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あんたま日記『ダンガンロンパpart1』

 今年、あるゲームの10周年らしいですよ。皆さん知ってましたか?このダンガンロンパというゲーム。
 この前のニンテンドーダイレクトで紹介がありましたね。私はこのゲームの大ファンです。いい機会ですし、今回のテーマとして取り上げてみました。

 当然のことですがネタバレ注意です。

【はじめに】

 スパイクチュンソフトから発売のダンガンロンパ。

 シリーズは意外と出ていて、ゲームだと

・ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
・スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園
・絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode
・ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

があります。これ以外にもアニメとかスピンオフ小説とか色々あります。ニンダイではおまけモードが詰め込まれたダンガンロンパSも出ます。私はこれを買う予定。

 流石に小説まで語ってしまうと途方もなくなるし、ネタバレにもなってしまいます。また、一回で全部のシリーズを語るとくそ長くなるので…。

①ダンガンロンパ(1作目)について(part1)←今日ここ
②スーパーダンガンロンパ2について(part2)
③絶対絶望少女とダンガンロンパ3(アニメ)について(part3)
⑤ニューダンガンロンパV3について(part4)

 と、4回にわけて紹介しちゃいます。4週間ダンガンロンパ投稿になるね。

【ダンガンロンパ(1作目)とは】

 記念すべき第一作目。2010年にPSP用のソフトとして発売されました。今ではプレステ系統のゲーム機ならどれでもできるんじゃないかな。steamでも販売されていますよ。
 ゲームのテーマはたぶん「希望と絶望」。

 part2以降にも関わってくるため、今回はかなり詳細に情報を書こうと思います。1作目はダンガンロンパシリーズの根幹の存在だからね。

 ざっくりしたあらすじはこれ↓
「主人公の苗木誠は『超高校級の才能』を持つ現役高校生しか入学できない『希望ヶ峰学園』に、『超高校級の幸運』として抽選で選ばれたことを機に、『卒業すれば人生の成功が約束される』というこの学園に入学することになる。迎えた入学式当日、玄関ホールに訪れた苗木は突然急激な眩暈に襲われ気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは校舎の中だった。校舎の窓には鉄板が打ち付けていたり、色合いが不気味だったりと異様な雰囲気に包まれていた。校舎の玄関ホールに戻ると、そこには他の超高校級の新入生が集まっていて、彼らも苗木と同じように気を失っていたという。玄関ホールにも鋼鉄の扉が設置されていて、外界から遮断されていた。苗木たち新入生は希望ヶ峰学園内に幽閉されていたのだった。
 そんな時、困惑する面々に現れた謎のキャラクター『モノクマ』が姿を現す。そしてモノクマから『学園の中絶望生を過ごすこと、外に出たければ他の生徒を殺すこと』というルールを告げられるのだった…。」

 ちょっと長くなったけど、こんな感じです。つまるところ、デスゲームものですね。ただ単純なバトルロワイアルというわけでもないです。

 ダンガンロンパを知る上で、大切な用語がいくつかあります。それも紹介しないと。

①「希望ヶ峰学園」
 あらゆる分野で超高校級の才能を持つ生徒のみを集めた学校で、卒業できれば人生に成功したも同然と言われている「希望」の象徴。入学は現役高校生に対するスカウトのみで、入りたくて入れるわけではない。

②「超高校級」
 ある分野において特に優れた才能をもつ高校生につけられる称号。例えば「超高校級のアイドル」や「超高校級のプログラマー」など。

③「コロシアイ学園生活」
 苗木君達が放り込まれたコロシアイ生活の名称的なもの。一生を学園内に過ごすように命じられ、外に出るためには他の生徒を殺さないといけない。学園内には寮もあり、暮らしていく分には不自由は少ない。人を殺す場合は、他の誰かにバレてはいけない。また、殺人が起きたら「学級裁判」で誰が犯人かを当てなければいけない

④「学級裁判」
 殺人事件が起きると発生する裁判員制度のような話し合い。この場で事件について照査し、誰が犯人かを投票で決める。投票は多数決で行い、犯人を当てることができれば犯人はオシオキされる。外した場合は、犯人以外の全員がオシオキされ、犯人は卒業ということで学園の外に出ることができる。ちなみにオシオキは処刑という意味です。

 とりあえずこれらの単語を抑えておけば大丈夫。まぁ要するに、殺人事件のたびに人狼ゲームが発生する…みたいなものかな。

 プレイヤーは苗木君を操作しながら、各殺人事件の謎、そして学園の謎の解明のために奮闘するみたいな感じです。


【キャラクター】

 基本的にそのシリーズも「コロシアイに参加した生徒(15人くらい)」+「マスコットっぽいキャラ」で構成されています。全員紹介するのは辛いので、厳選した3人とマスコットの紹介にします

①苗木誠 (cv緒方恵美)

 本作の主人公。才能は「超高校級の幸運」。
 あらすじでも言った通り、「普通の高校生の中から偶然選ばれた」という幸運で入学したため、実質何の才能も持っていないようなもん。

 好きな映画や音楽は、その時のランキング1位のものだということがほとんどということで、何の取柄もない、本当に普通の少年。唯一の取柄は、人より少し前向きなことぐらい。

 …と、ある意味主人公にうってつけな設定です。ちなみにプレイすればわかるのですが、「人より少し前向き」というのは嘘で「ポジティブすぎてヤバい」と言った方が正確です。

 あと妹がいます。…が、作中ではほぼ出てきません。ただ妹が活躍する作品があるらしい…詳しくはpart3でな。


②舞薗さやか (cv大本眞基子)

 「超高校級のアイドル」
 5人組の国民的アイドルグループのセンターを務める正統派美少女。

 苗木君と同じ中学だが、高嶺の花と一般人という感じだったため節点はほどんどない。…が、お互いに同じ中学ということは認識していたため、苗木君の助手として学園生活を過ごすことになる。

 と、正にヒロインというのに相応しい設定です。彼女と親睦を深めると、彼女には気になる異性がいることがわかります。ま、誰の事かは言うまでもありませんね。
 私は普通に好きなキャラクターです。


③霧切響子 (cv日笠陽子)

 「超高校級の???」
 自分の才能を周りに明かしていないミステリアスな少女。

 クールな性格で、単独行動を好む。他の生徒ともあまり関わろうとしない。知性が高く、類稀な推理力を持っている。

 と、すごい冷たい紹介になってしまった。でも彼女と親睦を深めると、普通にデレます。ある意味これも定石なのかもしれない。
 作中でも彼女の存在は割と重要で、ダンガンロンパにおけるキーパーソンの1人かも。霧切ファンは多いはず。


④モノクマ (cv大山のぶ代)

 希望ヶ峰学園の学園長を名乗る可愛いが不気味なクマ。
 生徒たちにコロシアイ生活を強要している

 陽気な言動に反して残忍な性格。品性下劣で悲劇的な場面でも悪趣味な冗談で笑い飛ばす、正に絶望の象徴。

 今後全てのシリーズに登場するマスコット?的な存在。ダンガンロンパの世界ではモノクマは絶望の象徴であり、苗木君達が戦うべき敵でもある。のぶ代さんのボイスが不気味さを増幅させており、モノクマがでてくると大概ロクなことにならないよ。
 これはネタバレになりますが。モノクマはぬいぐるみだよ。うぷぷ…。


【推しポイント】

①多くのプレイヤーを魅了した設定

 密室空間に閉じこまれ、コロシアイが強要される。しかしただのコロシアイではなく、しっかり推理して殺人事件を解明しなければならない…。
 と、たくさんのプレイヤーを魅了した設定。その証拠に…数多くのパロ作品があります。「自分でも作ってみたい!」や「別の作品のキャラがダンガンロンパ世界になったらどうなるかな」など、オタクの妄想力を増幅させてきました。私もその一人ですが…。

②先の読めない展開

 「次に誰が死ぬのか」「誰が犯人なのか」「どういう終わり方をするのか」と、推理考察のし甲斐しかないです。また、ダンガンロンパは初っ端から絶望させにくる強烈なパンチを放ってきます。そういうミステリアスで、先が気になるシナリオによって、多くの人間が沼に引きずり込まれたのであった…。

③キャラの個性

 登場キャラクターは「超高校級の才能」を持っていることから、全員が強烈な個性を持っています。また、才能とは裏腹に意外な性格をしていたりと、お気に入りのキャラが見つかる事間違いなし。それだけキャラの個性が強いのに、お互いに個性を食い合っていないのもすごいよな。

【うーん…ポイント】

※個人の感想です

①推しが死ぬ

 ダンガンロンパはその設定上、多くの死人が出ます。あなたの推しもきっと死にます。悲しいね。
 また、序盤で死んでしまったキャラについてはイマイチキャラが掴めないという現象も起きがち。その時はおまけモードをやりましょう。

②突拍子もない設定

 良くも悪くも、ダンガンロンパの世界観は突拍子もないです。超高校級の才能も人間離れの才能だし。つまり、リアリティが薄いということです。また、「そうはならんやろ…」となることも意外と多い。

【まとめ】

 まとめです。なんかあまりダンガンロンパというものの魅力を語れなかった気がする。

 シリーズ1作目は、比較的推理難易度は低めで、新規が入りやすいです。その上で意外な展開が待っているわけだから、1作目としては完成されていると思います。

 一応アニメもあります。ただ私はあんまりオススメしないですね。学級裁判のあの特有な感じはゲームでしか味わえないし。あとBGMがすごく良いので、ぜひゲームを味わって欲しいなぁ。


 初登場から10年以上…時が経つのは早いですね。私が初めて触ったのは小学生の頃だったなァ…。当時は若く、三章で詰みかけました。でもプレイしなおすと結構簡単だったんだよな…。

 次回はスーパーダンガンロンパ2についてです。私がシリーズで一番好きなは2です。楽しみに待っててな



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