宇宙の声をきかせて
私は、基本的に自分にしか興味がありません。
もちろん、気の合う大好きな友達はいるし、
声をかけられれば誰とでも楽しく話もします。
それは心から楽しいと思えるひとときです。
でも、「この人のことを知りたい!」と思う人は、本当に少ないです。
昔から友達も少ないです。
Twitterなどで、みんながワイワイしているのを見ていると、蚊帳の外なのが寂しいと思う時もあります。でも、じゃあその蚊帳の中に入ったとして、全然楽しくない自分がいることも知っています。
(あっ、みんなは気にせずこれからもワイワイしてね)
そういう自分を好きなようで、どこかで否定するところもありました。
世間では「自分のことしか考えていない人」は、嫌われる人の特徴として広く知られているからです。
ちょうど2年前、心という分野に深く携わることになりました。
ボディセラピストの仕事をセーブして、心を扱うセッションやヒーリングを通して多くの方とご縁をいただきました。
それでも、いつもどこか満ち足りない。
「本当にこの人は楽になれたんだろうか」
「こんなことをして何になるんだろうか」
人を助けることを仕事にしたいと意気込んで始めたはずのことなのに、
心は苦しくなるばかりです。
そして最近、私はそもそも、「人のことを知る」ということにまったく興味がないことに気づいてしまいました。いや、気づいてはいたけれど、認めたくなかったのでしょう。でもついに、認めてしまったのです。
それはもしかしたらこれから、今のセラピストの仕事を通して変わっていくかもしれませんが、基本的に矢印はいつも自分に向いています。
そんな感じなので、あまり空気が読めません。
人が順番待ちをしているのに、さっさと目的のものに割り込んでしまうこともあります。傍から見ると、ちょっと天然な人とか、いわゆるKYの部類に入るでしょう。なのでたくさんの人と同時に関わる場面では、めちゃくちゃ気を張ってます。「ちゃんとしなくては!」と思うのです。
自分はきっと、診断されていないだけで、ADHDとかの傾向は少なからずあるんだろうな、と思っています。
でもまたつい最近、分かったことがあります。
私はいつも、宇宙の声をきいているのです。
お客様が来て施術をする時も、きっとそうなのです。
だから「なぜか分からないけれどとても楽になる」のだと思います。
「宇宙の声をきく」と表現すると、何かの高次の存在が助言をくれるとか、そういうイメージをする人が私のSNS周りには多いかと思いますが、そうではありません。ちなみに私は視覚や聴覚で高次の存在を確認したことはありません(耳鳴りなど3次元的に捉えられるメッセージは分かります)。オラクルカードですら、カードが恐縮してしまい、自分では引かない方がマシです。人にお願いするとしっくりきます。
じゃあ「宇宙の声をきく」っていったい何なのか。
私自身、これをどういう風に表現すればいいのか分かっていません。
強いて言えば「自分のことなんだから分かるでしょ」です。
「自分のことを分かる」というと、自分のすべてを知っていることと思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。もちろんよりたくさん知っているに越したことはないですが、私も、これから自分がどんな方向に向かっていくのか、今月の支払いをちゃんと全部払えるだけの売り上げを上げられるのか、まったくもって分かっていない状態です。3次元的にはめちゃくちゃ焦っていますが、今までいろんなことを何とかしてきた自分のことを知っているので、きっと何とかするのでしょう。
「自分のことが分からない、ということが分かっている」と認めることも、宇宙の声をきくにはとても大切なことだと思います。
「どこかにその答えがある」と思って外に向かって進んでいると、いつまで経っても「自分が自分である」という内側に既に持っているものを腑に落とすことはできないのだと思います。答えなんてありません。
自分のことを知ろうとすることは、自分を幸せにすることへの第一歩のようにも感じます。宇宙の法則や引き寄せの法則やツインレイについては熱心に勉強するのに、自分のことはほったらかしの人が多いように感じます。それでは、いつまで経っても自分との信頼関係は築けないし、「宇宙の声をきく」ということも分からないままなのかもしれません。
「聞く」でも「聴く」でもなく、「きく」のです。
たくさんの人がこの声をきけるようになればいいのに、と思います。もっと自分に興味を持ってほしい。
でも、そこに私がどう行動したらいいのか、コミットできるのかは、まだ分かりません。今できることは、サロンでたくさんの人に触れることと、こうして手記に残すくらいです。
ここ最近のたくさんの後押しのおかげで、このnoteを書くことができています。よかったらフォローとスキしてください。また書きます。
`22.9.8(Thu) 11:31 サロンにて。残念ながら暇なので。
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