あなたの『うつ病』、本当に『鬱病』ですか?② これ私!?😲橋本病の特徴 症状編
楽天ブログ記載の13年前の記事です。
ー最近、石川は、当院「新逗子クリニック」以外の心療内科精神科クリニックで外来をしています。(現在は札幌 クリニック 光のいずみ)
そちらでは患者様すべてが、心療内科精神科で受診なさる方々なので、
石川にとっては、非常に学ぶこと多く、いつも帰宅するたびに、「今日の発見」として
話をしてくれます。
ー「心療内科、精神科で受診なさる方、少なくとも70%は『血液検査で橋本病」とわかる」
「心療内科、精神疾患と間違われやすい諸行動は、実は橋本病の特徴であったこと」がわかる。
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抗うつ剤不要である。
治療が全く変わってくる。
だってね、橋本病は、食事でかなり改善できるから、薬、精神薬が減らせる、いや、全くいらなくなることがあるんだよー
というのは、これまでのお話。
橋本病の方々には、精神疾患と勘違いされる症状が多いのです。
橋本病病の特徴挙げますね。
これは、
医療機関では見過ごされる、
でも非常に重要な特徴です。
例えば、
・「絶対間違いない!」と幾度も確認したのに、「違っていた」
・「自分が頭の中で考えたこと」を、他人が言っていると思って、自分で「返事をしてしまう」
これを、人前で幾度もしたことがある。← ちなみにこのような状態は、精神科では、幻聴や妄想と診断されてしまう可能性が高いという事です。
・返事だけでなく、自分の考えで、突然笑ってしまうこともある。
・「絶対忘れるはずがないこと」を「忘れている」
・「ついさっきのこと」なのに、「覚えていない」
・ひとによっては、もともと一人で居ることが好きで、そのため、
身内の不幸、災害などに見舞われてから、一人でいると、
家族や知人に『うつ病』や『ひきこもり』などと言われてしまう。
・相手の話に構築性がないことや、つじつまが合わない部分があること、
うそなどには敏感で、現代日本の社会の『生きていくためにはなんでもする』
という状態が性に合わず、できるだけ人と関わらないようにしている
・他人の話の「つじつまの合わない部分」や「うそ」が、
「話の内容」や「文章」から感じられるだけでなく、
「話をしなくても、ある『人』と会うと、『矛盾をかかえて生きている人』
であることが『体感』できてしまう」ようで、それを人に話したり、家族に話すと、
驚かれたり、気持ち悪がられたりする。(直感力にすぐれている傾向があるという事のようです)
・そのため、複数の人と会話をしていて、突然「話の展開の先にある事や、話の道筋以外の発言」をしてしまい、
それが、「その人たちや、会話の状況の真実」を表していることもあり、人から嫌がられてしまうことも多く、普段は表面的な会話や付き合いをすることにしているか、あまり人と会わないようにしている。
・けっこう、痛がり。痛みに弱い。
完治している傷でも、どこかに触れて「痛い!」と顔をしかめ、
傷などを自分で見てから「あ、治ってた」と気づいたりする。
痛みや悲しみ、苦しみに対する記憶が強く、忘れない。(かなり不幸な状況のようです)
・これは、トラウマが残りやすい事を示していて、嫌なことがあった場所、
不愉快な思いをした相手からは距離をおき、なかなか、仲直りできない。あるいはいつまでもこだわる。
・壁でキャッチボールなどしている横を通ると
、壁にボールがあたるたびに、「いたっ!いたっ!あ、痛い!」と言ってしまう。
(自我境界が薄いというそうで、これも気をつけないと統合失調症と診断される症状だと石川は言っていました)
・遠くでくすぐるまねをされると、くすぐったくて、笑ってしまう。
若年時にこれらがあると、「天然ボケ」といわれ、可愛がられることもありますし、
「天然ボケ」といわれ、それに「笑顔が返せる」と、吉本喜劇や芸能人にも門戸がひらくかもしれませんが、
「笑顔が返せない」と、「精神疾患」「根暗」などと言われ、心療内科、精神科でお世話になる傾向があり、就職もしづらい。
老齢になってこれがあると、「アルツハイマー」と言われ、
「温故知新」なんて加齢ゆえの特権も通じず、「老いては孫にまで従わなくてはならず」
やっぱり、「西洋医学が必要」とハタからいわれ、多くの方が「心療内科、精神科」の門をくぐるわけです。
つづく。。
HP:統合医療クリニック 光のいずみ https://www.hikarinoizumi.org/
FB:石川愛惠
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