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特別企画展「クラウンとアイシン」を見に行ってきました!
アイシンのコムセンター。アイシンに仕事で行くたびに「ショールームだと思うんだけど、何があるんだろうなー」と思っていましたが、この度、特別企画展「クラウンとアイシン」がある、ということで、個人的に行ってきました。非常によかったです!
こういうレポートを書くつもりで行ったわけではないのでそれほど詳細なレポートではありませんが、興味のある方は、是非行ってみてください!撮影OKです。
開催期間:2022年8月25日(木)〜 12月9日(金)のうち、アイシンの稼働日(アイシンカレンダーを見てください。ちなみに祝日は稼働日です)
↓ アイシンカレンダー ↓
https://www.aisin.com/jp/pdf/carender2022.04-2022.09.pdf
「アイシン」とは
「アイシン」という会社。おなじみの方にはおなじみの自動車部品メーカーです(自動車部品だけではないですが)。「アイシン精機」を「アイシン」と呼ぶことが多かったのですが、昨年(2021年)4月にそのアイシン精機と「オートマチックトランスミッション」で有名なアイシン・エィ・ダブリュが経営統合して「アイシン」になりました。
展示内容
アイシン精機+アイシンAW=アイシン、そしてクラウンとの関係、となると、やはりオートマチックトランスミッション、ということになるというのは容易に想像できます。どのような展示なのか、というのは、こちらのページに概略があります。
一番おもしろかったもの
展示の中で一番興味深かったのは、実はトランスミッションのカットモデルでもなく初代クラウンでもなく、部屋の隅にひっそりと「たたずんで」展示してあった「歴代クラウンとアイシン」というタイトルの、A2にまとめられたシャーシー系の概念設計というか、設計思想でした。この展示のためにわざわざ作成したようで、作成日付が8/23になっています。展示物に添えて開発エピソードも展示されることは多いのですが、こういう、実際にどう考えて製品に落とし込んでいったのか、ということはなかなか目にすることはないので、基本設計をする身としては、車の設計思想ってこうなんだ!と、すごく面白く読みました。内容と、手書きの文字からして、ベテランさんが書いたんだろうなあ。図もいかにもベテランさんっぽい。素晴らしい内容でした。
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オートマチックトランスミッション
では、特別展示のメインである、オートマチックトランスミッションの話に行きましょう。その中でなかなか興味深かったのが、紹介ページの「カーボンニュートラルの実現に向けた、電動化技術の時代へ」にある、13代目クラウンからのハイブリッドトランスミッションですね。
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余談
今回、こういう機会があって行ってみましたが、行ってよかったことは
コムセンターは普通に一般公開されている
ということが分かったということですね。
一般公開ということでも、会社の敷地内にあるし(普通に打合せエリアから見える)、スーツで行った方がいいのかなあ、と思いながら、急いで出かけたということもあって完全に普通の服で行ったので、ドキドキしながらコムセンターに向かったのですが、普段着で来ている人も結構いて(というか、スーツの人は社内の人とか、仕事関係の人)安心しました。次回も普通に行こう。
今回の特別展は、どうやら常設の「プロダクツゾーン」の部屋を使っているようでした。
ヒストリーゾーン
三河地方では「トヨタミシン」「トヨタベッド」など、「トヨタ」の名前がついた製品が昔からいろいろあるわけですが、実はアイシン精機が作っていることが多かったりします。実際、うちで子供のころに使っていた二段ベッドはトヨタベッドでしたし、学校のミシンもトヨタミシンがありましたね。コムセンターのヒストリーゾーンには、自動車部品だけでなく、そういった製品の展示もたくさんあり、興味深いです。特にミシンはアイシン精機の事業の大本の製品です。今回は時間がなくてゆっくり見れませんでしたが、次回はそちらもじっくり見たいと思います。
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コーポレートゾーン
入ってすぐのところに常設で展示。アイシングループで製造している部品がどのような場所についているのか、色分けされてわかりやすく展示されています。結構きれい。
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展示のパネルは中国語でも書いてあって、「アイシン」は「愛信」。「愛知工業+新川工業=アイシン」ですが、中国語名にするにあたって「愛信」とは、なんとも素敵な名前になったものです。
エネルギー・住生活ゾーン
時間がなかったので全く見てません。次の機会に見てみようと思います!
最後に
今回の特別展だけでなく、特別展示後の常設展もぜひ見に行きたいと思いました!
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