『サイダーのように言葉が湧き上がる』の小説版も読みました
以前noteで映画を観て来た話を書きました。
その小説版も読んだので、完走した感想を書こうと思います。今回はサクッと短めに。
【感想】
率直に簡単に言うと、私が求めていたものでした。映画内ではわからなかったチェリーとスマイルの心情が詳しく描かれていて、作品としてより楽しむことができたと思います。
人の心情だけでなく、物語の細部まで補完されていました。随所に俳句が書かれている理由(これは映画でも少し触れていましたが)や、人間関係など…本当に痒い所にまで手が届いていた印象です。
以前のnoteで私は「タイトルが…」という旨のことを書きました。しかし小説版を読むと、この「サイダー~」のタイトルが結構良い味を出していました。映画で描き切れなかった部分に、その要素が詰め込まれていたんだなァ…という感じです。
【まとめ】
今回は本当に短いですね。小説版は映画と内容は変わらないので、当然と言えば当然なんですが。何度も言っている通り、チェリーとスマイルの心情などの補完素晴らしかったので、映画を観た人はぜひ読んで欲しい一冊です。
この2つの媒体を通して、ぜひ皆さんにも「サイダーのように言葉が湧き上がる」を観て欲しいと思いました。私的には映画を観て、小説を読むことをオススメします。