カノうわ5巻を無事に読んだ男
みなさま~。気が付いたら12月になっていて、すっかり冬になって部屋の中も寒い寒いになりましたね。私も電気ストーブをアマゾンでポチリました。あったかいんだから。
さて、今日は作品紹介ではなく新刊感想です。最近のラノベの中で私が一番推している作品「カノジョに浮気されていた俺が小悪魔な後輩に懐かれています」、通称「カノうわ」の5巻です!普通にずっと楽しみにしてました~。
以前に紹介noteも書いてるので、こちらもぜひご一読を
※個人の感想です※
※ネタバレ注意※
【完走した感想】
早速感想ですが…言わずもがな、安定して面白かったですね。3巻、4巻まで安定して面白かった作品なので5巻も絶対面白いという確信をもって読めました。
お話の内容としては…今までずっと隠されていた真由と彩華の過去が明かされた、カノうわという作品全体でみても大きなターニングポイントとなる内容です。
二人の過去に大きくかかわる新キャラ・戸張坂明美も登場しました。後述しますが、彼女自身も自分のアイデンティティ的なものに縛られたちょっと憎めないキャラですね。ここまで露骨ではありませんが、似たような性格の人は現実でも全然いそう…という感じです。
二人の過去の内容も、正直そこまで重い話ではないです。ただこういう拗れが、思った以上に深く刺さっている…というのはとてもリアリティがありうますね。
そこまで重い話ではない、てことはなぜ今まで隠されてきたのか…ということをちょっと考えますが、そんな悩むお話でもないですね。彩華にとっては「知られたら嫌われてしまうのではないか」という不安が心の奥底であったのだと思いますし、真由にとっては思い出したくない過去、ひいてはその性格も相まって「彩華に引け目がある」という点があったのではなかろうか。ただそれ以上に、「二人にとっては重い過去」というのが中々明かされたなかった主要因でしょう。
さて、そんな過去の主要人物であった明美ですが、彼女は彩華に対してコンプレックスのある少女…ただそれだけという感じです。真由はそのいざこざに巻き込まれただけ。正直に言うと、明美はもっと悪い女として描いてもよかったんじゃないかなとは思います。…というか、中盤まではそう描いていた印象ですが、最後でちょっとブレてしまった…と思います。この点は唯一のうーん…ポイントです。
はい、ここまで暗い話となりましたが、ここからは次巻への考察と期待の話。今回明かされたのは彩華の過去だけでなく、彼女自身の恋心。これは恋愛大好きマンからしたら「うおー!」となるポイントです。ヒロインレース上にようやく上がった彩華…今後どう展開されていくか楽しみで仕方ないですね。
真由も恋愛面に関しては相変わらずのご様子。ただ過去脱却という事実がまた二人の距離を縮めたのはいうまでもないでしょう。
最後に礼奈。残念ながら、今回の彼女の出番はそこまで多くはないですなく、メインにも関わりはありませんでしたが…今後の布石のようなものを多かった印象です。3巻でいざこざが晴れたこともあって、今ヒロインレースのトップは彼女ではないかなと思います。私も礼奈への好感度が一番高いです。
上述した通り、今回で今まであった大きな謎が一つ解明され、ひと段落となりました。6巻がどういうお話になるか、というのも特に明示されなかったです。誰がメインのお話になるのか、何が起きるのか…今から楽しみですね。
【まとめ】
まとめです。なんか結局、いろいろ羅列して中身がスカスカ感想になりましたが、いつものことですね!文章力を鍛えたい。
いっちゃん最初にも書きましたが、個人的に最近のラノベで一番期待しています。このラノにも投票しましたし。コミカライズも連載中みたいですよ。そして、5巻が出てきたってことはそろそろアニメ化の話も動いていそうですよね。刊行ペースにもよりますが、いろいろ期待できる要素が増えてくる頃です。座して待とう。
余談ですが、5巻になって絵柄が少し変わった気がします。なんかムチムチな絵になってない?
というわけで、今回の感想回はこれぐらいです。次回も新刊感想になるかと思いますが…まだ読んでいないのでどうなるかはわからないです。別の新しいラノベは読んだので、それの紹介になる可能性もあり。これもうわかんねぇな。
というわけで、今後も継続して投稿していきます。実はラノベ読書欲が下がった代わりに創作意欲が出てきています。いつか自分の作品を持ちたいと思っているしがない会社員ですまない。そんな私のTwitterフォローして構ってください。お友達も募集中です。