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アイデアが浮かばない人が読む記事

「なんかアイデア浮かばないかな…」


知っていますか?

アイデアが出る出ないというのは、頭の良し悪しではないのです。アイデアが出る環境をどれだけ知っていて、そこに自分の身を置くことができるか?

これがアイデアを出すコツ。

『環境』が重要なんです。

一番やってはいけないのが、一か所にいて、「ウ~ン」と唸ること。これでは新しい発想は出て来やしません。

真っ先にやることは、行き詰ったら環境を変える。自分の部屋に閉じこもっていないで、新鮮な空気を吸いに外へ出ましょう。

他にも、サウナに入ってリフレッシュする。

朝4時に起きて散歩やジョギングをする。

とにかく、意図的に環境を変えるだけで、アイデアは湧いてくるのです。

次に大切なのが『メンタル面』。

新しい発想は、悩んだ後にやってきます。脳ミソが熟成されてから、ポンっと出てくるのです。

なので、寝る前にビールは飲んではいけません。飲むと頭の中がリセットされてしまい、それまでの苦労が水の泡になります。

アイデアが出ない状態が、もうひとつあります。

何か問題を抱えているときです。

問題があるときは、先にその問題を解決しないと、脳ミソが次のアイデアを出すという前向きな姿勢になりません。

頭が完全にこう着状態になってしまいます。

だから、いくら考えても何も出ません。

そして、アイデアというのはその問題がなくなった時にようやく浮かびます。

例えば「借金を明確にしていない状態」

これはよくありません。

そこで、借金の金額を明確にし正確な金額を認識することで、脳ミソは次へ進むことができます。

どうでしょうか?

アイデアが出る環境をどれだけ知っていて、そこに自分の身を置くことができるか。

よく言われるのが、移動中にアイデアが出るというもの。新幹線の中や電車の中、ドライブ中にアイデアが出たという話はよく聞きます。

他にする事がなく、リラックスした状態になれるのが大きいと思います。僕の場合ですと、飛行機の中が一番アイデアが出ます。

あなたは飛行機に乗ると何をしますか?

爆睡したり、映画を見たり、向こうで何を食べようか妄想したり。いろいろあると思います。

僕はそういったことはしません。

リクライニングせず座席を垂直にして背筋をピンと伸ばし、ノートを出してペンを握ります。

すると、アイデアがわいてきます。

それをひたすら書くのです。

僕にとって飛行機の中が一番アイデアがわく環境と言えます。あなたも機会があれば試してみてください。

それと、アイデアを出すときに勘違いをされている人も見かけます。

マンダラートをご存知でしょうか?

3×3で構成される9マスの中心にテーマを書き、それを取り囲むように配置されている残りのマスに、そのテーマから思いつく言葉を書いていく手法です。

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連想ゲームみたいに、次々とアイデアを引き出していくことに主眼が置かれています。

マンダラートは、メジャーデビューした大谷翔平選手が活用していたことで有名です。

興味がある人は「大谷翔平 マンダラート」で検索すれば、本人が実際に作成した図を見ることができます。

この他にもアイデアを出す方法はあります。

・なぜなぜ分析
・シックスハット法
・ブレーンストーミング
・オズボーンのチェックリスト

など様々な手法が挙げられます。

どれも有効な方法ではありますが、肝心なことを忘れてはいけません。先ほど、話したように

自分の部屋に閉じこもっていたり
何か未解決の問題を抱えていたり

このような状態のまま、上記の方法を試したとしても効果は期待できません。よくビジネスアイデアが出ないと躓いている人はこの傾向にあります。

アイデアが出る環境に自分の身を置いたときにようやく、これらの方法が生きてくるのです。

アイデアが出る環境>アイデアが出る方法

この関係を認識できていないといけません。

いいでしょうか?

もちろん、使える方法もあります。

今の時代、儲かるアイデアはゼロから生まれるのではなく、既にある発想を
工夫して生まれることが多いです。先ほど挙げた、

オズボーンのチェックリスト。

これは、ブレーンストーミングの発案者であるA・F・オズボーン氏が生み出した手法で、アイデアが思いつかないときに、9つのリストに当てはめながらアイデアを広げていく手法です。

「9つのリスト」は次の通り。

・転用:他に使い道がないか?
・応用:他からアイデアを借りられないか?
・変更:変えてみてはどうか?
・拡大:大きくしたらどうなる?
・縮小:小さくしたらどうなる?
・代用:他のもので代用したらどうなる?
・置換:入れ替えたらどうなる?
・逆転:逆にしたらどうなる?
・結合:組み合わせたらどうか?

よく企業などで見かけるのが「結合」。

何かと何かをミックスすることで別の何かを生み出すという鉄板の発想方法です。

例えば、消しゴム付きの鉛筆。

「消しゴム+鉛筆」の組み合わせです。

また、ネットカフェもそうです。

「漫画喫茶+インターネット」を組み合わせた事例になります。

「組み合わせ」というのは、最も多いアイデアの出し方で、合わせたことにより『どんな需要が生まれるか?』あるいは『高機能にできるか?』を考えてみると新しい発見が生まれます。

いずれにしても、

アイデアが出る環境>アイデアが出る方法

この関係は忘れないようにしてください。

あなただけのビジネスアイデアが量産する環境を手にしてしまったら、無敵です。

新幹線、車、飛行機など、基本的に何もする事が無い移動中がおススメです。

ありがとうございました。

ライデン

最後の最後まで読んでいただき 本当にありがとうございます! とても嬉しく思います。 あなたが少しでも気づきや学びを 得られる記事を心がけています。 スキやコメントいただきますと 嬉しく思います。 ではまたどこかで。