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#リモートデュエマ:デッドマン vs. バイク仙人 Part 2


「デュエマの達人」「ラップ仙人」「DuelMasters Wiki初代管理人」「デュエマ界のKing of POP」「無秩序の使者」「闇のカリスマ」「プッシュ・オッシMEN」「タンクトップの伝道者」「レペゼン・デュエマ」「デュエマ私物化の頂点」「慢心総意」「ブルドッグの気持ちのわかる男」「上手いことを言おうとすると結構スベる」「困るとすぐブリーチで例える」「俺に焼肉を奢らない」などなど様々な二つ名を持ち、デュエマ黎明期からウェブで活躍し、現在もコロコロチャンネルのデュエマ紹介で中心的な存在となっているデッドマン

そんな先輩の影に隠れがちなバイク仙人ではあるが、2015年日本一決定戦で見事4位という成績を収めている元強豪プレイヤーである。

日本一決定戦こそ、殿堂の影響で少ないと思っていた相性最悪のヘブンズゲートに準決勝であたり、3位決定戦でも勝負どころのGame 3で初動《終末の時計 ザ・クロック》という不運に見舞われたが、使用していた赤単レッドゾーン、通称バイクは彼の代名詞となり、バイク仙人を名乗ることとなった。

前回、2連勝で追い詰めるも、3連勝で逆転されてしまったバイク仙人はリベンジするべく、2週目の#リモートデュエマに臨む。今回もレギュレーションは前回同様、通信の画角に配慮してデッキ外のカード(超次元ゾーンや超GRのような別デッキ、禁断系や《零龍》など)を使わない殿堂構築という特殊レギュレーション。

「卑劣なる死人」デッドマンが発売前のカードを使用して対戦するのに対し、「みんなのヒーロー」バイク仙人Twitterでユーザーから募集したお題でデッキを構築してきて対戦する。

みんながどちらを応援しているかは明らかだが、バイク仙人の負けられない戦いが始まる。

■Game 1:「二短調の進化論(ゴッド・オブ・デベロップ)」

多少の音声トラブルがあったが解決し、やっと対戦が始まる。「インターネットの化身」デッドマンもまだ、手探りなのだ。

先手のバイク仙人《珊瑚妖精キユリ》をチャージしたのに対して、デッドマンの1ターン目のマナチャージは《God of Dream/Grenade of D-moll》!早速、使用デッキがなんらかの形の「九極デッキ(9マナのクリーチャーを軸としたデッキ)」である事が判明した。

余談だが《Grenade of D-moll》のカード名において、唐突にドイツ語のニ短調が登場するのはベートーベンの交響曲第9番がニ短調であることに由来している。

閑話休題、そうそうにデッドマンのデッキが判明する一方で、バイク仙人《フェアリー・ライフ》2ターン目、3ターン目とプレイ、対するデッドマン《ケンザン・チャージャー》でマナ加速する。

序盤には動きにくい九極デッキの隙をついて動きたいバイク仙人ではあるが、ここはキーカードである《ギガントウサギロボ・フューチャーX》をマナチャージしてターンを終える。デッドマンは、九極が序盤に動きにくいのは過去の話とばかりに2枚目の《ケンザン・チャージャー》から《十極 ジョバンチュ/Genesis of Drillball》を召喚する。

構造上、NEOクリーチャーデッキとなる《ギガントウサギロボ・フューチャーX》の重要パーツとなる《気高き魂 不動》を召喚するバイク仙人だが、ここでデッドマンはターンの初めにカードを引いて「引いた!」と一言。

ターンの初めにカードを引くのは当たり前なのだが、ここで重要なのはその中身。デッドマン《スターゲイズ・ゲート》をプレイし、手札から出したのはたった今引いた発売前の新カード、《QQQKYOKU・マウンテス》

突然の新カードに動揺するバイク仙人だが、手札も不十分。NEOクリーチャーとしての頭数にもなる《叡智の聖騎士 スクアーロ》をツインパクト側である《エナジー・ライト》としてプレイしターンを返す。

こうして、マジボンバー9という究極の踏み倒し能力を持った《QQQKYOKU・マウンテス》の召喚酔いが解けてしまう。デッドマンは、先ほど《十極 ジョバンチュ》で回収していた《スターゲイズ・ゲート》から再び《QQQKYOKU・マウンテス》を出すと、1体目の《QQQKYOKU・マウンテス》でアタック。マジボンバー9で山札の上から踏み倒されたのは《闘門の精霊ウェルキウス》。2体目の《十極 ジョバンチュ》を出しつつ、Wブレイク。

ここで、《崇高なる智略 オクトーパ》をトリガーしたバイク仙人は、自身のターンに2枚目の《ギガントウサギロボ・フューチャーX》をマナチャージすると、進化元となる《珊瑚妖精キユリ》召喚ののちに《生命と大地と轟破の決断》をプレイし、進化状態で《ギガントウサギロボ・フューチャーX》を2体バトルゾーンに出す。

1体目の《ギガントウサギロボ・フューチャーX》でのアタックで、山札の上から《崇高なる知略 オクトーパ》を進化元にしつつ、3体目の《ギガントウサギロボ・フューチャーX》を進化状態で召喚し、ウサギ団フィーバーが始まる……かと思われたが、ここでデッドマンのシールドから《閃光の守護者ホーリー》がトリガーしてしまう。

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デッドマンのマジボンバー9で《God of Dream》がバトルゾーンにでて盤面が9マナで埋め尽くされると、ウサギロボはネズミロボに屈するのだった。

デッドマン(光水九極ヘブンズ) 1-0 バイク仙人(ギガント・ウサギロボ)

Game 1が終わったところで、デッドマンは新しく導入した投票機能で視聴者にどっちが勝ち越すかというアンケートを取る。結果は、52.78%対47.22%バイク仙人の勝利。

アンケ1

人気、実力、誠実さ、なによりユーザーの期待を背負ったデッキを使用していることを考えれば当然の結果だろう。

多くの期待を背負い、バイク仙人の負けられない戦いが始まる。

■Game 2:「繊細な天才(シリアス・ジーニアス)」

タイムラグしつつじゃんけんで先行はデッドマン《「光魔の鎧」》カード名をフルで宣言しつつチャージ、対するバイク仙人もここはチーム銀河の《「雷光の聖騎士」》をマナチャージする。2ターン目もデッドマン《「水際の歩哨」》を召喚、バイク仙人《電脳鎧冑アナリス》でマナ加速と互いに順調な立ち上がり。

シールドをブレイクする手段をバイク仙人が持たないうちに《「蒼刀の輝将」》をギャラクシールドするデッドマン。対してバイク仙人《ウマキン☆プロジェクト》を召喚し、《コスパンダメソッド》に向けてマナを伸ばしつつ、ブレイクや殴り返しの要員を用意する。

《ウマキン☆プロジェクト》の殴り返しを警戒したパワータイプのデッドマンは、《「雷光の聖騎士」》をギャラクシールドするのみでターンを返す繊細なプレイ。デッドマンがアタックしにくい場になったところでバイク仙人《「蒼刀の輝将」》をギャラクシールドする。

デッドマンはターン開始時にギャラクシーゴーした《「雷光の聖騎士」》《ウマキン☆プロジェクト》をシールドに送りつつ、《「蒼刀の輝将」》でのWブレイクでは表向きの《「蒼刀の輝将」》と、さきほどシールドに送った《ウマキン☆プロジェクト》以外のシールドをブレイクするという相手のアドバンテージを警戒した繊細にして天才なプレイを披露する。しかし、バイク仙人《ウマキン☆プロジェクト》を引き込んでおり、バズレンダなしで召喚すると、さらに残った3マナで《「蒼刀の輝将」》をギャラクシールドしてアドバンテージを稼いでいく。

だが、デッドマンもすでに《「絶対の楯騎士」》をギャラクシールドできる6マナまでマナが伸びており、このギャラクシールドで《「蒼刀の輝将」》をさらにシールドにおいてドローを稼ぐと、《「蒼刀の輝将」》《「雷光の聖騎士」》でブレイクすると、今度は《ウマキン☆プロジェクト》であることを知っているシールドを含んだ2枚のシールドを《「蒼刀の輝将」》でブレイクして繊細にターンを返す。

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《「流水の大楯」》《「蒼刀の輝将」》とギャラクシールドし、《ウマキン☆プロジェクト》を召喚したバイク仙人だが、デッドマンの大量のチーム銀河軍団を前には十分な防御ではなかった。デッドマンは、新カードである《「剛力の火砲」》の効果を間違えるという繊細でない一面を見せつつもバイク仙人にダイレクトアタックを決めたのだった。


デッドマン(チーム銀河) 2-0 バイク仙人(チームウェイブ)


2015年日本一決定戦の関東予選を抜けた時には《魔法の玉 タルー》によって勝利したと語っていたバイク仙人だが、Game 2ではチーム銀河版《魔法の玉 タルー》ともいえる《「剛力の火砲」》に屈する形となった。

だが、別に、これまでの自身の歴史が己に牙をむいたというわけではない。

おそらく、今回も全試合数は5試合。次で負けてしまえば負け越しである。

ここで使用するのは「今、もし、DMGPとか出られる身なら、このデッキででると思う」とまで断言した、本日最強のデッキ。

過去の自身の戦績を背負って、バイク仙人の負けられない戦いが始まる。


■Game 3:「往復ビンタの哺乳類だ(スラッピン・ラビット)」


またもじゃんけんで勝利したデッドマン《赤攻銀 サハラン/レッド・マジック》をマナチャージし、デッキがチームボンバーである事をうかがわせる。2ターン目にはデッドマン《奇石 ミクセル》、バイク仙人は《タイク・タイソンズ》と互いに勝負のキーとなりそうなクリーチャーを並べていく。

3ターン目、デッドマン《瞬閃と疾駆と双撃の決断》《U・S・A・ELEKI》をバトルゾーンに出すと、2つめの選択肢でスピード・アタッカーを与えて即攻撃。ここでのマジボンバー3で《燦燦-ザサン》を山札の上から踏み倒す。

絶好調で展開をしていくデッドマンだが、展開力ではバイク仙人の使うチーム切札も負けてはいない。《タイク・タイソンズ》でのアタックをJチェンジで《メイプル超もみ人》にして2マナ加速すると、さらにこのブレイクで2体の《モモダチ モンキッド》《モモダチパワー!!!》のキリフダッシュを発動させ、《U・S・A・ELEKI》を破壊しつつ、マナを9マナまで伸ばす。

だが、せっかく盤面を展開したバイク仙人の横っ面をはたくように召喚されるのが、新カードの《U・S・A・BINTA》!

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これによって《モモダチ モンキッド》が破壊され、さらに《メイプル超もみ人》への《燦燦-ザサン》攻撃でトリガーしたマジボンバー3が2枚目の《U・S・A・BINTA》をバトルゾーンに呼び出し往復ビンタバイク仙人の盤面は一掃されてしまう。デッドマンはさらに《奇石 ミクセル》でもアタックし、バイク仙人のシールドを3枚とする。

新カードパワーでプランが崩壊してしまったバイク仙人《飛べ!イカロソくん》を召喚し、キリフダッシュできる体制は作れたものの、ゲームを決めるに足らず、このターンは《燦燦-ザサン》へと殴り返すにとどまり、何とか次のターンのデッドマンの打点を3に抑える。

しかし、続くターンにデッドマンがスピード・アタッカーである《U・S・A・SSIN》を召喚したことで、3連勝を許すこととなった。


デッドマン(チームボンバー) 3-0 バイク仙人(チーム切札)


デッドマン+新カード=無限大、これがD.M.力学。

深い思索で作った力作も太刀打ちできず、無念、負け越しが決まってしまったバイク仙人ではあるが、しかし、手にはもうひとつ、Twitterでのお題で作り上げたデッキ、「キューブ・ライゾウ」がある。

確かに、一日での戦績で負け越したとしても、ユーザーとの交流の中で作り上げたデッキで勝利すれば、それは勝利の価値として勝ち越し以上の意味があるのではないだろうか?ある。あるのだ。

デッドマンが使用するのは、「久々に使いたいと思ったんだよね」という自分の気持ち、慢心した思いがすべてであるかのようなまさに「慢心総意」というべきデッキチョイスである「ツインパクトQ.Q.QX.」

ユーザーとの交流を背負い、バイク仙人の今度こそ負けられない戦いが始まる。


■Game 4:「夏の夜の悪夢(ナイトメア・ゾーン)」


先手のバイク仙人《大樹王 ギガンディダノス》《ドマンモ龍樹》と不死樹王国のドラゴン続けてマナチャージしたことで、新たなドラゴンを使ったキューブライゾウであることが判明する。

対するデッドマンは、《レッツ・ゴイチゴ》《魂フエミドロ》と一気にマナを加速し早くも6マナに到達する。この間、バイク仙人まったくアクションを起こせない。しかし、デッドマンも有効なカードが無い様子で2枚目の《レッツ・ゴイチゴ》をプレイするのみでターンを返す。

ここで、ついにバイク仙人が《ミステリー・キューブ》をプレイするのだが、山札の上からめくれたのは《メンデルスゾーン》と悪夢の結果。これには「今日はだめだな」と漏らす。

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ついに9マナに到達したデッドマンは、《天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》と続けて召喚すると、さらに《輪廻暴冥》《コンダマ》を墓地から呼び出し、ここで回復したマナを使って《虹出づる繭 ミノガミ》を展開していく。

ターンが帰ってきたバイク仙人《ミステリー・キューブ》を2回目のチャレンジ。今度はきちんと《龍仙ロマネスク》がバトルゾーンに登場し、増えたマナで《お清めシャラップ》をプレイする。さらに、ターン終了時の《龍仙ロマネスク》効果でマナの《大樹王 ギガンディダノス》を墓地に送り込み、見事デメリットを逆手に取って見せる。

デッドマンはターン開始時の《虹出づる繭 ミノガミ》の効果で《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》を回収すると、すぐに《ツインパクト・マップ》をプレイ。ここには切り札の《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》はなく《コンダマ/魂フエミドロ》の2枚目を手に入れると、《魂フエミドロ》としてプレイし《輪廻暴冥》《コンダマ》をバトルゾーンへと戻す。

ここでデッドマン《Q.Q.QX.》での勝利をあきらめ《天上天下輪廻独尊》をプレイするとワールド・ブレイカーとなった《コンダマ》で攻撃。これは《龍仙ロマネスク》でブロックしたバイク仙人だったが、続く《天地命動 バラギアラ》の2連撃をしのぐトリガーを引けないのだった。


デッドマン(ツインパクトQ.Q.QX) 4-0 バイク仙人(キューブライゾウ)


冷静に考えれば、「自分が使いたい」という気持ちでデッキを選ぶのは悪い事でもなんでもなく、むしろ《Q.Q.QX.》が決まらなかったことにがっかりしていたので、自分も思ったより「自分も見たい」と思っていたことに気が付いたのでお詫びして訂正する。

しかし、視聴者の興味はデッドマンより、やはり「日本4位の男」バイク仙人。

バイク仙人の消化不良気味だったキューブライゾウのデッキがもう一度見たいという気持ちがアンケートにでも反映されることとなった。

アンケ2

視聴者のみんなが見たいと思っているデッキで、見たい動きを見せてダイレクトアタックする勝利は、きっと、普通の勝利5勝分くらいの価値はあるだろう。ある、あるのだ、あってくれ。

視聴者の期待を背負い、バイク仙人の今度こそ今度こそ負けられない戦いが始まる。


■Game 5:「賛歌の惨禍(ミステリー・カラミティ)」

先手はじゃんけんでデッドマンGame 4までの先手後手の成績は2勝2敗の五分なのだが、なんせ4連勝しているので、ここまでも先手が多く絶好調だったという認識になっている二人。しかし、それはそれとして2ターン目に《ダースシギ卿》《ライマー・ドルイド》ディスカードしながら展開という理想的な展開。続くターンもマナチャージだけだったバイク仙人に対して、デッドマンはその《ライマー・ドルイド》をフシギバースで召喚する。

返しのターンでバイク仙人《お清めシャラップ》デッドマンの墓地を一掃するのだが、《ライマー・ドルイド》デッドマンが置いた墓地には有効なカードがゼロという状況であり、どっちが得したかよくわからない状況に。そして、デッドマンが手札から出した2体目の《ライマー・ドルイド》は、今度はちゃんと《大樹王 ギガンディダノス》《不敵怪人アンダケイン》を墓地に送るという理想的な動きを達成する。

微妙にかみ合わないバイク仙人だったが、手札に2枚目の《お清めシャラップ》があったため、事なきを得る。仕方なくデッドマン《ダクライ龍樹》を8マナで通常召喚する。一方のバイク仙人《龍仙ロマネスク》を召喚して、マナを伸ばしつつターンエンドに《大樹王 ギガンディダノス》を墓地に送ることに成功し、若干の有利か。

しかし、デッドマン《死罠の杖》でフシギバース元になる《龍仙ロマネスク》をマナゾーンに送りながら《大樹王 ギガンディダノス》《不敵怪人アンダケイン》《ビバラ龍樹》を含む6枚を墓地に置くというビックプレイで再び優位を自分のものとする。残るマナは4マナで墓地には《不敵怪人アンダケイン》で復活させられる4マナ以下のクリーチャーが落ちなかったので、ここは《ダクライ龍樹》での攻撃を選択する。

状況が優位なうちにマナを増やしつつシールドを削っておいて、次のターンに優位を確定させようというプランだが、この3枚のブレイクで《無双龍聖イージスブースト》《ミステリー・キューブ》がトリガーしてしまう。

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しかし、この《ミステリー・キューブ》は再びの《メンデルスゾーン》

メンデルスゾーンの交響曲第2番は「賛歌」だが、2回目の《メンデルスゾーン》「惨禍」だ。

これを見たデッドマンは「今日は大丈夫な気がする」と《ライマー・ドルイド》でさらに2枚ブレイク、当然のようにここではトリガーはなく、バイク仙人のシールドはゼロに。

絶体絶命となったバイク仙人。いくつかプランを検討をした上で、むしろ一気に勝負を決める選択肢として《勝利宣言 鬼丸「覇」》を召喚し、ガチンコ・ジャッジにかけることとする。

だが、《ギガントウサギロボ・フューチャーX》の攻撃は《閃光の守護者ホーリー》でいなされ、マジボンバーでは《U・S・A・BINTA》をめくられ、自分は《ミステリー・キューブ》で2回も《メンデルスゾーン》をめくっているバイク仙人が、ガチンコ・ジャッジで勝てるわけはなかった。


デッドマン(不死樹王国) 5-0 バイク仙人(キューブライゾウ)


半端に勝つなら、いっそ全敗してほしいという気持ちがなかったといえば、ウソになる。そんな視聴者の負の期待に応えてしまう「求められたら断れない男」バイク仙人

だが、序盤の音声トラブルによって時間感覚が狂ったデッドマンは、幻の6回戦目を開始。これによってバイク仙人は、さきほどのアンケートで負けた《ギガントウサギロボ・フューチャーX》を使用する機会を得る。

もう擁護するのは難しいが、それでもきっと諦めないで戦い続けて勝利した価値は勝ち越しより価値があるし、《ギガントウサギロボ・フューチャーX》を使ってほしいラビット大佐の期待に応えればウサギ団的にもオールOKという考え方もある。とにかく、勝てばなんか価値があることになるし、負けても全敗はそれはそれでおいしいのでやり得だ。

とはいえ、本人は勝ちたいみたいなので、バイク仙人の今度こそ今度こそ今度こそ負けられない戦いが始まる。

■Game 6:「今日の凶(フェイト・トゥ・デイト)」

ここでじゃんけんに勝ち、完全に先手を勝ち越したデッドマン《奇石 ミクセル》《鮮鮮-グラフィ》と展開、対するバイク仙人も2ターン目・3ターン目と《珊瑚妖精キユリ》を展開と負けていない。

デッドマンは2体目の《奇石 ミクセル》を召喚すると、《鮮鮮-グラフィ》で攻撃し《フェアリー・ライフ》をトリガーしてしまう。

このトリガーでのマナ加速は《ギガントウサギロボ・フューチャーX》、そして手札から2枚目の《ギガントウサギロボ・フューチャーX》をチャージと使用できるマナが増えない状況となったバイク仙人《崇高なる知略 オクトーパ》を召喚して、《鮮鮮-グラフィ》の攻撃を封じる。デッドマン《U・S・A・SSIN》を召喚するのみでターンを終える。

バイク仙人《崇高なる知略 オクトーパ》で攻撃しつつ再び《鮮鮮-グラフィ》の攻撃を止める。だが、ここでデッドマンが引いたのが《瞬閃と疾駆と双撃の決断》

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手札から新カードである《U・S・A・PORISU》をスピード・アタッカーを付けてバトルゾーンに出すと、アタックし、マジボンバーで《U・S・A・SSIN》をバトルゾーンに追加する。

これで打点が足りてしまったバイク仙人。

トリガーに最後の望みをかけるのだが、ここは当然の今日のバイク仙人。


デッドマン(チームボンバー) 6-0 バイク仙人(ギガント・ウサギロボ)


新カードを駆使するデッドマンに対し、全敗という結果となったバイク仙人。全体的に「運が悪い」といえば運が悪い展開であり、敗因に頭を悩ましていた。

「やはり、新カードを使われているから負けたのでは?」と一度は考えたバイク仙人ではあったが、「いや、俺は今後も、Twitterでみんなの意見を聞きながらデッキを作る!」と宣言した。

ひとりだけで遊ぶのではなく、多くのプレイヤー相手も対戦だけでなく、語り合ったりするのもデュエマの楽しみだ。

今回の観戦記事を通じてバイク仙人を応援したいと思った方は、ぜひとも彼のTwitterをフォローしてあげて欲しい。

とはいえ、今回の観戦記事はかなり筆者の主観的な意見が多いので、こちらにアーカイブとして残っている対戦の様子を自身の目で確認していただくのがいいだろう。

また違った二人の関係性を受け取れるはずだ。なお、序盤は音声トラブルが発生していたので、このリンクはトラブル解決後からとなっている。

なお、カバレージ内に挿入されている画像をクリックすれば、そのシーンから動画を観ることも可能となっている。動画を直接埋め込んでいないのは趣味だ。

そして、もちろん第3回の#リモートデュエマも、開催が決定されている。

デッドマンのTwitterで告知されるがこちらで開催予定なので、バイク仙人だけでなく、デッドマンの発言もチェックしていただきたい。


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