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もう、長文は読まれないのか?

ライデンです、

長い文章が避けられる傾向にあるのは、あなたも理解していると思います。では、

『なぜ、長い文章は読まれないのか?』

実は、この問いを深く考察することに、文章を書く上で非常に参考になるポイントが隠されているのです。

おそらくですが、今日の記事を読まれますと、あなたの思考は『シフト』するでしょう。注意深く読み進めてください。

で、あなたはどう考えますか?
なぜ長い文章は読まれないのか?

「ライデンさん、そりゃ今はスマホの時代だよ?そんな事も分からないのかな。。」

確かに、パソコンで文章を読む機会は減りましたね。その代わり、スマホで読む人が増えました。中にはスマホを二台持ちしている人もいるくらいです。

ではなぜ、

『読む手段』がパソコンからスマホへ移行しただけなのに、長い文章が読まれなくなったのでしょうか?

スマホを触るのは隙間時間が多いはずです。仕事の休憩時間、移動の合間など“ちょっと”時間ができたら、スマホを覗いてしまいますよね。

“ちょっと”がミソです。

だから数分で読める記事が好まれるのです。

それに、スマホを開いたら他にもやるべきことが色々あります。SNSのチェック、天気予報の確認、ゲーム、動画アプリ、ラインの返信など。

スマホが便利すぎるゆえ、やりたいことが他にもありまくりなのです。10分もかけて記事など読んでられません。

みんな忙しいのです。

こうやって、読者の行動パターンや習慣を考えることは、文章を書く上で極めて重要です。

ライターさんの中には様々な工夫を凝らし、忙しい読者に配慮する姿勢が伺えます。

例えば、

・この記事は○分で読めます
・冒頭に目次を設ける

などです。

しかし僕が知ってるコピーライターに、このふたつの工夫を施す人は存在しません。

なぜなら古臭い人間だから…

ではなく、古来から伝わる最強の『マインドセット』を脳髄に叩き込んでいるからです。

【コピーの三つの壁】
其の一:読まない
其の二:信じない
其の三:行動しない

いいですか?

『読まない信じない行動しない』

復唱してください。周りに人がいる方は、心の中でブツブツと念じてください。特に、其の一に注目してください。

誰もなたの文章は読みません。

では、どうしたら、懸命に書いた文章を読んでもらえることができるのか?

これを考えます。徹底的にしつこいくらい、24時間365日、ひたすら考え抜きます。

・長い文章でも読んでもらえるためには
 どうすればいいのか?
・長い文章だと感じさせないためには
 どう書けばいいのか?

「この記事は○分で読めます」これだと○分以内で読み終える分量しか書けません。

また、目次は内容が先バレするので基本的に設けません。なぜなら、飛ばされると嫌だからです。全部読ませたいからです。一文字も無駄なことを書いていないからです。一生懸命、魂込めて書いた傑作だからです。

大切なことなので繰り返します。

思考をシフトしてください。

・長い文章でも読んでもらえるためには
 どうすればいいのか?

・長い文章だと感じさせないためには
 どう書けばいいのか?

例えば、

あなたが書いた文章を、読者が朝の通勤ラッシュのときに読んだとします。遅刻しては大変なので、時間は少ししかありません。

しかし問題があります。

あなたが書いた文章は5000文字オーバーで読み終えるのに15分かかります。

最後まで読んでくれるでしょうか?

僕は、読者にどんな理由があっても、どんなシチュエーションで読んでいようとも、最後の一文字まで読んでもらえるように、精いっぱい努力して書くようにしています。

「ライデンさんの記事を読み終えたら会社に遅刻しちゃいましたよ!どうしてくれるんですか!」

と、怒り狂ったメッセージをもらうことに命を賭けてます。これが僕たち書き手にとって、最高の誉め言葉じゃないですか。

違いますか?

・時間がない読者に“配慮した”文章
・時間がない読者を“振り向かせる”文章

あなたはどちらを選びますか?

コピーライターは後者一択です。

どちらが良い悪いではなく、考え方、つまり『マインドセット』の違いですね。

あなたも聞いたことがあると思います。

そしてそれが常識だと植え付けられています。「時代は変わった。もう、長い文章は読まれない。。」

はたしてそうでしょうか?

僕は尊敬する方の文章は一文字も飛ばさず、舐めまわすように読み込みます。必ず二度読みます。

そのお方の思考を体に染み込ませたいので、内容によっては写経をしています。どんなに時間がなくとも最後まで読み切ります。

この記事を書いてて、ふと思いました。

「どうしてだろう?」

なぜ僕は、この方の文章に魅了されるんだ?と考え込んでしまいました。よくよく考えたら、その『理由』のひとつに、

読まないと損するから

がありました。この方の文章を読まないと『俺は損する』と感じてしまうのです。

それくらい文章にパワーがあるのです。だから3000~5000文字でさえ時間を確保して読むんです。長文だと感じません。

読んだ後はいつも身震いします。

このnoteの記事はたかだか2300文字程度。

読んでくれる大切な人に向けて精いっぱい魂込めて書きました。一文字も無駄にしていません。

小細工の話はしていません。

『マインドセット』です。

あなたの考え方次第で、文章は生まれ変わります。そして、読者に訴えるメッセージが変化するのです。

もし、今回の記事を読まれ、何か気づきが得られたらとても嬉しく思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

続編もありますので、よければこちらも。

あなたが思う『長い文章の概念』をぶっ壊す記事↓

ライデン


追伸:
note更新毎日を目指していましたが、これからは方針を変え、不定期の更新にしたいと考えています。

毎日楽しみにしてくれていた方には申し訳ないです。

その代わり、これまでラフな感じで書いていたのを、読み応えのあるヘビーな感じでそれでいて有益で、『読まなきゃ損する記事』にすることを約束します。

最後の最後まで読んでいただき 本当にありがとうございます! とても嬉しく思います。 あなたが少しでも気づきや学びを 得られる記事を心がけています。 スキやコメントいただきますと 嬉しく思います。 ではまたどこかで。