竹富町・訪問税+宿泊税シュミレーション
目的
訪問税の訪問客のインパクトを和らげるための案を試算してみる。
(税導入による訪問客数の減耗を加味したシミュレーションは、別途行う。)
前提
必要予算66億
(補足)60億の予算の根拠。第2回竹富町訪問税(仮称)審議委員会について 竹富町訪問税(仮称)の 枠組みと検討事項 P.20より
https://www.town.taketomi.lg.jp/userfiles/files/20231109dai2shiryou.pdf
訪問者はピーク時の116万人で試算。(甘め)
試算
町役場モデル(3年達成モデル)
訪問税モデル:訪問者に一律2,000円徴収
116万人×2,000円=23億2,000万
->年間23億2,000万円 x 3年= 69億6,000万円
併合モデル案1(3年達成モデル)
個人的に訪問税と宿泊税の併合モデルを試算。
(宿泊者数の試算については補足に記載。)
<想定条件>
訪問者については一律1,000円を徴収。
宿泊者について一泊1,500円を徴収。
116万人×1,000円=11億6,000万(訪問税)
70.7万人×1,500円=10億6,050万(宿泊税)
->年間22億2,050万円 x 5年= 66億6,150万円
併合モデル案2(5年達成モデル)
個人的に訪問税と宿泊税の併合モデルを試算。
<想定条件>
訪問者については一律500円を徴収。
宿泊者について一泊1,000円を徴収。
116万人×500円=5億8,000万(訪問税)
70.7万人×1,000円=7億0,700万(宿泊税)
->年間12億8,700万円 x 5年= 64億3,500万円
(若干ショート)
まとめ
一律2,000円でなくてもよいのでは?
訪問税500円については過去のアンケートで妥当な金額とされたのである程度納得は得られそう。
3年ではなく5年で設定すれば、訪問者一回当たり500円から、宿泊者一人当たり1,500円からの金額になる。
補足
試算条件
提供可能な宿泊人数(A)
島の1日に提供可能な宿泊人数は4,171人。
参考「第65回 沖縄県統計年鑑(令和4年版)第22章 観光 22-9 市町村別・種別の宿泊施設数等」
https://www.pref.okinawa.lg.jp/toukeika/yearbook/65/yearbook65.html
稼働率(B)
月別の稼働率。コロナ前の令和元年の値を利用。
「第65回 沖縄県統計年鑑(令和4年版)第22章 観光 22-10 沖縄県と全国の宿泊施設の月別定員稼働率」を利用
https://www.pref.okinawa.lg.jp/toukeika/yearbook/65/yearbook65.html
年間宿泊者数
4,171(A) × 月ごとに日数 × 月ごとに稼働率 -> 707,397人が試算上の年間宿泊者人数。
第65回 沖縄県統計年鑑(令和4年版)
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