【読書リスト】2020年9月前半に読んだ本
9月前半に目を通した本です。
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。★は評価です。
☆グロービス、嶋田 毅「KPI大全: 重要経営指標100の読み方&使い方」、東洋経済新報社(2020)<★★★★1/2>
※こういう本が欲しかったという感じのハンドブック。どのような立場の人でも役に立つだろう。少し高価のが難だが、一冊持っておきたい。
Open Network Lab「Pitch ピッチ 世界を変える提案のメソッド」、インプレス(2020)<★★★★>
※起業に当たって、いかに出資者の心を動かす「ピッチ」についての本。ピッチは有効な方法だと言われているが、本がない中、貴重な一冊。もう少し、具体的な説明が欲しい。
クリス ティマーマンス、クリス ロアーク、ロドリゴ アブダラ(太田 陽介監修、小林 啓倫訳)「The Big Zero ザ・ビッグ・ゼロ: 成長、イノベーション、競争優位をもたらすゼロベースのアプローチ」、東洋経済新報社(2020)<★★★★>
※アクセンチュアの宣伝本だが、内容は学ぶべきものが多く、役に立ちそうではある。ただ、自分たちだけでは実現するのは難しそうだ。
☆野中 郁次郎、 竹内 弘高(黒輪 篤嗣訳)「ワイズカンパニー: 知識創造から知識実践への新しいモデル」、東洋経済新報社(2020)<★★★★1/2>
※25年前にSECIという概念を示し、20世紀の日本人の書いたビジネス書ではおそらくもっとも世界で読まれ、大きな影響を与えた本「知識創造企業」の続編というか、21世紀版。
☆ピーター・コールマン、 ロバート・ファーガソン(鈴木 有香、八代 京子、鈴木 桂子訳)「コンフリクト・マネジメントの教科書: 職場での対立を創造的に解決する」、東洋経済新報社(2020)<★★★★★>
※コンフリクトマネジメントに関してはこの本が一冊あればよいレベルの本。整理の体型も素晴らしく、例も分かりやすい。素晴らしい!
☆ガブリエル・ワインバーグ、ローレン・マッキャン(小浜 杳訳)「超一流が実践する思考法を世界中から集めて一冊にまとめてみた。」、SBクリエイティブ (2020)<★★★★>
※タイトル通りの本だが、選ばれている思考法が使えそうなものが多い。
三品 和広、 山口 重樹「信頼とデジタル 顧客価値をいかに再創造するか」、ダイヤモンド社(2020)<★★★★>
※デジタル活用が日本の大きなテーマになってきたが、そもそも、何のためにデジタル化するのかという点で、世界に遅れているからという声がほとんど。これではうまくいかないと思うが、底に対して素晴らしい示唆を与えてくれる本。