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【福岡カタリバ】3月8日 カタリ場実施レポート!
2022年3月8日に今年度初の対面でのカタリ場が開催されました。
今回はカタリ場のコア(コアマネジャー)を務めた「けいくん」に、当日を振り返ったレポートを書いてもらいました。
カタリ場に参加するだけでは見られない、企画運営の難しさや学び、その中で見えてくる楽しさを皆さんにお届けします。
①現場当日のはなし
3月8日に福岡カタリバとしては久しぶりに対面でカタリ場を行いました。
今回私が企画したのは、将来に不安を抱えていたり、友人関係に悩んでいたりする生徒が多い傾向のある高校でした。
そんな高校生のために16名の大学生や社会人が集まり、カタリ場を開催することが出来ました。
私は当日、司会だったため、直接高校生に関わることは出来ませんでしたが、キャストの高校生に向かう真剣な眼差しや、高校生からこぼれる涙や笑顔を見て、すごく良い企画を体験することが出来たと感じました。
②企画全体のはなし
私がこのカタリ場の企画の話を頂いたのは、2月中旬で、企画当日まであと3週間もない状態でした。
準備は思っていたより大変で、することが多かったです。
特に私が後悔していることは、先生との打ち合わせと、パワーポイント作成です。
先生との打ち合わせでは、緊張してしまい、聞きたいことが聞けなかったり、伝えたい思いなどを上手く伝えることが出来ずに、こちらの緊張が先方にも伝わる程でした(汗)
また、パワーポイント作成では、キャストに分かりやすく、簡略に伝えるためにどのような工夫を凝らしたら良いのかなど、上手く表現出来ず、苦労しました。
ですが、そんな中で一緒に企画をして下さっているPMのちー坊さんや、たくさんのキャストのみんなの支えがあったからこそ、より良い企画を完成させることが出来ました。
さらに、シミュレーションでは、人にわかりやすく伝えることの難しさを感じながらも、現場を想定しながらのワークや、キャスト同士の仲を深めるアイスブレイクなどを行うことが出来ました。
③企画者の感想や学び
今回、企画を担当してみて、私が感じたのは、「進歩」です!
これまでの自分を振り返れば、不利なことや苦手な作業からは目を背け、自分の好きなことや得意なことだけをしてきました。
でもそんな自分も大学2年生。
自分にムチを打ち、これからの自分を変えたい、その一心で企画をさせていただきました。
その企画のなかでも、自分の苦手なことや、逃げ出したいことがありました。
ですが、いつまで経ってもそんな自分じゃ変われない、自分だけの世界で生きているんじゃないと考えると、頑張ろうという気持ちになれました。
その企画を成功させようと参加してくれて、新たな学びや発見をするキャストの仲間や、様々な悩みを抱えながらも自分と向き合いながら過ごしている高校生、そして何よりより良いものを作り上げたいと思う自分の考えがあってからこそ、企画は成り立つのではないかと感じました。
実際、企画者は、引っ張るより、共に考え、共に学ぶという半学半教の精神が大切だと思いました。
さらに、今回の企画にあたっては、コロナ禍の中の開催という形式上の問題や、キャストの参加について、沢山悩ましいところがありました。
ですが、このコロナ禍の中でも対面で開催できたことの喜びや、キャストが声をかけ合い、たくさんのキャストが参加してくれたことの嬉しさはこの上ないものでした。
だからこそ私は、企画を完成出来たことより、企画が出来たことの方が嬉しく感じました。
自分のために参加の声をかけてくれた友人や、企画を提案してくれたPMや、この企画のために集まってくれた大学生や社会人のキャスト、そして何より企画を開催してくださった高校、自分を取り巻く人たち全ての存在があったからこそのカタリ場だと思いました。