哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #13 梶谷真司さん
1.肩書き・職業など
東京大学 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)センター長
2.現在の主な活動
学校や地域コミュニティ、企業等での哲学対話の実施。また最近では「共創哲学(inclusive philosophy)」として、デザインと交差するところで対話に限定されないより広い仕方で、より様々な人が共にいて、共に何かを作る場がどのようなものか考えている。
3.はじめて哲学プラクティスに出会った日はいつですか?
2012年8月14日 ハワイのカイルア高校にて
4.はじめて哲学プラクティスを実施したのはいつですか?
2012年11月3日 UTCPでワークショップを開催
5.哲学プラクティスを、はじめてやろうと思ったのはなぜですか?
2012年、ハワイのカイルア高校とワイキキ小学校で「子どもの哲学」の授業を見学し、子どもたちが楽しくにぎやかに一緒に考えている姿に感銘を受けた。さらに帰国して行ったワークショップに、それまで出会ったことのない人たちがたくさん参加してくれて、哲学に対するまったく違う関心、需要があることを知ったから。
6.今まで哲学プラクティスを続けてきたのはなぜですか?
日本のどこでやっても、ハワイと同じような表情で考える人たちに出会えること、そこに何か普遍的なものがあって、人間と世の中を変える力があって、「小さな奇跡」がいっぱい起きるから。
7.活動の中で、一番大事にしていることはなんですか?
その場にいる人が自由になれること。
8.あなたにとって、哲学プラクティスとは?
人間や世の中について、つねに新たなことを発見し、哲学的なことを考える力をもたらしてくれる場。
9.影響を受けた活動、人物がいたら、教えてください。
トーマス・ジャクソン(およびハワイのp4cの人たち)、豊田光世、河野哲也、松川えり、土屋陽介、ほんまなほ、井尻貴子、綿内真由美他、活動の中で出会ったたくさんの人たち。
関連サイト
関連書籍
※「哲学プラクティスに関わる人の9の質問」については以下をご覧ください。
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