メジャーネーム&メジャーバリューはハッピーなセット!?
Excelでよくある表を作りたいんだけど、なんだかうまくいかない・・・。
っていうこと、ありませんか?
テキストカードに数値をいれても、縦に伸びていってしまい、
簡単にできなくてどうしよう・・・!
という状態になってしまっている方もいらっしゃるかと思います。
これを解決してくれるのが、
突然変異したかのようにいつのまにか出現している、
メジャーネームとメジャーバリュー!
これは一体なに?
どういう場面で使うの?
という疑問が、Tableauを使い始めたばかりの方には、
ふつふつと沸いてきているのではないでしょうか。
そんな、Tableau初心者に一番最初に立ちはだかる壁、
メジャーネームとメジャーバリューについて解説いたします。
サンプルスーパーストアを例に解説していきます。
まずこれは、
「自動で勝手にできる、メジャーの宝箱」
と思ってもらえばよいかと思います。
選択中のデータソースのメジャーが詰まった宝箱
メジャーネーム :ディメンション扱い(区分として扱われる)
メジャーバリュー:メジャー扱い(数値として扱われる)
ピルを動かすとラインがでてきますが、
ラインより上のブロックがディメンション、
下のブロックはメジャーです。
メジャーネームとメジャーバリューは、一緒に使用されることが多く、
セットで使うと覚えておきましょう。
使える場面
①表をつくる
②2重軸ではできないメジャー数をならべるグラフをつくる
①表をつくる
メジャーネームを列(または行)シェルフに、
メジャーバリューをテキストカードにいれる
メジャーバリューをテキストにいれると下記の図のようになるので、
そのあとメジャーネームを列シェルフにいれるとバラけるイメージです。
Excelでよく作るような表ができるので、知っているとかなり便利です。
注意点としては、
集計方法や数値形式は、各メジャーの初期設定の値が入りこむので、
メジャーバリューのカードの中か、初期設定内で、
事前に設定を変更しておくことをオススメします。
この場合、割引率の集計を平均に、数値形式をパーセンテージに
設定変更しておきましょう。
こんな表も簡単にできちゃいます!
②2重軸ではできないメジャー数をならべるグラフをつくる
2重軸グラフでは、2つのメジャーしかひとつにできないですが、
下記の方法で3つ以上のメジャーをひとつのグラフにできちゃいます!
・メジャーバリューを行シェルフにいれる
・列シェルフにみたい軸のディメンションをいれる
・メジャーネームを色カードにいれる
不要なメジャーは、下記の方法で外すことができます。
・フィルターから外す
・メジャーバリューのカードから外す (カード内で順番も変更可能)
数値規模が違うため見ずらくなっているので、
注文のカウントを外してみましょう。
注意点として、
①ひとつの軸の中で、複数のメジャーが表現されるため、
単位の規模が違いすぎると見ずらくなってしまうので、
似た規模感の数値に使用し、他の数値は二重軸で対応しましょう。
②ひとつのメジャーを別のグラフに変えることはできないので注意!
その場合も、二重軸グラフで対応しましょう。
売上のグラフは二重軸で表現してみます。
売上のピルを行シェルフのメジャーバリューの横にセット
軸を右クリックして、2重軸を設定します。
これらを対応することで、
3つ以上の数値をひとつのグラフに反映することができます。
その他の留意点としては、
ディメンションもメジャーに変更すれば、
メジャーバリューカードに追加可能です。
また、データ接続が出来ていれば、
他テーブルのメジャーも追加することができます。
解説は以上となります。いかがでしたでしょうか。
メジャーネーム、メジャーバリューに
少しでも慣れ親しんでもらえると幸いです。
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