【パイオニア】アゾリウススピリットの話(2024年3月)
§1 はじめに
どうもこんばんわ。鯖です。
本当はスリーブの話とか、最近のウィザーズ君は何考えているの?とか書こうかなと思ったんですけども。
それはそれで燃えそうな話題だし、最近XでネタにしたチームEDHを掘り下げるのもアリかなぁと思いましたけど、それもEDHプレイヤーでない私が書いても面白くないだろうから、話題としてはスルーしました。
そうなると、私が書ける記事と言えば、スピリットのネタしかない訳で。
何となく眠くなくて手元にお酒があるから、軽く筆を取ってみた訳です。
いつものお願いではありますが、この記事はあくまでも個人の見解です。
§2 とはいえ、お前最近ボコボコじゃんか
はい。仰る通りです。2024年に入ってから戦績はボコボコです。
目ぼしい成績と言えば、第16回開封大好きよしひろさんのパイオニアイベントで3位に入ったくらい。
ちなみに、2024年に入ってからの勝率は、45.2%/62試合くらい。昨年と比べると10ptくらい落としてますね。はい。
§3 本題
という事で前置きが長くなりましたが本題です。
「アゾリウススピリットは弱いデッキなのか?」という話です。
MO等も含めた全体の使用率としては、1.37%。2月が0.80%台だったのを考慮すると、入賞率は上昇傾向。
国内の集合知と言える晴れる屋HPでも入賞件数が13件と一時期を考えると、若干の回復傾向が見えます。
理由としては、スピリット職人のremf氏とThaisM氏が使用している型のスピリットが登場した事に起因するでしょう。
実はこのリスト自体は2024年年末くらいには登場しています。
スピリットを考える上で大事な事は、このデッキはポジションデッキであるという事。
端的に言うと、スピリットというアーキタイプは殆ど強化されていません。何故なら新しいプレイアブルレベルのスピリットが出てこないから。
このリストで使われているレベルのカードで言うと、最後に入っているのは2020年に発売したゼンディカーの夜明けに収録されているスカイクレイブの亡霊。その後、スピリットがわんさかいるイニストラード次元に入っていますけど、パイオニア以下で使われるレベルのカードは入っていないんですよね。(ドーンハルトの殉教者、カティルダに目を背けながら話してます)
話を本題に戻しますけども、ポジションデッキであるという事は、スピリットが何かしらの強化を受けてメタゲームの上位に行くというよりも、周りが勝手にスピリットに弱い構成になった結果、相対的にスピリットのポジションが良くなるという話です。ここはスピリットというデッキを考える上で基礎的な目線になります。
さて。このデッキを便宜上"ミッドレンジ型"と呼称する事とします。
アゾリウススピリットと一言で括ってもいくつか型が分かれています。
①探訪型=執着的探訪でドロー促進しつつカウンターで守る。
②ミッドレンジ型=上記。執着的探訪探訪のリスクとして、初速の爆発力はあるものの、探訪が付いた生物を守らないといけない。その分単体で強い婚礼の発表や回転翼機を入れて、除去に対して耐性を持たせている。
③機体=回転翼機やスクーナー船を入れてその分カウンターを減量して押し付けが出来る構成。まだそこまで結果は出していない。
ミッド型のスピリットに関しては、Gon TV様のチャンネルで動きが紹介されています。
基本的な骨子としては、「どうせラクドスでサイドから婚礼の発表を入れるなら、メインから入れた方が早いよね」という発想。
実はラストサン2024の予選に持って行って、TOP8に入ったんですけど、その時のリストは登録していなかったらしくてどこを探しても出てこない。
最後はアタルカレッドにドブンされましたw
そうです。このデッキ、元々横並びに弱いスピリットが更に横並びに弱くなった仕様なんですよね。
なので、現状勝てている理由としては、ラクドス吸血鬼が増えた事によって、横並びのデッキがやや減少している事に起因していると言えます。
メインからラクドス相手に刺さりやすいゴバカーンへの侵攻と、婚礼の発表に加えて、打消し呪文や場に出てからも対処できる失せろ、放浪皇が入っている事によってメインからの耐性を上げています。
正にラクドスキラーというポジションではあるんですけど、それなら勝ち切れるのかというとそうではありません。
3T目のドブン着地も対応できないし、婚礼を出した隙にソリン経由で血管切り裂き魔が着地したら終わりますし、まだまだ研究が必要と言えるデッキではないかなと思っています。
但し、前述の通り、このデッキに対して有利に動ける横並び系のデッキがラクドス吸血鬼に食われている現状では、今までよりは良いポジションではないかとは思います。
私自身は別のアプローチでアゾスピを組んでいますが、それはそれで別の話。
①~③の中で言うと、③ですね。ラクドス吸血鬼を喰うデッキを美味しくいただこうというポジションでデッキを考えています。
結果、最近行われた晴れる屋横浜店の争奪で、ラクドス吸血鬼に3回当たってボコボコにされた訳ですが。
このnoteは結局が何が言いたいの?思ったここまで読んでくれたそこの貴方!!
酒を片手にこんなことを書いている人に大きな希望を持ってはいけません。
というか、自分の過去のデッキを探すのに疲れたので、文章はこの辺にしておきます。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?