延命十句観音経
今、お経を称えることにハマっています。
家族全員健康で、日々幸せに暮らさせてもらっていますが、
時々この先が不安になることもあります。
その不安から逃れて無心になって称えると、
気持ちがスッキリして心が清らかになり、よく眠れるので
夕食後は40分延命十句観音経を称え、
般若心経をYouTubeの動画と一緒に10回称えるのが
毎日の楽しみです。
この延命十句観音経は、禅者で物理教師の立花大敬さんの
「劇的に運が良くなるお経 般若心経・延命十句観音経篇」
を手に取ったことで知りました。
江戸時代中期に、当時の名僧・白隠禅師の前に、
天神様(菅原道真公)が出現されて、
延命十句観音経を多くの人を救うために広めてほしい、
と依頼され、白隠禅師がこれを受けて
多くの人々と一緒に、このお経を称えたそうです。
それでこのお経は一気に江戸時代中期の民衆の間に広まり、
同時に奇跡的な霊験がたくさん現れたそうです。
重病が全快したり、
死刑を宣告された人が無罪放免になったり、
拘束監禁された人が解放されたり、
死後に蘇生したり、
虚弱体質が改善されたり
ということがあったそうです。
お経は短くてすぐに暗記できるので、
自分や周りの人に何かあった時のために
覚えておいて損は無いと思います。
①正座をするか、
坐禅(左の太ももの上に右足を乗せてから
右かかとを引き寄せ、
右の太ももの上に左足を乗せる)
のように足を組んで座るかします。
背筋を伸ばし、後頭部が前後左右に傾かないようにします。
②合掌して、願いを念じるか声に出して言うかします。
願いはよく考えて、なるべく短い日本語が良く、
口に出して気持ちの良い言い回し、
称えやすい文章が良いそうです。
否定形は叶いません。
しばらく心を一念専心させ、集中して祈ります。
③延命十句観音経を繰り返し称えます。
延命十句観音経
觀世音(かんぜーおん)
南無佛(なーむーぶつ)
與佛有因(よーぶつうーいん)
與佛有縁(よーぶつうーえん)
佛法僧縁(ぶっぽうそうえん)
常楽我淨(じょうらくがーじょう)
朝念觀世音(ちょうねんかんぜーおん)
暮念觀世音(ぼーねんかんぜーおん)
念念從心起(ねんねんじゅうしんき)
念念不離心(ねんねんふーりーしん)
2、30分でだいたい100回になります。
まずは3000回を目標に毎日コツコツと称えましょう。
毎日お経を称える前に、必ず願いを一回だけ宣言して念じることをします。
③称え終わった後、合掌して最初に宣言した願いをもう一度称えます。
立花大敬さんは、高校の物理教師をしていて、
東大や医学部を目指す高3の生徒を受け持つことになった時、
自宅の白い壁の前で一万回くらい称え、見事に大役を完うされたそうです。
お経を称える際には道具は必要無く、
坐禅を組むか正座をして、
背筋を伸ばし、頭が前後に傾かないようにして、
ひたすら無心で称えることに専念するのが良いそうです。
家族や周りの人が手術することになったり、
自分が通院していたりする方など、
ぜひ試してみてください。
まず心が安定してきます。