とあるプールでの話
福岡が大好きだ。けど行くのが怖い。
数々のやらかしが福岡にはある。
シェフは福岡が大好きである。
経営合宿に行ったり、勉強に行ったり、リフレッシュしたり。
そこで僕はさまざまなやらかしがある…。
例えば、飛行機のチケットを購入し意気揚々と羽田空港に向かうとメールを見て驚愕する。購入完了されていない。
そのサイトでは、最終案内のメールから購入完了するのであるが、そこを見落としていた。。
はじめてのサイトを使うときには入念にチェックが必要だ。当たり前だけど。
帰りも福岡空港でやらかした。
「チケットがないです…。」
同行者のチケットを僕が持っていたのだが、それがない。ポケットにも、財布にも、カバンにもない。血の気が引く。もう帰るところで、時間もない。
発券したところまでは確実にあった。なぜだ。どこだ。少し思い返してみると1箇所だけ寄った場所があった。トイレだ。
「たぶんトイレにあるんで行ってきます…。」
急いで向かうと、あった。
地面に一枚だけポツリと落ちてあった。
何とか無事に事なきを得たがいつもだいたいこんな調子である。
福岡での最大のやらかしは、知らないおじさんの鍵を盗んでいた事件だ。
福岡で屋上に温水プールがあるホテルに泊まっていた。夜、クローズギリギリに飛び込むと他のお客さんが2組いた。気持ちよさに浮かれて一通りプカプカした後に、併設の大浴場に向かい体を流しては、更衣室に向かった。
ロッカーの鍵を見るとおかしい。番号が違う。隣を見るとおじさんが焦っていて、すべてを察した。
「あの〜、、鍵こちらですかね?」
フロントで渡されたタオルが入った鞄を取り違えていた。そんなことあるって感じだが、そんなことばっかりだ!!もちろん悪気はないが、タチが悪い。
おじさんはいい人だった。一通りプールの中も探して、諦めかけていたところだったみたいだ。思い返せば、彼女とぷかぷか浮かんでいた人だ。楽しいデートの最中に飛んだ迷惑を…申し訳ない。
その後、何度もいじられたのは言うまでもなく…福岡のプールの鍵事件である。
こんな感じでやらかしが止まらないので、少しずつ懺悔していきたい。
福岡が悪いわけではないのだが、福岡に行くときは緊張するのはそういう理由だ。