フォトシンス考(1Q終了後の全力ポジトーク)

売上高の進捗24.2%

これは上振れ。ストックビジネスであり、成長が継続するという前提であれば、下期になればなるほど売り上げが増加していくのは道理なので、1Qで25%弱は上出来。決算説明資料の4ページにも若干上振れとの記載がある。広告費を減らしているけど契約者数の伸びがそこまで鈍化しておらず、営業の効率化が進んでいる。

営業損失の顕著な減少

これは、グラフを見ればはっきり分かる。凄い勢いで減ってる。この要因はサブスクの成長による粗利の増加と販管費の減少の2つの要素に分けられて、対前年同期でも対直前期でも寄与度は半々くらい。販管費については、4枚目のとおり徐々に削る余地が少なくなってくるけど、粗利の増加に関しては成長余地がまだまだ大きい。

上方修正の期待

たとえ販管費が今期並みのままでも粗利の伸びが今のままであれば、3Qには単月黒字化ではなく単Q黒字化も見えてくる。3Qが黒字化すれば、ひょっとすれば今期での黒字化も見えてくる(目標では来期)。いずれにせよ、どこかのタイミングで経常損失455百万からの上方修正はあると思う。2Qの経営戦略のアップデートのタイミングが怪しい。営業損失減の理由は質疑参照。

2Qから効いてくる相乗効果

2月からジョブカン、4月上旬からソフトバンクのスマートビルアプリと連携。これらは時期的に2Qから効いてくると思われ、ジョブカンは解約率の低下、ソフバンは新規契約の増加に効いてきそう。後者に関する質疑応答でも販売増加を期待しているとの発言があり。どれだけ寄与するか不明だが、若干の粗利上乗せが期待できる。少なくともマイナスには働かない。


リスク

元々の営業損失の予想が保守的で、4Qからゼロ成長で到達できる数字だったという点は気になる。何か見落としがあるかもしれないので、万株持ってる男の全力ポジトークとして、話半分くらいで聞いておいてください。私はちょっと買い増ししてます。

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