9/29 乗艇記録 ハーフブレード漕法!?
久しぶり(約3か月ぶり)に乗艇練習に参加しました。
最高気温は30℃、朝の最低気温は25℃。
だいぶ涼しくなりました、ボート日和です。
9時集合。
全員で輪になってラジオ体操。本日は7名。
各自のペースでジョギング。
4台のエルゴ横並びで4人ずつ合わせつつ、軽いUP。
初参加の方がいたので、エルゴでお互いのフォームを確認。
船は、合わせると、よく進むうえに漕ぎやすくなります。
艇上では縦並びで、後ろの人のフォームは見えませんし、前後の動きの違いも比較しずらいので、陸上でのフォームチェックがとても役立ちます。
その後、全員で艇を船台まで運び、オールをセットして最初のクルーが出艇。ファーストクルーは、その日の、ベストメンバー4名が乗ります。(私は当然セカンドクルー)
約1時間の乗艇の間、セカンドクルーは、エルゴや、乗艇の様子を岸からみて過ごします。
乗艇メニューは、ファースト、セカンドクルーともに
・ライトパドル(LP)20本5セット
・パドル(P)10本3セット
でした。夏休みがあったし次の試合は少し先なので、軽めの基本メニューでした。
この日、私、初めてバウに乗りました。(バウは進行方向の1番前の人)
そして、3番は旦那さんでした。(3番は進行方向の3番目の人)
人生で初めて、同じサイドを漕ぎました。(オール一本ずつで、原則として奇数席が同サイド、偶数席が同サイドを漕ぐ)
(旦那さんとはもう30年以上の付き合いですが、まだ人生初の経験ができるのは、とても有難いことです。)
旦那さんは、筋トレ大好きのパワータイプで、体力で負け負けの私は、同じ強さで漕ごうと気張ると、5分も持たないかもしれません。
(そもそも1本でも同じ強さでは漕げないかも。)
COXを務めるリーダーにも「バウ、無理しないでね」とわざわざ艇上で言っていただきました。
ですね。私は、今日は、艇のバランスを崩さぬよう、タイミングを合わせることに専念します。
ただ、他の人より弱く漕ぐと、少しずつ動作が遅れフィニッシュも遅れますから、ブレードが水から抜けずにバランスを崩すでしょう。
そこでブレードの深さを浅く、思い切って半分ぐらいとすることで、水中の負荷を減らして遅れないようについていこうという作戦を考えました。
名付けて「ハーフブレード漕法」
実は前日にメールでメンバーが発表されていたので、そんなイメージトレーニングをしておりました。
そんな器用なこと実際に艇上でできるのか心配でしたが、イメトレの甲斐あって、なんとかできたようです。
水中で遅れなければ、タイミングは自在に調整できます。思考に余裕ができて、艇の進みを味わいながら、乗艇することができました。
体力も最後までペースをコントロールでいて、ちょうど練習終わりで出し切ってバテました。
同じクルーのメンバーと体力の格差がどうしてもある場合は、浅めに漕いでタイミングを合わせれば、艇のバランスが保てるし、思考と体力に余裕ができる。
これは覚えておこうと思います。
ちなみに今日のクルーは整調と2番も男性でしたが、社会人になってボートを始めた方で、低いピッチだったので、この方法が可能だったかと思います。メンバー全員が、学生時代にバリバリに漕いでいた男性だったら、もっとハイペースなので、ちょっと無理だったかな。
実り多く、面白い乗艇になりました。
廻りの人と体力の格差があっても、一緒にスポーツできれば楽しいし、ひとりで運動するよりも頑張れるので有難いです。
長く続けていきたいので、こんな工夫もしつつ、ぼちぼちやっていきたいと思います。
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