あんたま日記『僕たちはまだ恋を知らない』
みなさま~。この挨拶をすると某環境保全家兼動物愛護団体所属の中学一年生を思い出しますね。にじさんじもニコニコも好きな私はもちろんファンです。
…と、冒頭の挨拶?はこれぐらいで、今回ご紹介するのは「僕たちはまだ恋を知らない~初恋実験モジュールでの共同生活365日~」です。共同生活系ラブコメはあまり読んだトキがないのでたの。漫画なら記憶にございますが。
【はじめに】
冒頭でも書いてある通り、共同生活のラブコメです。実は私の中で異性との共同生活と言われると、昔読んだエッッ!な漫画を思い出すのですが…、この作品は別に18禁とかじゃない、健全なものですのでご安心を。
1対多の恋愛ものなので、ハーレム感のある作品で、もちろんヒロインも様々なタイプがいて…と、欲しい設定をしっかり持っている作品で、設定としてはとても安心して読めるのではないかな?
著者は鶏卵うどんさん。あとがきは妹が書いていて、割といいこと言っていたのがフフっとなりました。
【あらすじ】
「北海道の原野に設置された第18極地用居住モジュール。6人の学生だけで共同生活をさせる実験が開始された。参加者は入学金、授業料が無料の上、希望大学への進学が約束される。繰上げ合格で実験に参加することになった高校生・鳩村光は、参加者の残り5人が自分以外全員女子だと知る。恋人候補の女の子5人と一緒に暮らす密着閉鎖系ラブコメー始める?」
一文目からよくわからない単語が出てきて一瞬混乱するかもしれませんが、雑に言ってしまえば「男女が共同生活するための設定を背景と裏付けを徹底することで自然なものにした」からですね。こんな書き方をするとマイナス感が…ただ逆に言えば不自然な設定を自然な設定としてみせられるように練っているということです。
私も「ははーん、そうしたわけか」と思う良い設定付けだと思いました。
後述しますが、この舞台に参加するキャラクターの反応も多種多様で良き感じだと思います。一巻からヒロインが5人も出てくるわけですが、その一人一人のキャラクター性をすんなり入らせてくれるのもとてもGood。難しく設定を組んでいるはずなのに、読者はすんなりと内容が入ってくるという理想的な作りになっているんじゃないかと思います。
【キャラクター】
主人公とヒロイン5人を紹介。数が多いので軽くね。
①鳩村光
主人公の高校生。母子家庭で、母を楽にさせてあげたいという思いと、主人公自身のノアズアーク(共同生活の舞台)への強い憧れから、参加を熱望し、夢を叶えた感じですね。
②獅子王乃亜
ヒロインその1。完璧主義な性格で、唯一の男子である主人公を毛嫌いしています。何かと嫌がらせをして主人公をノアズアークから追い出そうとしていますが…。
このように主人公を嫌っているヒロインがオチる瞬間が至上の喜びですね
③金糸雀リンドール沙良
ヒロインその2。とてもマイペースな性格の女の子です。お歌が上手らしいですが、気分がのらないと歌ってくれないし、まだ気分がのってくれないみたいです。
自由気ままに生きている反面、複雑なお家庭の事情もあるみたいで…こういう自由な少女がオチる瞬間が至上の喜びですね。
④栗鼠川千真
ヒロインその3。ノアズアークの台所担当で、メイドさんです。主人公のことを割と良く思っていて、あざといことをしようとして結局しないという感じになっています。
こういうお腹を満たしてくれるメイドさんが自分だけのメイドさんにオチる瞬間が至上の喜びですね。
⑤狼谷藤子
ヒロインその4。武道系な女の子です。鎌倉武士の心意気を宿していて、そういう意味では厄介な性格かもしれませんね。それ以外は普通に常識人。男性に対しての免疫が薄いみたいです。
⑥羊森ねる
ヒロインその5。ノアズアークの医療担当。他の参加者よりも年上で、いつも眠そうにしているお姉さん。実はノアズアークで行われている真の実験の協力者的な人です。
【推しポイント】
①限定された空間での恋愛生活
あとがきに書いてあったのですが、このお話は「限定」がテーマらしいです。限定された空間で、限定されたメンバーで、限定された時間内で生活をする…その中で、恋を知らない少年少女たちが恋を知っていく物語…。
【うーん…ポイント】
※個人の感想です
①あまり広がりようがない舞台
推しポイントの真逆を突っ走る部分です。時間はともかく、場所とメンバーが限定されていることで、ヒロインの増加や、修学旅行のようなイベントが期待できないという欠点を持っています。(まぁイベント関係はどうにかなる気がしますが)
とは言っても、既存メンバーへの魅力をしっかり描ければ欠点ではなくなるので、技量が問われますね!
【まとめ】
まとめです。今回も今回とてあまりうまく書けなくて申し訳ないです…。そして投稿頻度がクソ雑魚で申し訳ないです…。私事ですが、最近誕生日でプチ贅沢をしていたもので…。あとFE風花雪月をやり直しているせいで、全く執筆が進まないと…。全部自業自得じゃねぇか!
今回紹介した作品は、1巻で世界観とキャラクター性をうまく紹介していたので、とても読みやすかった印象です。素直に2巻が楽しみですね。このことを推しポイントに書けって話ですよね…。ごめん
というわけで今回はここまでです。誕生日を祝ってくれた友達ありがとう。ちゅっちゅ。皆さんも記念日は大切にしてくださいね。