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あんたま日記『いつも塩対応な幼なじみだけど、俺に片想いしているのがバレバレでかわいい。』

 紹介していないラノベがどんどんたまっているのでペースアップしたいけど、自分でも書きたいからどっちつかずになっている者です。こんにちは。

 今回ご紹介するのは「いつも塩対応な幼なじみだけど、俺に片想いしているのがバレバレでかわいい。」、通称「バレかわ」です。タイトルが長い作品が主流になったのって何年前でしょう?昔は長いことに対して色々批判があった気がしますが、もう誰も気にしなくなりましたね。


【はじめに】

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 私がこの作品に触れたきっかけは…今までとはちょっと経路が違うんですねぇ。というのも…実は数週間前に筆者の六升六郎太にフォローされたんですよ!どういうきっかけでフォローして頂いたかはわからないんですが、フォローされてうれぴっぴです!!

 それでせっかくフォローして貰ったんだから、ぜひとも作品を読まねば…!と思って買ったのが始まりです。前から書店で見かけることはあったのですが、まさかこんな経緯で買うことになるとは思ってなかったですね。


【あらすじ】

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 まずは裏表紙のあらすじを

「特にモテる訳でもない男子高校生・二武幸太にいきなり聞こえてきた声。それは、いつも彼にそっけない態度をとる幼なじみ・夢見ヶ崎綾乃の心の声だった!綾乃が自分にベタ惚れなんて全く知らなかった幸太だがーー」

 懐かしい雰囲気を感じるラノベって感じでした。主人公が疑似ぼっちだったり、神さまや男の娘(女の子)が出てきたり…良い意味で最近のラノベという感じがしないですね。…最近のラノベの基準がわかりませんが。

 私的には、普通に面白く、好きなタイプのやつです。現在2巻まで出ているのですが、メインヒロインが現状2人だけというのも個人的にはプラスポイントですね。序盤のうちはあまりたくさんの登場人物出しても仕方ないですし。…というのが本当に個人的な見解です。


【キャラクター】

軽く紹介しましょ

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①二武幸太

 16歳の男子高校生。神様に「女の子の心の声が聞こえる」力を与えられ、塩対応な幼なじみ・綾乃のこじらせ片想いに気づいてしまう。

 色々あって読心術能力を手に入れた主人公の男の子です。綾乃からの(心の)アプローチがエグくて苦労している普通の男の子です。
 割かし普通の少年で、真っ当な思考回路を持っていると思います。正直ぼっち設定にしてる理由はあまりわからなかったですね。

 ちなみに読心術には代償があり、告白されるか高校中退すると死ぬらしいです。だから今後も彼の「いかに告白を阻止し、高校生活を全うできるか」というムーブを楽しめそうです。 …ちなみに読心術がないと相当鈍感。


②夢見ヶ崎綾乃

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 幸太の幼馴染。ある出来事から幸太につれない態度をとっていたが、本当は彼への片想いをこじらせている。

 小説家で、小学生の頃に転校し、高校でまた引っ越してきたヒロインです。表面上は割とクール系なのですが、その心情は……ド変態です。頭ピンク色です。そこのギャップ的な描写が面白いんですよね。

 正直、彼女の心の声が聞こえる幸太がある意味不憫です。


③西園寺みずき

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 幸太の親友で親は大富豪。中世的な外見で、特に少し首を傾けたポーズがたまらない、と。クラスの男子からある意味大人気。

 男の娘かと思いきや男装女子だった子です。心の声でバレました。男装している理由はまぁ色々あるみたいです。

 彼女は割と真っ当な思考の持ち主…のはずなんですが、焦ると突拍子もないことをしでかす可愛い子です。また、彼女の周りは変人ばかりです。というか彼女の周りの人物のせいで幸太は苦労する羽目になります。素直に可哀そう


④天津猫姫神

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 幸太に読心術(心の声が聞こえる力)を授けた神様。本人曰く偉い神様だが、幸太が見た感じかなりのへっぽこ。

 神様ですが、我儘でポン。このすばのアクアみたいな性格の神様です。幸太としか交流をしないため、登場人物ではありますがステージギミックみたいなもんだと思います。今後、どのように関わってくるかは気になるところですが、アドバイザー的なポジションをキープして欲しい気持ちもありますね。


【推しポイント】

軽くですが

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①可愛らしいギャップ

 やはり心の声が聞こえるという都合上、外と中のギャップが良い味を出しますよね。特にその差がヤバいとより濃い味になりますから。この作品はその味がすごい美味しく出ていますね


②凝縮された登場人物

 現状、主要キャラが絞られているから内容整理がしやすくてよきです。2巻までならこれぐらいの登場人物がちょうど良いと思えますね。3巻以降ヒロインが増える可能性もあるので、尻上がりキャラが増えて面白い!ってなるのが理想です。


【うーん…ポイント】

※個人の感想です

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①温度差

 基本的にギャグペースで話が進むため、巻の中盤~終盤辺りにくるシリアスシーンとの温度差がエグくて風邪ひきます。シリアスシーンはそこまでシリアスに描く必要性は薄いかもと私は思いました。


②やべーやつ

 主人公とみずきは比較的まともですが、他の登場人物がヤバいやつしかいないです。特に今回名前を挙げていないキャラは割と主人公に対して理不尽なので、そこはあまり気分はよくないかもです。


【まとめ】

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 まとめです。知ったきっかけはまさかの作者本人という形になりましたが、結果として出会えてよかったと思えた作品です。

 個人的な点数をつけるなら、70点くらい。今後に期待を込めて、高いけど低い=上の下くらいの点数にしておきます。

 今回みたいに、フォローして貰ったりオススメしてもらったりしたら勝手にその作品を買って読みます。私はそういう人間だったみたいです。なんというか、最新刊が楽しみな本が増えるのは生活に色付けるためにも必要ですわね。

 今回はこれぐらいで。また来週~

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