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鹿児島にあるSDGsのモデルタウンを調べたら、思った以上にとんでもない歴史だった

日本一のリサイクルタウン、鹿児島県大崎町。

鹿児島県大崎町は、資源リサイクル率12年連続1位を獲得した自治体です。

総務省が出しているSDGsに関する概要資料をパラパラと目を通すと、突然飛び込んできた「鹿児島県大崎町」の文字に驚きました。(小学生から大学までを鹿児島で過ごしました)

鹿児島が選出されているとはつゆ知らず、いろいろと調べてみると大崎町のリサイクルセンターをYouTubeで紹介していました。

さらに、実はあの破天荒なお笑い芸人、天竺鼠 川原さんは大崎町出身。

ということで、今年の大崎町のPRでYouTubeに出演されていました。ちょうどリサイクルセンターを紹介されていますのでこちらもぜひご覧ください。

さて、大崎町の奇跡のようなリサイクル劇場。
ネットで調べただけで、直接お話を伺ったわけではありませんがきっと、立役者は2001年12月より町長を務める東 靖弘(ひがし やすひろ)さんでしょう。

東町長はこう語ります。

「2030年までに使い捨て容器の完全撤廃・脱プラスチックを実現」

それを実現するために、大崎町は、サーキュラーヴィレッジ構想を打ち出しました。

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以前大崎町の皆さんとgreenzmorning after cutting my hairで共同開催されたイベントがあったようで、イベントレポートがnoteにまとまっていました。ホント、何でも情報が手に入る便利な時代です。

このnoteには、大崎町が「2030年までに使い捨て容器の完全撤廃・脱プラスチックを実現」を実現させるための具体的な行動目標として、このように書かれていました。

~2024年 町内全ての消費財で使い捨てに代わる、もっと便利な手段を提供する
~2027年 上記手段の普及率80%
~2030年 使い捨て容器完全撤廃、脱プラスチック達成

まさにSDGs。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略。
「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標のことを言います。

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大崎町は、SDGsの中でも12番目である「つくる責任 つかう責任」の責務を大きく果たしています。

さらに、リサイクルモデルタウンとして、同じくごみ問題が上がっているインドネシアへ技術支援を行っているそうです。

東町長が描く、大崎町の未来はこの記事にしっかりと書かれていました。

第1次産業が盛んで、人口減少と高齢化が進む1.3万人の小さな自治体。20年前から課題がありながらも、見事に町民と心を通わせて、解決した手腕。
今では、なんと27種類のごみに分別をされているそうです。そうして初めてリサイクル率が80%を超えるのです。

初めの頃は、住民からの反発もあったと言います。そりゃそうですよね、27種類に分けるなんてかなりの面倒さですもんね。
どうやって、町内に浸透させていったのか?

やはり、大事なことは1人1人と心を通わせることでした。
それがよく分かるエピソードが先程のnoteに書いてあります。

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この地道な説明会が町民の心を動かし、リサイクルの町へとつながっているのです。

そう言えば、ソニー元社長平井一夫さんも、何か大きな問題があるたびに意見を聞きに現場に降りて、スタッフみんなの話を聞きました。リストラなど言いづらいことも自らが率先してやられていました。

リーダーとは、人が嫌がる仕事を率先してやる方ではないでしょうか。

SDGsを調べていたら思わぬ出会いになりました。東町長をはじめ、大崎町の皆さんの町民に向き合う姿勢、続ける力には学ぶべきところだらけです。
日本一のリサイクルタウン。
いつか鹿児島に帰ったら行ってみたいと思います。

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