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推し活香水3人目

香水に興味を持つきっかけになったCelesさんの推し活香水。

https://www.celes-perfume.com/product/oshi_katsu/

今まで2人ぶんお願いしましたが、どちらも推しのイメージとは合わず、それなら自分で探すわ!  と様々な香水を試しているのですが、やはり素人だと限界がある……
ある程度自分でそのキャラを想像して「こういう系統の香りがいいな」とは思うけど、じゃあどの香水が該当するか、が分からない。ので、再度プロのお力をお借りしました。

ちなみに以前頼んだ2名分の香水感想はこちら  

お願いした推しは、ニッチでコアなファンが多いアプリゲーム『メギド72』より教官こと祖41です。名前は伏せますがプレイされている皆様にはお分かりいただけるかと。
以前頼んだ時にイメージと違ったのは、私の頼み方が悪かったせいだと反省し、今回は反省点を踏まえた注文を試してみました。性格やエピソードは控えめに、年齢、服装、仕事に対してどうなのか(真面目なのか享楽的なのか)、周囲から思われるイメージ、どういう時に香水を纏いたいのか、イメージカラー等を中心にお伝えしました。

そして選ばれたのは、コムデギャルソン/ワンダーウッド!

https://www.celes-perfume.com/product/comme-des-garcons-wonderwood/

口うるさい説教魔人の彼なので、トップはスパイシーがいいな! と思っていました。そしてブランドの持つ二面性というイメージは、メギド72全体のコンセプトにも共通していて、実はコムデギャルソンから選ばれないかなーとこっそり期待していたので相当嬉しかったです。

プッシュしてみると、ヒヤッとした冷たい香りが広がります。爽やかさを抜いた柑橘のようなさっぱりとしたクールな香りが一瞬あって、その後はツンとしていて近づけないスパイシーさ……うわっ教官じゃん……
どことなくテールドエルメスのトップを彷彿させるスッキリとした冷たい香り。SMNのサンダーロにも近いかもしれない。甘さは一切なく、冷ややかなウッディが香ります。まさに教官じゃん……
セレスさんにはユニセックスとありますが、いやいやかなり男性的。とにかくクール。秋冬を思わせる冷静さ。他を寄せ付けないどころか排他的とすら感じる強い主張。この媚びない姿勢は私も注文書に強調して書いたところだったので、汲み取って下さってすごく嬉しい。そう、教官に甘さなど不要!

つけて1,2時間経っても、このひんやりとした刺激的な香りがずっと続き、これがまた妥協を一切許さない教官らしくて完全解釈一致ですね。ウッディノートは時間が経つと甘さが出ることが多いですが、これは甘さが出ることもなくひたすらクール!
とにかく自己鍛錬。どんな状況にあっても冷静で的確な指示を出す教官のすがた。それ! それが教官ですよ!ね! ありがとうございます解釈一致です、こういう感動を待っていました……!!

ラストノートの頃になってようやく冷たさが消えて、あとは落ち着いた木の雰囲気。主張も控えめで静かに消えていきます。あ、ありがとうございますひと仕事終えてようやく自室でゆっくり自分の武器の手入れをしている教官のすがたが見えましたありがとうございます……

三度目の正直で、見事解釈一致でした。本当にありがとうございます!
とにかくトップのツンとした男くささがまさに教官。これ! この隙のなさ! これだよ!! 本当に満足でした。
香水としても気になっていたブランドの、しかも大好きなウッディ系ですので、頼んだ50回プッシュがすぐ終わりそうです。


推し活香水を3回頼んだ身としてのアドバイス。
注文書の書き方で、選ばれる香水がかなり変わる

これに尽きると思います。
例えば「いつもクールな人が心を許した相手にだけ優しい!」みたいなエピソードを入れると、ラストノートに甘さが出る香りが選ばれるっぽい。あとは「周りからどう思われるか」というエピソードを入れると、それを踏まえた香りを選んで下さるようです。
『そのキャラが使いそうな香水』が欲しいのか、『そのキャラをイメージした香水』が欲しいのか、を明確に意識して注文書を書いたほうがズレがなさそうです。
後者の場合、絶対入れてほしくない香りが持つニュアンスは避けないとダメですね。たとえば「爽やかイケメン」とか書くと高確率でシトラス系が来ると思われます。頼んだことないので分かりませんが!(適当)(そもそもシトラス系入ってない香水のほうが少ないですよね!!)
教官でたとえるなら、彼はタスクを達成するときちんと褒めてくれる人で(アメ0.5:鞭9.5くらいの人です)、そういう「厳しいだけではなく努力を認めてくれる」ところが大好きではあるのですが、「実は優しい」一面を書くとそれを香水に反映されそう、とは予想していました。
個人的に教官のイメージ香水には甘さは不要でした。ですので、その点には一切触れず、とにかく「厳しすぎて苦手意識を持たれることが多い」、「一切の妥協がなく仕事面ではめちゃくちゃ優秀」という点のみ文中に含めて注文しました。その結果のワンダーウッドだったので、自分でかなり印象操作しちゃったな、という思いはあります笑。

というか推し活香水、公式には2,3週間かかるとあったのに注文4日後にはもう発送メールが届いてびっくりしました。よくあるキャライメージで定番だったのか、もしくはセレスさんの中の人にモンモンがいるのでは……?と邪推までしてしまいました。
(モンモンとは、メギド72主人公=プレイヤーの愛称です)


メギド72、一部の人たちには大人気なのですが、個人的には万人におすすめ!とは言い難い作品だと思っています。私自身メインストーリーと戦闘がかったるすぎて半年ほど中断しています。再開したのはイベントで推しと推しが絡むよって噂を聞いたからで、結局止まっているメインストーリーにはいまだ手を付けていません。
戦闘システムが複雑で凝っている、ゴリ押しではなく試行錯誤してキャラの特性を活かせば勝てる絶妙な戦闘バランス、ストーリーが重厚、といった要素が好きな人には刺さるかと思います。
メガテン好きな人にも刺さると思う。メガテニストにはおなじみの悪魔がたくさん出ます。
最初のガチャは引き直しが出来ますし、気になった方は遊んでみてください。

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