ポータブル電源業界の新星?Pecronが熱い - ユーザーの声から見る最新動向
ポータブル電源市場で話題になっているのが、新興ブランドのPecron(ペクロン)です。Reddit上で展開された興味深い議論から、最新の市場動向についてお伝えしたいと思います。
■ Bluetti AC180とPecron EL1000LFPの比較が話題に
あるユーザーがBluetti AC70を使用した経験から、上位機種のAC180への買い替えを検討中に、Pecronの同価格帯モデルを発見したことから議論が始まりました。
ベテランユーザーによると、Pecronは現在、Bluetti、EcoFlow、Jackeryに次ぐ第4位の人気ブランドとして認知されているとのこと。特にE1000LFPモデルは、AC180と非常に似た仕様を持ちながら、いくつかの興味深い違いがあることが分かりました。
【主な特徴の比較】
AC充電速度:Bluetti AC180が「ターボモード」で1440W充電可能なのに対し、Pecronは1000Wまで
ソーラー充電:逆にPecronは20A/最大600Wの入力に対応し、AC180(10A/最大500W)を上回る
■ DCパワーユーザーに支持される理由
特に注目したいのが、DCアウトプットを重視するユーザーからの評価です。Pecron 1500は30AのDC出力を備えており、車載用の照明やLED、冷蔵庫、ファンなどの電源として活用できる点が高く評価されています。
■ 大容量ソーラーパネル活用ならEcoFlow Delta 3も候補に
なお、大容量のソーラーパネルの活用を検討している方には、EcoFlow Delta 3も選択肢として挙がっています。2系統の500W MPPTコントローラーを搭載し、最大1000Wまでのソーラー入力に対応可能です。
■ まとめ:多様化する選択肢
従来のBluetti、EcoFlow、Jackeryの3強に加え、Pecronという新たな選択肢が登場したことで、ユーザーのニーズに合わせた機種選択の幅が広がっています。特にソーラー充電やDC出力といった特定の用途では、新興ブランドならではの特徴的な性能を発揮しているようです。
ポータブル電源選びは、AC/DC出力の重要度、ソーラーパネルの活用有無、充電速度の優先度など、使用目的に応じて最適な機種が変わってきます。メーカーの知名度だけでなく、実際の使用シーンに合わせた選定が重要になってきているようです。
実際の使用レビューや詳細な製品情報など、今後も積極的に情報収集・発信していきたいと思います。