真っ新な気持ちで読んでみて(1)

この話を知る前の君へ

今日からとっておきの情報をシェアする、「真っ新な気持ちで読んでみて」のコーナーです。
今日の内容の土台となるお話は大きく分けて、2つ。
-実行するときに必要な5スタンス
-5つの考え方とその視点

前者は具体的で、後者はどちらかというと概念的なお話です。各お話に5つのポイントがあるのですが、その中でも特に私にとって必要で、そして参考になったもの、「実行するときに必要な5スタンス」から2つを紹介します。
①人はどんな時であっても、自分の見たいものを見て、聞きたいものを聞く。
②なんとなく、実践するのではなく、考えて意図を持って実践する。

まず、一つ目の「人はどんな時であっても、自分の見たいものを見て、聞きたいものを聞く」ですが、何かを学ぶ際、これを認識していないとと~っても残念な結果を生む可能性があります。なぜなら、人は自分に都合のいいように聞いた内容を解釈してしまいやすいからです。

例えば、私はピアノを練習することがあるのですが、課題曲があまりに難しかったり、面倒だったりすると、適当にアレンジして弾いてしまうということがよくありました。表面上は弾けるようになりますが、でもそれでは一向に上達はしません。だって適当に弾いているのですから。

また、一度聞いた話だったり、知っている内容だったりすると、内容が正しく頭に入ってこないことがあります。脳が「知ってるからもういい」と判断してしまうせいです。これってもったいないと思いませんか?チャンスをみすみす逃すことになるかも知れません!

だから何かを学ぶ際、始める際、まずニュートラルな気持ちを持って、知っている事でも「本当に理解して自分は実践できているか」という思いを忘れないことが重要です。自分に都合のいいように解釈しないで、言われた通り、書かれている通り、聞こえるとおりに再現できるようにやってみましょう。

次に、二つ目の「なんとなく、実践するのではなく、考えて意図を持って実践する」ですが、これは極めて大切だと感じました。何かするとき、例えば試験勉強でも、楽器の練習でも目的を持って、意図を持って繰り返す場合とそうでない場合の結果は雲泥の差がでると思いませんか?

ある試験に合格したい、じゃ、その重要英単語を覚えよう。「まあ、とにかく100回繰り返そう」と思って繰り返す場合と、語幹や語源などあるカテゴリーを意識して体系的に覚えた方が効率良さそうじゃありませんか?
また、ピアノである曲が弾けるようになりたい。じゃ、100回弾いて見ようというより、弾けないフレーズをまずはゆっくり何度も弾いて克服する、そしてその前後をつなげて弾いてみる、弾く部分をどんどん増やしていく、最後は通して弾いてみる。

後者の方がうまく行きそうな気がしませんか?でも、なんとなく練習してしまうとだらだら弾いて練習した気になってしまう。よく陥る罠ですよね。
これからは何かするときは目的や意図を持って実践してみてください。きっと状況が良くなってくるのを感じるでしょう。

さて、今日のシェアはいかがでしたか?

①人はどんな時であっても、自分の見たいものを見て、聞きたいものを聞く。
②なんとなく、実践するのではなく、考えて意図を持って実践する。

1回目読んだ時よりも内容がわかる気がしませんか?じゃ、次は実践です。自分の生活にも取り入れてみてくださいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?