【読書リスト】2020年8月後半に読んだ本
◆ビジネス書の杜 note 開始
9月からnoteでもビジネス書の杜を開始します。しばらくはブログと共存させる予定です。よろしくお願いします。
◆読んだ本
8月後半に目を通した本です。一口コメントを添えています。
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。★は評価です。
岸見一郎「ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解」、日経BP(2020)<★★★★1/2>
※僕は褒めることはあまり好きではない。ずっと昭和型なのかと思っていたが、どうもこの本を読むと違うようだ。共感した。小さなことだけど、多様性に対応するためには本質的なことだと思う。
☆唐澤 俊輔「カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2020)<★★★★★>
※ビジネスモデルに対応して、カルチャーモデルが必要だとし、そのフレームワークと構築方法を述べた本。ビジネスモデルがオペレーションの背景になるように、カルチャーモデルはピープルマネジメントの背景になるとしている。もう少し、広くとらえてもいいように思う。
安藤 昭子「才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10の思考法」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2020)<★★★★>
※編集工学の体系と方法を例とトレーニング問題を使いながら説明した本。編集学校にいった人には本当に良い本だ。
☆細谷 功「問題発見力を鍛える (講談社現代新書) 」、講談社(2020)<★★★★1/2>
※VUCAの時代には問題解決より、問題発見の方が重要だという主張の元、その具体的な方法論について述べた本。
マーク・ベニオフ、モニカ・ラングレー(渡部 典子訳)「トレイルブレイザー: 企業が本気で社会を変える10の思考」、東洋経済新報社(2020)<★★★★1/2>
※基本的にはセールスフォースの紹介本だが、成功(doing well)と善行(doing good)か゛同義てある文化があるして、議論を深めているのは興味深い。