実行機能コーチング
DeCo a BoCo~子どもの得意を伸ばす親と教師の会~と株式会社アプリルの支援を受けて、Connections in Mind の実行機能コーチングのトレーニングを受けさせていただいています。最高の内容に感服しています。
実行機能の11要素と問題の例
① 反応抑制:不要な反応をしない(失敗例:思いついたことをすぐ言ってしまう)
② ワーキングメモリ:必要な情報を短期に覚えておきながら別のことをする(失敗例:メモを取っているうちに、指示されたことを忘れてしまう)
③ 感情コントロール:ネガティブな感情をコントロールする(失敗例:イライラがコントロールできずに人に当たる)
④ 課題開始:やるべきことを始める(失敗例:明日やろうと思って先延ばしにする)
⑤ 注意の持続:必要な対象に注意を向け続ける(失敗例:人の話を聞いているときに、別のことに気が散る)
⑥ 計画と優先順位付け:適切な優先順位で計画を立てる(失敗例:課題を進めるのに、どこから始めていいかわからない)
⑦ 身の回りの整理:持ち物を整理整頓する(失敗例:デスクの整理整頓ができておらず必要な書類がすぐに見つからない)
⑧ タイムマネジメント:時間を管理する(失敗例:特定の課題にどれだけの時間が必要かが把握できず、締め切りを守れない)
⑨ 目標の維持:長期的な目標の達成に向けて努力を続ける(失敗例:困難があると直ぐに諦めてしまい、将来の目標がころころ変わる)
⑩ メタ認知:自分やその状況を俯瞰して観察する(失敗例:自分の置かれている状況の理解ができず、判断ができない)
⑪ 柔軟性:臨機応変に対応する(失敗例:突然予定が変わると対応できない)
実行機能コーチングとは
・スポーツコーチング、ライフコーチング、心理療法の統合されたもの
・実行機能が低い人にセルフリフレクション中心の伝統的なコーチングは難しい
・より指示的なアプローチが必要
・しかし、教えたり、指示したりするのではない
・理想的なコーチ
モチベーション
関係性
ゆっくりとした進展
アップ・ダウン
独立の支援
支援の必要性の減少
・キーとなる要素
動機づけ面接
Correspondence Training
目標設定
日常的なコーチングによる計画と目標達成(テキスト相談)
自己管理ストラテジの開発
・プロセス
関わり(Connect)
協働(Collaborate)
サポート(Support)
Connections in Mind の資格認定
① Certificate of Core Executive Function Coaching Skills/コア実行機能コーチングスキル資格
・2日間のコアスキルコース+認定試験
② Certificate of Competence in Executive Function Coaching/実行機能コーチング有能資格
・60時間のコーチング実践+2000語の論文+基準の認証(スーパービジョンの記録、面接、コーチングの記録、推薦)
③ Certificate Advanced Executive Function Coaching/上級実行機能コーチ資格
・200時間のコーチング実践+アドバンストレーニング+研究レポート(5000語ー7000語)
いいなと思ったら応援しよう!
(同)実践サイコロジー研究所は、心理学サービスの国内での普及を目指しています!
『適切な支援をそれを求めるすべての人へ』