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扁桃腺摘出レポ 術前〜手術翌日


はじめに

はじめまして。みやざき からめんと申します。
唐突ですが、私は習慣性扁桃炎の治療のため7/9に扁桃腺の摘出手術を受けました。
今回はそのレポというか体験談をつらつらとこのnoteに書いていこうと思います。
扁桃摘出はそれなりに術後出血等のリスクがあり、扁桃炎(や腎臓の疾患)に悩まされてるけど手術となるとどうなんだろう…怖いな…と悩まれてる方も多いのではと思っています。私の体験談が、そのような方々の情報収集の一助となれば幸いです。
なお、これは療養中に書き溜めてたメモ書きなので内容はかなり適当になっています。ご承知おき下さい。
また、これはあくまで私の体験談であり、痛みのレベルや治癒過程には勿論個人差があります。あくまで個人の体験談として参考にしていただければと思います。

手術に至った経緯

おおまかな経緯としては、前項で触れたとおり「習慣性扁桃炎に悩まされていたから」です。
私はこの半年で7回近く扁桃炎になり、38℃以上の発熱を繰り返すようになっていました。
月1で扁桃炎となると会社は休まなきゃいけない、都度強めの抗生剤を飲まなきゃいけない、予定もおちおち立ててられない…と社会活動にもバチバチに影響が出てきます。流石にそんな生活はしていられないので手術を決意しました。

それからは、かかりつけの耳鼻科の先生に「手術をしたい」と申し出て紹介状をもらい、大きめの病院で手術をする運びとなりました。

扁桃腺摘出手術の経過

手術前日

22時から絶食だったので、それまでに好きなあんかけ焼きそばを食べました。(熱々&麺類は術後1ヶ月は食べられなさそうだったので)

その後は手術前の不安やらなんやらで若干遅めの就寝。

手術当日

朝早くに病院に行き、とりあえずコロナの検査。
結果待ちの間、ロビーでお茶を飲みつついろんな患者さんを眺める。
1時間後、コロナ陰性とのことで無事入院手続き終了。個室に通されました。
古い病院なのでなかなか趣のある(オブラート500枚)佇まい。
この頃には飲水可能な時刻を過ぎていたので、うっすらとした喉の乾きに耐えつつ手術開始時刻を待ちます。
30分前くらいに手術着と紙パンツ、着圧ストッキングを渡されたので着用。
手術開始時刻になると、徒歩で手術室まで移動して名前、生年月日、血液型、手術する部位を言うように促されるので従う。
手術室のあの足で蹴ったら開くドア、ドラマでしか見たことなかったのでうっすら感激…。
で、別に現時点では健康体なので徒歩でベッドまで歩いて自分で横たわる。
部屋は寒いのにベッドは温くてうわ!!とちょっとびっくりしました。冬場に欲しいかもしれない…。
ベッドに横たわると、各種機器をせっせと取り付けられ、点滴針を刺されました。(酸素マスクはゆるゆるで、本当に乗ってるだけという感じ)
麻酔科の先生が「お薬入れるから眠くなりますよ〜」と声掛けをしてくれた3秒後くらいに、胸からのどにかけて温かいむせかえるような感覚が上がってきてそのままシャットダウン。

名前を呼ばれて目を覚ますと手術は終わってました。
「取った扁桃腺見ますか?」と聞かれたのでゆっくり頷くと、透明な液体に入ったピンクの物体を見せてくれました。近視なので全然見えなかった。
そこから病室に戻り、酸素マスクと各種機器を取り付けた状態で3時間ほど安静に。
痰の量がすごい。喉の違和感もすごい。
でも、この時点では出血や痛み、麻酔による気持ち悪さもほとんどなかったのが救いでした。
痰をカーッペッ!!とすると傷が開きそうなので、痰を放置してとりあえず口の中の唾液だけをティッシュに吐き出します。痰が喉に居続けるのは気色悪いけど我慢…。

術後に口蓋垂(のどちんこ)〜喉と鼻の間が腫れてしまうのはよくあることらしく、時間経過でよくなりますからね〜と言われました。要するに今は我慢しかないってことか…。

3時間が経過すると、酸素マスクが取り外され、心電図やSpO2のモニタリングは継続するものの自力での歩行が可能になりました。初回は看護師さんに様子を見てもらい、大丈夫そうですね!トイレ行ってらっしゃい!と見送られました。
(以降、機器類のコードは自分で抜いていって、部屋に戻ったら挿し直してね!とのこと。)

そして、この辺から飲水も可能になったのでおそるおそる一口飲んでみましたが、まだやっぱり怖くてコップ一杯も飲めずじまいでした。
この日はそのまま就寝。浅めの眠り。


手術翌日(術後1日目)

眠りは浅いものの、わりと清々しい気持ちで起床。
熱は37.0℃くらい。術後すぐから若干体温が高い。喉はやっぱり少し気持ち悪く、膜が張ってる感じ。
何も飲み込まなければ痛みもほとんどなし。

身体についてた機器類は朝にすべて取り外され、点滴だけ継続…という感じでした。
点滴は術後3日間は刺しっぱなしらしく、ブドウ糖や塩分の輸液?、止血剤、抗生剤と入れ替わり立ち替わりという感じ。止血剤と抗生剤はたぶんこの日までだったかな?
この日からご飯(三分粥と軟食)が始まり、久々のご飯に嬉しくなるものの飲み込むのが怖くて半分くらいしか食べずでした。痛みは中程度の扁桃炎と同じくらい。全然耐えられる。

痛み止め、胃薬、腫れ止めは錠剤で出てるので食後に気合いで飲みました。
そこからは、耳鼻科の担当医の診察、部屋での採血があり、それらが済んだら部屋でぼーっとするのみ。
形だけ手術室の人や麻酔科の人が様子を見に来てくれるんですけど、そのときに言われたのが「口が小さすぎて挿管にめちゃくちゃ苦労したので次回全身麻酔することがあれば事前に言ったほうがいい」とのこと。
えっそれって挿管できてなかったらしばらく息止まってたってコト…?とちょっとゾッとしました🥲
口が小さい人や顎関節症の人は事前にちゃんと言っといたほうがいいかもしれません。向こうから聞かれるとは思いますが。

この時点での困りごとは、とにかく「食べカスが喉のところに挟まる!!!」っていうのと「舌が痛い!!」の2点に尽きました。
私の食べ方が悪いのか、まだ舌が麻痺してるせいで嚥下機能がおかしくなってるのか、傷口の形が詰まりやすいのか…食べかすが口の奥〜喉にかけてめっちゃ詰まる!これが本当に嫌すぎ!
あと前述のとおり口が小さいせいか、手術中に押さえられてた舌がまだまだ麻痺するし何なら痛くて…ご飯食べるのがなかなか苦痛でした。なおこれはよくあることみたいです。

食べカスについては丁寧にブクブクうがいして、取れそうな範囲のものは取るって感じです。
この日から毎食後と寝る前にうがいをするように、とイソジン(ポビドンヨード)を渡されてました。

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