新技術1

新技術を導入する (その1)

GWの終わりに車を走らせていると、あちこちで田植えをやっている。もちろん、みんな田植え機である。刈り取りはコンバインが当たり前の現在ではあるが、私が小学生のころは、まだコンバインが珍しくて、「コンバインだと稲を乾燥させないで袋に詰めるからあんまりおいしくないんだよ」みたいなことが子供の間で話題になっていた。

ちなみに、当時放送されていた「コン・バトラーV」の合体の掛け声が「レッツ!コンバイン!」。放送のたびになんだか気恥ずかしかった・・・

話は戻って、今では刈り取りはもっぱらコンバイン。稲刈り機とか、田んぼにテントのようにつまれている稲を見ることは非常に珍しい。コンバインで刈ったから美味しくないという声は聞いたことがない。

農家が、よくこれだけ機械化を受け入れたなあと関心しながら田植え機の働くのを見ていたのだが、果たして、農家をここまで機械化に推し進めたのは一体何だったんだろうか。

調べればそれなりの資料は出てくるとは思うのだが、めんどくさいので「こんな感じだったら使うんじゃね?」と想像を働かせることにする。

1. 機械を使うと、とにかく楽で早く終わる
2. 機械を使っても、思ったよりお金がかからない
3. 機械を使うとき、あまり人に頼らなくても自分でできる

なんでこんなことを考えたのかというと、今、設計で3Dモデルを活用しよう、とか、CAEを使おう、とか言っているけれどもなかなか進まないのは何でだろう、機械化を受け入れなさそうな農業はあんなに新技術の導入が進んでるのに、と、田植え機を見てふと思いついたからなのです。

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