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サロンドパルファン2023の感想①

(ブランドへの敬称略で書いております)

10月14日土曜日に行ってきました。土曜なので混雑を見越して10時過ぎに会場へ到着。
まずは混むだろうなと思っていた台湾茶のP.sevenへ。10時過ぎの時点で5,6人ほどの列。5分程待って対応して頂けました。お茶の香水3種と日本限定2種と(1種だったかもしれない)台湾の文化や風土をイメージした香水4種を、簡単な香りの説明+ひとつずつムエット噴射してもらえました。が、これを全員にやっているとなると当然時間はかかるわけで、のちのちの長蛇の列も納得。早めに着いて良かったし、即並んで大正解だったなと思います。
ハンターが気になっていたものの、ムエットでもわりとガッツリ香るので少し考えるか…ととりあえずお茶3種のディスカバリーを購入して退散。
私が列を離れた時点でもう10名ほど並んでいたので、こりゃあ混みそうだなと思いました。午後には2時間待ちだったそうで、そ、それは……ご難儀な……(ひとごと)

次に気になっていたラニュイへ。フラスコに香りを吹き付けている形式いいですよね。香りの確認が気楽。一通りフラスコを嗅いだところでスタッフさんが「普段はどんな香りをお使いですか?」と。「ウッディ系」と伝えると、絞首台と昆虫をお勧めされました。私もその二つが気になっていました……あと黒ミサ白ミサも良かった。
ラニュイのムエット紙ってQRコードがあって、読み込むとその香水の元になった音楽も聴けるんですって! これは音楽を題材に香水を作られているラニュイならではだなあ!と思いました。
帰宅してからムエット確認しましたら昆虫が良すぎて、これは肌乗せしてもらって購入を検討したいレベルだったなと思いました……肌乗せに慎重になり過ぎてもダメですね。今回の反省。

次。KOHSHI。机の上いっぱいに置かれたキレーサシリーズのフラスコ!わからん!!どれがどれ!? アルファベット順に並べているということでしたが、も、もう少し何とかなりませんでしたか……香水イメージの写真の上にフラスコ乗せるとか……せっかくサイトに素敵なお写真あるのに……
いくつか気になる香りをピックアップしてはいたものの、そのメモを出すのも大変なほどの混雑なので、辛うじて記憶にあったclimb mountainsとkeen edgeだけ試香。あとはもうほんとどれがどれか全然分からない。人も並んでいるし。とりあえず審神者としてkeen edgeだけはムエットを頂いた。事前にもう少し調べておけば良かったな~と思いました。し、あれだけ香りの種類が多いのだからもうちょっとなんかこう……スタッフさんからお勧めしてくれると良かったな……

リベルタのエスプレッソ(香水作れるやつ)の列がすごくてどうしようかなと思いましたが、整理券配布していて呼び出し状況はスマホで確認できるとのことだったので整理券だけ頂きました。11時時点で1時間待ち。だいたい12時ごろ順番が回ってくる予定ですね。1時間くらいなら会場回っていればすぐだろう(フラグ)。

サトリとルタンスは激混みだったので諦めました。ルタンスはメンズ館にもあるし。
SHIROも見たかったけど、なんとなくSHIROだけシャレオツなリア充のお客様が多くて、すいません陰キャオタクには無理でした。

会場真ん中の通路をなんとなく歩いていると、ブーディカザビクトリアズのスタッフさんに呼び止められてしまいました。いやいやブーディカって家賃香水じゃないですか……私には無理です……と及び腰でしたが、呼び止められてしまったので仕方ない、ご説明を受けてきました。こんな機会などサロパ以外ではないし。
結論としてこのスタッフさんが素晴らしい対応で、私が富豪だったら何本も買ってしまうところでした。
まずどんな香水が好きかと聞かれるのでウッディ系と。するともう怒涛の勢いで色々なムエットを渡してくださる。どれもすんごい上質。沼に片足程度の私にも分かるこれはいいものだ……! あとスタッフさんの字がとてもきれい。あとでムエットを確認するとき、丁寧に書かれていると嬉しいですよね。一通りウッディの説明を受けて最後に真打(?)タバコサファイアを渡してくる。かなりガツンとくる香りで以降が全部タバコになってしまうから、とあえてラストに持ってきたんですって。心遣いすごいな。
迷っていたらお試ししやすいディスカバリーもお勧めされました。が、ディスカバリーですら普通の香水ボトルくらいのお値段なんですけどォ!? ほんと富豪向きのブランドだ……
ウッディで鼻が疲れたからって、少し雰囲気を変えて優しいフローラルや爽やかシトラスのムエットもくださった。私が「これ好きです」と伝えると「イメージに合うと思って渡しました」と返してくる。このスタッフさん本当にすごい。
でね、私はインド神話が大好きで、特にハヌマーンが推しなんですけど、あるんですよねハヌマーンの名を冠する香水が……知っていたんですけど、ちょっとね、お値段がね……

(サイト見ましたけど売り切れてるじゃないですか……世の中には富豪がいらっしゃるものなのだなあ)
そしたら私は何も言ってないのにスタッフさんがハヌマーンのムエットを!渡してきた! 心読めるの!?いやお高いものだからお勧めしているだけカナ!?(邪推)
結局ブーディカでお買い物する勇気(とお財布)はなく、たくさんのムエットと共に退散しましたが、本当に丁寧に対応してくださって、私が何も買わなくても嫌な顔など勿論せず、比較的お求めやすい50mlラインやディスカバリーをまずお勧めしてくる心配り。素晴らしい時間を過ごせました。私がお小遣いを貯めてブーディカでお買い物することがあったら、あのスタッフさんから買いたいなと思いました。お名刺貰えば良かったな。

会場をぐるっと回ってざっと見て、この時点で11時半。リベルタの整理券まであと30分ほどかー。意外と待つな……メンズ館入ったら絶対時間オーバーするし、もう少し全体を細かく見てもいいな……
ということで鼻も疲れてきたしリベルタのコーヒーブースへ。ブラックを頂きましたが、コーヒーの強い香りが麻痺した嗅覚を癒し、温かい液体が疲れた身体に沁みる……これすごく良いな……来年以降サロパの会場内にホットコーヒーサービス置いてくれないかなあ。

コーヒーで回復したのでルシヤージュへ。ミヤシンマ目当てでしたが混雑していたので他の机を見ていたらスタッフさんがレスールドノエの説明をして下さった。ブーディカの時も思ったけど、今年のスタッフさんはお声がけが早い。ちょっとでも立ち止まるとすかさず話しかけてきてブランドの説明から入りムエットを積極的にくださって、内気で話しかけられないタイプにはめちゃくちゃありがたい。それで知るブランドもあるしね。
レスールドノエもノーチェックで、だから余計に新鮮でした。まず新作ミッドナイトコールのムエットをくださって、あとは試香した中で印象的だったノマドソウルのムエットをもらいました。ローズ入ってるけどローズの主張もあんまりなくて涼やかな印象でかなり好きだった。こういう予期せぬ出会いがあるのは嬉しい。
で、ミヤシンマ。特に気になっていたきものひのき、ひのきのムエットもらったところで、スタッフさんがグリーン系お好きなら、とかぜのムエットもくださった。かぜ、いいなあ。心が穏やかになる。ひのききものはボトルデザインも素敵。全体的に上品で香りも強すぎず寄り添うような優しさもあって、いいなあいつかミヤシンマから一本買いたいよなあ、と思いました。
ルシヤージュのスタッフさん、きちんとムエットを袋に詰めてくださって、香りが移らないようにって封までしてくださって、こういう気遣いがありがたいですよねえ。

このあたりで整理券の予定である12時になりましたが、スマホで確認しても呼び出し前。これもなあ、ただ「呼び出し前です」と出るだけで今が何番まで受け付け終わっているのかが分からない。「現在〇番です」みたいに出てくれるとだいたいあとどれくらいか分かるから焦ったりしなくていいのにな~と思いました。
まあ遅れるのはよくあることなので他を回ろう、あと10分くらいかな?って気楽に構えていました。結局呼び出されたのが12時35分くらいで30分以上オーバーしましたがそれはまた次回。感想長すぎたから2回に分けます。

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