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2020年4月の記事一覧
女/文系/院進「それ意味あんの?」に対して私が思うことPart1
現在、私はとある国立大学の4年生。この秋から、ベルギーへ約1年間交換留学に行く予定だった。1年卒業がずれて、私は大学5年生での卒業。帰国予定7月。就活シーズンが終わっているのもあいまって、もともと大学院進学を検討していた私は、4年の秋までに卒業論文の大枠を完成させ、ヨーロッパ留学を経て、加筆修正を加え、卒論と研究計画書とともに、大学院の願書を出すつもりだった。そのため、就活という就活は行っていない
もっとみる女/文系/院進「それ意味あんの?」に対して私が思うことPart2
「全然就活してないけど、卒業後どうすんの?やりたいこととかでもあんの?」と、大学4年生にもなれば聞かれることが多くなる。そのたびに、院進学が第一希望であることを伝えると、かなりの割合で、「それ意味あんの?」と返ってくる。私が男で理系だったら、こんな返答、そう受けることはないのかもしれないが。
まぁよい。加えて、いまさら、私の社会性を疑うかような言動を他人に取られてもどうも思わない。確かに、全国に
女/文系/院進「それ意味あんの?」に対して私が思うことPart3ラスト回
僕は大学で何も学んできませんでした「高い金払っていく意味あんの?それって」と文系大学院進学に対して言ってくる人は、私が思うに、これは、たいてい大学で勉強してこなかった人たちの反応だ(大学生あるいは大卒者に言われた場合)。つまるところ、私にとって、大学院を意味のない高い投資だと捉える発言をすることは「大学で何も学んできませんでした。その努力を怠ってきました。」と、あっけらかんと恥じることなく、言って
もっとみる「昔は男の方が賢かった」という父の言葉から見えてくるもの。東大に2割しか女子生徒がいないのは女の子がバカである証拠?
はじめにたしかこれは、先週の日曜の出来事。いつも、書きたいことは山ほど出てくるものの、大枠とタイトルだけを下書きに記し、そのままいつか肉付けしようしようと思いつつ放置してしまう。そんなんだから、その鮮明であったはずの記憶はやがて色褪せ、結局、下書きボックスの奥底へと落ちていくのだ。
大学進学率。大卒の両親を持つ私。
コロナの影響で、この春から東京勤務予定だった兄は依然として実家で自宅待機をしてお