【困った時は】CollectIRを活用して理想のスライドを探そう
みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。
今回は今話題のIRスライドの検索/比較サイト「CollectIR」の便利な使い方について解説していきます。パワポ研では、日々Xを中心に「スライド作成のお手本になりそうなパワポ」をご紹介していますが、今回ご紹介するColloetIRは、その一助となりそうな大変便利なサービスとなっております。
なお、以前noteで、IR資料探しに役立つサービスの紹介記事を作成しており、そこで簡単にCollectIRについても触れておりましたが、今回はより詳細な紹介レポートになります。
前回の記事はこちら
CollectIRとは
CollectIRは、notion上で構築された、IRスライドの検索・比較ツールです。webサイト上には以下の説明が記載されています。
基本的には日本の上場企業の決算説明資料を収集しているようですが、「今後「成長性に関する説明資料」等のコンテンツ拡充も検討中です」との記載があるため、今後のコンテンツ拡充が期待されます。
活用方法
CollectIRはnotionで作成されているため、タグや文字列による検索に非常に優れています。一つのIR資料に対して複数のタグが紐づけられているため、それらを上手く駆使して、参考にしたいスライドを絞り込むと良いでしょう。以下では具体的な絞り込みの方法についてご紹介します。
1.事業内容で検索
事業内容フィルターは、対象企業が主として展開している事業内容に関するタグが設定されております。他のフィルターに比べて、タグに数が少ないため、ざっくりとした事業内容で絞り込みを行いたい場合は、まずこちらのフィルターを設定すると良いでしょう。
2.業界/事業領域で検索
1の事業内容と類似している部分もありますが、より詳細な事業領域や業界で絞り込めます。Fintech、HRtechなどの比較的新しいIT関連のタグから、建設、小売、製造などの従来型の産業まで、幅広く網羅されています。事業内容で絞り込みをかけてから、業界/事業領域でさらに関心領域を絞り込むという使い方もオススメです。
3.セグメント・サービス名で検索
具体的なサービス名で絞り込む機能です。基本的にはサービス名に紐づく会社は1社であるため、フィルターをスクロールし、気になるサービスを探すという使い方がオススメです。
4.スライド内容で検索
スライド内容に関するフィルターですが、この機能が最も付加価値が高く、非常に強力です。探したいスライドのオブジェクトを内包している具体的なページを表示してくれます。上記は「購入者数」で絞り込みを行いましたが、BASEやラクスルなどの利用者の推移に関するスライドが表示されました。タグの種類も充実しているため、理想のスライドを探す手間が劇的に短縮されることが期待されます。
今回のまとめ
今回はIRスライドの検索・比較ツールであるCollectIRに焦点を当て、具体的な利用方法について紹介していきました。
パワポ研でも日々のXでの発信や書籍などで、同様の取り組みを行っておりますが、どうしてもフロー情報になってしまうため、CollectIRのようなストック型でいつでも検索できるようなサイトは非常に貴重だと感じております。
これを機に、皆様のパワポ作成のクオリティが向上し、資料作成の時間が短縮されれば幸いです!
パワポ研オリジナルテンプレート
パワポ研では「ビジネスシーンで使える」パワーポイントテンプレートを公開しております。デザインを整えるのみならず、ロジックやストーリーを整理するのにも役立つパッケージになっておりますので、関心のある方は下記ページも併せてご覧ください!
パワポ研からのお知らせ
上記の記事のように、noteではフォローしているだけでビジネスにおける「資料作成のコツ」と「デザインのセンス」が身に付くアカウントを目指して情報配信を行っています。
今後もコンスタントに記事を配信していく予定なので、関心のある方は是非アカウントのフォローをお願いします!