学習記録 19(3兄弟パパ家庭教師の学習記録)23/10/17

家庭教師としての学習記録の紹介です。学習内容の3つの方向性についてはこちらに書いています。


学習内容

学習 

・Mini Dictionary 現代文小論文 現代文講義(2)
引き続きMDをやりました。
入試の漢字問題も、当然ながら出題の意図があって、それを考えると漢字問題も国語という教科(ひいては、文章をきちんと読み解くこと)を理解する上で非常に重要です。
そもそも、ぽよ太郎は日本語をベースに思考をしており、その思考の幅は言葉の数で制限がかかっているわけです。書ける漢字が増えるということは、思考の幅を広げる、すなわち自分の世界を広げるということです。

ぽよ太郎は受験当時、こういった漢字の重要性をさっぱり理解しておらず「漢字は4点だから、練習してもダメ。捨てるしかない」としか思っていませんでした。東大受験の浪人本番は本当にたまたま全部書けました。それは運がよかったかもしれませんが、今となればその重要性を理解しないままこの歳まできてしまったので、運が悪かったのかもしれません。
と、20年前の記憶に新しい解釈が加わりました。漢字、重要です。

・勉強計画 Mini Dictionary 現代文小論文
ポモドーロに落とし込むために、本の全体を一コマ25分単位に細分化して整理しました。結果、全131コマ(約55時間)で一冊終わる計画になりました。

・目で解く幾何 6問
「解けるはず(だからもう少し考えよう)」と「これは何か決定的にわかっていない(から考えるのを諦めよう)」の境目の感覚を段々と思い出してきました。やはり、教えるだけでなく、自分が身を削ってやってみて感覚を鍛えることも大事ですね。肌感を掴めます。感覚に落とし込めれば、目の前で起きていることに感覚で対処できるので、結局は一番早いですね。

・数学1A データ 例題~167
この分野でのポイントは計算力な気がしてます。ちょっとした気の緩みで平均や分散の値を間違えてしまいます。歳のせいかな……

・ELSA Speak 
TOEFL講座を買って進めています。ぽよ太郎の課題は、レスポンス良く表現することにあることがわかりました。英語力もさることながら、
自分とは何者で何を目指していて、そのために今何をしているのか
とか
○○についてどう思うか、それはなぜか、反対意見は何が考えられてそれに対してどう反論するか
など、ゆっくり考えれば出てくることも、すぐ答えねばならないという状況に非常に弱いです。
恥ずかしながら、
あなたの住んでいる街について説明してください
という、TOEFLの例題ですら、まだまだ流ちょうに答えられないです。

・ポモドーロテクニック
アウトプットはポモドーロを使うときちんと終わりを意識出来て良いです。もし満足がいかない出来だったら、また別のセッションでゴールを作り直してやればいいです。Done is better than perfectを実践、体感できます。

インプットは深い理解をしなければならないような場合は明確に向いていませんでした。「ここまで理解しよう」とやってしまうと、「理解」より「ここまで」に意識が向いてしまって中途半端になってしまいます。

例えば、受験問題を解いて理解するような場合は、最終的に時間内で解かねばならないことを考えるとポモドーロは超有効です。一石三鳥くらいあります。

ところが、新しい分野の概念を理解するような場合は、心に余裕をもって、しっかり満足いくまで粘り強く考えないと身についていないですね。

学習とは 

やっていません。やっていませんって書くことが自分へのよいプレッシャーになります。

生活への実践  

コーチングの育児への活用
この数か月で長男との信頼関係が築けてきたのに比例して「指示」が通ることが増えています。それは、家族生活を円滑に運営する上では"良い"のですが、自ら考えたり判断したりする機会という意味では"悪い"かもしれません。

今日読んだ書籍など



以上が結果です。みなさんの励みになれば幸いです。

以下は、学習そのものの振り返りと今後どうしていくか考えたことを紹介します。

振り返りと今度の見通し

振り返り

この日は「解く感覚」を少し思い出すことができました。この感覚があることで、自分の中の「学ぶ→わかる→できる→身につく(無意識でできる)」の各ステップがどの程度の時間やエネルギーで進んでいくかの物差しをもつことができます。

この"ぽよ太郎物差し"があることで、生徒さんの理解力や意欲を見ながら"相手の物差し"を見立てることができ、生徒さんのためだけの受験勉強のスケジュール作成や適切な問題集選びができるようになります。

今後の見通し

予定が入っている日について、もう少し事前にポモドーロのコマを割り当てられるようになりたいです。今はまだ、行き当たりばったり感があります。

基本的なスケジュールテクニックなのですが、どうも今まで追い立てられて「こなす」ばかりの生活を送ってきてしまったようです。人生を主体的に(エージェンシーをもって)生きられていなかったということに気が付き始めました。

主体的に生きること自体を練習していきます。

参考(備忘録:これまで決めたこと/読書録等)

ここからは、ぽよ太郎の備忘録です。これから受ける模試や検定のスケジュールや、現在読んでいる参考図書等の記載をしています。

初めて読んだ方は、ぽよ太郎の学習の方向性などがわかるかもしれません。

スケジュール

・英検準1級(S-CBT/会場) 24年1月
・ビジネス数学検定1級(オンライン) 24年2月
・数学検定準1級(会場) 24年4月
・河合塾記述模試(会場) 24年5月

参考文献

OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来
学習指導要領 数学
DCI Arrangements of the NGSS
Coursera"Positive Psychology"

読書録
ロングゲーム

使用参考書
目で解く幾何/直線図形編
Mini Dictionary 現代文小論文
NEW ACTION LEGEND 数学I+A
NEW ACTION LEGEND 数学Ⅱ+B
NEW ACTION LEGEND 数学Ⅲ

直近の行動メモ

方向性
学習:模試を逆算したスケジューリングとその実施を通した自己認識や学習法の探求
学習とは:教科別の学習指導要領や各国の教育目標の学習
生活への実践:育児を中心にコーチング・カウンセリングの実施と振り返り

面白いもの
学習:幾何(目で解く幾何)・数学の統計分野・物理数学(物理の基本ノート)・英語アプリの活用(Elsa speak, anki pro)・現代文(MD現代文小論文)
学習とは:非認知能力・コーチング心理学・学習科学
生活実践:Positive Psychology・コーチングの育児への実践

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