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親子の距離感

我が家の息子くん、最近親の言うことに対して反抗することが増えました。

本日は「宿題やらない‼️」宣言をしてギャン泣き。宥めてもすかしても怒っても、おやつを差し出してもやりません。(ただしおやつは泣きながら食べていた…さすが食いしん坊)

母としては、未完タスクをそのまま溜め込むことが後々彼の首を絞めるのが不安なのだけれど、そこが伝わりません。

押し問答を続けても埒があかないため、彼に「必要な支援はするよ」と前置いて、「自分で選びなさい」と以下の選択肢を示しました。

1.頑張ってぜんぶやりきる。
2.できる範囲でやって、残りをいつやるか決める。
3.やらない。やらない理由を先生に説明し、宿題をやらない選択を認めてもらう。

息子は3を選択。
ただし先生への説明はしない、と断固拒否。
大声をあげて60分間泣き叫び、結局泣き疲れて眠りました。その寝顔を見ながら、私は私で息子とのやりとりを振り返るべく思考と感情を書き出して彼が目を覚ますのを待ちました。

この距離感。
よその親御さんからは厳しい、冷たいと言われることがあります。「自分で考えて選びなさい」は小2にはまだ早いよ、と。
しかし私は、本人が納得いかないことをただ形だけやらせても意味はないと感じます。
自分にとって本当に必要だと思わない限り、言われた通りにはやらない気質の我が子。自分の選択とそこから導き出された結果はセットなのだと、早めに知ってもらう以外にどうにもならんと思っています。

加えて「自分が何を求めているのか理解して説明し、他者に支援を要請できるようになる」スキルの育成を重視しています。
例え相手が親であっても、自分の願いは口にしなければ伝わらないことがある。そしてその願いを正しく理解してもらうためには、自分自身の感情や感覚をよく見つめる必要があるとわかって欲しいのです。

いつまでもずっと側で守ってやることはできないから、自分で自分の人生を選び取り、その結果を受け入れて前を向き、一歩踏み出せる人になってほしい。
そのために、小さなことから少しずつ手を離す準備をしたいと思うのは、親の独りよがりでしょうか。

しかし…息子のプライド高く頑固なところはまさに私の性質。
面倒なところばかりが似てしまうのは何でだろう…。

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