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わたしとわたしの内緒のはなし

こんにちは、ずなです🙋‍♀️

先日、社会人になって多分初めて、仮病を使って会社を休みました。

理由は単純。
会社に行きたくなかった、仕事を休みたかったからです。

実はここ最近、心が悲鳴を上げていました。
なぜなのかは、よく分からなくなってしまいました。
いや、考えることも一旦放棄したいという感じでしょうか。

現在とある事情で心療内科に通院しています。
訳はまた別の機会、もしくは触れないかもしれません。
人間いろいろあるよね、ぐらいに受け止めていただけると幸いです。

長年抱えていた問題を拗らせ、やっといま素直に対峙している感覚です。
そこでわたし、極端な考えになってしまいました。

(ずっと流れに身を任せていたけど、一度きりの人生思いっきり楽しまなきゃ損じゃん!
あれもやりたい、これもやりたい、今の自分の価値観とは遠い仕事をしている時間が勿体ない!)

とまあ、仕事軽視も甚だしい限りです。
でも実際、今も頭の片隅にあることは認めます。

毎日同じことの繰り返しで、ただお金を稼ぎに行っているのも嫌で、
職場の人は基本良い人たちですが、怠慢なところに目が行き不信感を募らせていました。
そんな猜疑心を抱く自分も嫌で嫌でたまりません。

前々から鬱屈した感情を抱きながら働いていましたが、自分の心と向き合った時、その思いに歯止めが効かなくなりました。

やりたいことはありつつ、それが仕事に直結している訳ではなかったので、転職先を探すもなんだかしっくり来ません。
いっそ辞めてしまうか!とも思いましたが、わたしは過去に勢いで退職した後、半年職探しをしていたトラウマがあるので踏み切れません。
勿論、夫にも相談し、「辞めたければ辞めな〜」と言ってくれましたが、わたし自身が許せませんでした。

そんなこんなで転職?現職?と行ったり来たりの気持ち、ほとほと疲れてしまいました。

他人に期待しているから落ち込む挙句、今の仕事にやりがいを見出せない。
自分で自分を追い込んでいる自業自得な思考。
その状況を理解しつつも、何が自分の正解になるのか、何に自分は勇気を出すべきか、分からなくなってしまいました。

(あぁもう仕事休みたい、、、一旦小休止が欲しい)

朝もどんどん弱くなり、洗濯や弁当作りがあるのに出勤45分前に起きるというルーティンが出来上がっていました。化粧も疎かです。
以前までのわたしはもう少しゆとりがありました。

ある日の朝、いつものように寝坊したのにも関わらず全く焦らない自分がいました。
(なんかもうこのまま休んじゃおっかな。)と初めて本気で思っている自分に少し驚きつつ、その日は持ち越したくない仕事があったので会社へ行きました。
しかしこの段階で、この日は休んでもいいようにしよう、と計画的犯k…業務調整をして、やっぱりその通り当欠を実行したのでした。

そりゃあ多少なりとも罪悪感は生まれました。
ただ、「自分の心が望んでいることをした」という達成感の方が上回っていました。

その心に従い休んだ日は、ヨガをし、洗濯をたくさんして、美味しい朝食を食べ、可愛い服を着て、クローゼットを整理し、大好きなパン屋のパンを食べ、気になっていた映画を観て。
思い付いたことを行うようにしました。でもどんな行動も内省を意識して取り組んでいました。

わたし、朝食をゆっくり食べたかったんだ。
クローゼットはぎゅうぎゅうだけど、大好きな服しかなかったんだ。
この映画、今の自分にとても響く。どんなところかな。

こんな些細な気付きたちが、今の自分にとっては大切でした。

一日終わってみると、後悔はないけど普段の休みとそんなに大差なかったな…!というのが正直な感想です。

特別なことをしようとは思っていませんでした。
でもそれが良かったのです。

週休2日制と比較的恵まれた休日設定ではありつつ、その2日をどう有効活用しようか考えを巡らせたり、逆にやらなきゃいけないことで埋まってしまい休まらなかったり。
休みが2日もある!ではなく、2日しかない思考になっちゃってるわけです。

贅沢な話だし、特別忙しい仕事をしているわけでもないのですが、
自分の感情に振り回され、結局自分は何をしたいのか分からず、
考えるのが苦しくなり閉塞してしまいそうな自分に与えた「休んでいいよ」という許可。

今まで、仕事に行きたくないという理由で休んだら、ずっと休んでしまうのではないかということを恐れていました。
しかしモヤモヤしていた心に小休止を与えたからなのか、出勤日に起きづらかった体の目覚めが良くなっていました。
まあ30分早く起きたぐらいなのですが、気持ちも安定していて少し驚き。

この状態がどれだけ続くか、はたまた明日からまたぐだぐだな日々なのか。

いずれにせよ体の異変と同じく、心も大切に扱わなければいけないということはわかりました。

自分の心を無視し過ぎず、
何を選んでも正解なのだということを忘れずに。

少なくとも今回のこの休みは正解でした。

わたしとわたしの、内緒のはなし。

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