自分もそうなりたい」

キャスト経験が少ないこそ、こんなやり方もあるんだ、このやり方参考にしたい、そう思えることが多かった。

はじめての司会は不安だらけだった。
5現場ある中でわたしは2現場の司会を担当した。残りの3現場は一緒に企画を担当したPMのかたももさん。話すのも上手で、伝えるのも上手。自分のほうが劣っているということを感じていたからこそ、プレッシャーが大きかった。

わたしの中での最大の難所は"思いのたけを伝えること"だった。人前に立つことや自分の想いを伝えることさえ苦手なのに、大勢の前で自分の話をしなくちゃいけないという状況。自分の中で様々な葛藤があった。"これからの自分のためなんだ"と自分自身に言い聞かせ、キャストと座談会をする生徒たちの姿を見ながら自分の高校生時代を振り返った。

「自分は普通だったよな、、」
「自分にしかなかった経験ってなんだろう、、」

いくら考えても答えは出ず、不安ばかりが募っていった。考えて考えて、時間ギリギリまで考えて、ようやく出てきた自分にしかないあの経験を伝えようと決めた。

「こんなことで大丈夫なのかな、、」

考えることで精一杯だったせいか、自分の中ではまとまったつもりだった(聞いている側からすると、なにが伝えたかったのかはっりき分からなかったはず)。みんなにちゃんと伝わるのかな、、という不安でいっぱいのまま自分の思いのたけを伝えた。

2現場とも、150人弱のひとたちが見ているという状況で、緊張しすぎてはじめはあまり周りは見れなかった。だんだんと周りが見れるようになり、周りを見渡すと、みんなの視線がわたしの方を向いていた。真剣に聞いてくれているキャストと生徒の姿を見て、嬉しい気持ちになった。☺️

終わった後は、わたしの話がみんなに伝わったのかは不安で不安で不安しかたなかった。でも、自分の中では話せたことに対して少しだけ満足していた。最後まで話せたことが嬉しかった。

様々な感情を持って、清々しい気持ちで、別れを惜しみながら帰っていった生徒の姿を見ると、企画をしてよかったなと心から感じられた。

しのちゃん

2.企画全体の話

はじめての企画、はじめての合宿。2月18日(金)にキックオフしてから1ヶ月弱の準備期間。"はじめて"だらけで、"自分には何ができるのだろう"、そう思いながら、自分にできることを探し、微力ながらも少しでも力になれるようにした。

計6回にわたり開催したシミュレーション。
企画をしなかったらこんなにたくさんのキャストと関わらなかっただろうと思うくらい、たくさんの方々が参加してくれた。
(ご参加いただきありがとうございました🙇🏻‍♀️✨)

自分から話しかけられるかなという不安、、参加してくれたキャストと関わりを持つことができるという喜び、、などなど。様々な想いがある中でシミュレーション当日を迎えた。

"自分から"を目標にできる限りの努力をした。始まればあっという間。「冒険に出よう」の合言葉で握手を交わした。🤝

様々な大学の、様々な団体に所属しているキャストのみなさんと関わりを持つことができた。わたしにとって仲間づくりのきっかけにもなった。

この1ヶ月弱で様々な困難を乗り越え、様々な学びがあり、様々なひとと関わりを持つことができた。

しのちゃん2

3.企画者の感想や学び

企画準備期間の1ヶ月弱、企画が終わってから今日まで、自分の中ではたくさんの変化があった。

その中でもいちばん変わったなと感じられたことは"話す"ということ。正直、ずーーーーーっと苦手なことであった。苦手だから避けてきたことでもあった。今回の現場を通して、たのしくお話ししているキャストと生徒の姿を見て、「わたしも話したいな!!」そう思えるようになっていた。

こんなにも短期間でひとって変われるんだな、そう思った。自分では本当に信じられない、いまでも信じられない。"なんでなんだろう"と自分自身に問い正してみたいほど、不思議であった。(自分の中で小さな変化があったのかな🤔)

"自分の可能性に限界なんてない"

「自分にはできない」そう思い込んでいたことを、「できる」に変えることができた。まずはやってみることが大切。やらなければ始まらないし何も変われない。企画をしたからこそ味わえたことがたくさんだった。「企画をしてよかったな」と心から思えている。

自分の予定がいっぱいで、休む暇なく活動し続けて、正直きついときもあった(自分のせい)。でも、いま思えばあのとき企画を引き受けなかったら、、、と思えるくらい充実した春休みを過ごせた。

笑いあり、涙あり、しんどさあり、たくさんの経験を経ていまの自分がある。これからの自分につなげられる貴重な経験だった👏🏻

(企画にお声がけいただきありがとうございました🌿)


次はキャストとして力を付けたい。学んだことを活かしたい。機会があればたくさん参加したいな。これからも機会があれば参加し続けるので、よろしくお願いします🤲🏻


しのちゃん


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