語彙をもりもり増やす新習慣+チートシート
ライデンです、
語彙は多ければ多いほどプラスに作用します。
最近YouTubeをよく見るんですが「この人おもしろいな」と感じるときは、ほぼ例外なく『使う単語』が他の人と違うことに気が付きます。
ダウンタウンの松本人志さんが好きで、つい動画をチェックしてしまうんですが、やはり、明らかに、違います。突拍子もない言葉を口にするのです。並み居る芸人さんとは比較にならないほどのボキャブラリーの持ち主。
他には、YouTube大学の中田敦彦さんも言葉のレパートリーは豊富ですし表現も面白い。あとは「りりバイオレット」というチャンネルの投稿主さんも、非常に興味深い言葉を操ります。
とにかく語彙は多ければ多いほど『得』をするのです。周りを観察すれば明らかですし、語彙の大小で年収が変わることも分かっています。
逆に、ボキャブラリーが少ないと、いつも同じ言葉でしか感情を表現できずにその他大勢に埋もれ、脚光を浴びることはありません。自分にスポットライトは当たらないのです。
「凄いですね!」
「さすがです!」
のように、誰もが口にする“無難な言葉”でしか、相手を褒めることができません。マンネリもいいところです。
ところで、Twitter 知ってますか?
ご存じない方に説明しますと、Twitterとは多種多様な人々が興味深いことを“つぶやく”非常にエキセントリックなSNSのことです。
もしかすると、「お腹すいた」「ドンキなう」「ねむい」のように箸にも棒にも掛からぬヒトリゴトを垂れ流す暇人向けの時間つぶし、と思っている人もいるかもしれません。
しかし、かなり勉強になる情報や○○ハックのようなお役立ちハウツーを、大真面目に“つぶやく”人もいるのです。ビビるくらい多様な人種がいて、例えるなら万華鏡の世界なんですね。
僕もやってます。
投稿を「ツイート」と呼びますが、このツイートに対してコメントをいただくことがあります。noteでもコメントから交流できるように、Twitterもリプライという意見交換機能があります。
ただ「凄いですね!」「勉強になります!」と言った、常套句の羅列が多く、コメントをいただく側からしたら同じ言葉のシャワーを浴びすぎているので、(お気持ちは嬉しいですが)顔の表情は緩みません。
このマンネリを防ぐために「凄い」の類語を提案させていただいたのが、上記のツイートです。
【凄いのストック42個】
神業、心憎い、絶妙、無双、衝撃的、脱帽、唸る、Sクラス、サイコパス、猛烈、偉大、胸を打たれる、スケールが大きい、度肝を抜かれる、抜きん出る、言葉をのむ、あっぱれ、圧巻、目を奪われる、神がかり的、並外れ、目覚ましい、感服、ぶったまげる、ダイナミック、抜群、ずば抜けて、印象深い、驚異的、真似できない、切れ者、卓出した、完成度が高い、センスが光る、舌を巻く、満点、パーフェクト、格が違う、不滅の、琴線に触れる、ピカイチ、桁違い
「これは心憎い。凄いですね!」
言い換えなくとも“組み合わせ”るだけで、パワフルになるのがお分かりいただけますか?僕はこのひとことを言われたら、頬が緩みニコってなりますね。
他にもこんなツイートしてます。
オノマトペの一覧。
からだ言葉の一覧。
これらすべての単語が脳ミソに格納されている…わけではありません。もちろん記憶している言葉もありますが、脳のキャパシティを超えるものは『チートシート』を見ながら書き換えます。
チートシートとはカンニングペーパーのことです。
ま、単語帳です。
チートシートと聞くと「え?なんですかそれ?」と思いますよね。それが狙いです。あなたの興味をそそる言葉を選んだわけです。
単語帳⇒カンニングペーパー⇒チートシート
単語帳じゃつまらない。
カンニングペーパーも興味深いですが、文字数的にチートシートを好んで使います。
それで、語彙を増やすにはこのチートシートが欠かせません。もしあなたがアインシュタイン顔負けの“IQ190の天才”であれば、こんな単語帳など必要ありません。邪魔なだけです。
残念ながら僕は、天才でも暗記のエキスパートでもありません。一般人かそれ以下の記憶力しかありません。だからチートシートは必須でした。
【語彙をもりもり増やす新習慣】
STEP1:メモ帳を買う
STEP2:気になる単語をメモ
STEP3:毎日メモ帳を眺める
このメモ帳がチートシートになります。
学生時代、英単語を覚えるために毎日コツコツ手書きで書き写していましたが、そんなめんどくさい事はしなくてOKです。ただ毎日メモ帳を『眺めて』ください。そうすることで、脳ミソの奥に単語が備蓄されていきます。
信じられませんよね?
コピーライティングの先生に教えてもらった手法ですが、とりあえず言われたことは逆らえませんから、仕方なく半信半疑で取り組みました。するとどうでしょう…
こんな感じで、パラパラとページをめくり、ただただ眺めるのです。文章を書き始める前にやっていますが、この新習慣を5年以上続けています。
そしてこれからも辞めません。
単語がポンポンと湧いて出てくる感覚を味わってしまうと、よく分かりませんが一種の『快楽』を覚えるのです。エクスタシーです。
若干の興奮でタイピングの手が止まらなくなり、指先の動きが思考について来ず「早く書きたい、もっともっと書きたい」という衝動に駆られるのです。
言葉が襲いかかるとでも言いましょうか…
執筆作業が何倍にも楽しいものになります。
料理をするときに、100種類の材料がテーブルに置かれていたらワクワクしてどんな美味しいものが作れるか楽しみになりますよね。逆に、10種類の材料しかなければ、そこまで創作意欲は高まらないと思います。
チートシートを眺めてください。
声に出して読み上げる必要はありません。写経する必要もありません。少しだけ集中して眺めてみてください。
習慣化できさえすれば、あなたの文章は驚くほど興味深く、そしてクリエイティブな読み物へ進化するでしょう。扱う単語が変われば、読者は食い入るように読み進め、あなたの世界に没頭することでしょう。
ライデン
最後の最後まで読んでいただき 本当にありがとうございます! とても嬉しく思います。 あなたが少しでも気づきや学びを 得られる記事を心がけています。 スキやコメントいただきますと 嬉しく思います。 ではまたどこかで。