石狩灯台

画像1 雪原の中にポツんと立つ紅白の灯台…海は?…ここは石狩川河口近くの砂嘴の河川敷。河口内に“石狩港”があり、その入口誘導の灯台だった。しかし砂嘴が伸びて河口は1km程先になった。札幌近郊だから離島や岬ほど不便ではなかったろうが、河口の海岸の“砂の上”に居住って言うのはどうだったんだろう…
画像2 石狩港は実質“札幌港”的位置付けだったので、河口内の港でありながら重要港湾にもなったが、8km程南西に新港が造成され地方港湾に。そろそろ何かしらの処遇がありそうだが…その場合、モニュメントとして残して市が管理したりするのかどうか?
画像3 町(当時)教育委員会による案内板。「喜びも悲しみも…」のロケ地になっており、“映える”様に白一色から紅白に更新されたという。明25年に建った初代は木造だったが、同41年に鉄造に建替。その灯台が今も現役(但し一時期外側をコンクリートで補強されていた。撮影時はその姿)で、明治の物では道内唯一とのこと。
画像4 海抜が低く、海岸線からも少し離れているので、地上からは海を入れた“絵”は難しく、他の画像を見ても川背景なら見られるが海が入っているのは空撮だったりする。
画像5 高い草(低木?)が茂っている辺りが官舎跡か。平成11年にこれより少し移動(移設)したらしい。昭和41年に電化されるまで有人だったのは、それまで旧式機器で人手が必要だったからかも?
画像6 往来に使った北海道中央バス。赤白は灯台に合わせたわけではない…京阪バスに似ているが、参考にはなっているみたい。今は変わっている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?