トイレのときこになりました
わたしのnoteを見つけてくださりありがとうございます。
わたしは、4人目を40歳で高齢出産後誰よりも尿トラブルになった
トイレのときこです。
尿トラブルを気にしすぎて軽度のうつ・軽度のパニックになり心まで病みました。
薬などに頼らず、その後試行錯誤の末に6年かけて自力で完全に克服した、一男三女の母です。
貴重な実体験を基に
尿トラブルの
尿トラブル経験者による
尿トラブルのための
そして
自分をまもれるのは、自分しかいないを発信するための
noteをはじめました。
わたし、どうなっちゃったの?
尿トラブルを経験したことありますか?
4人目を出産後 何だかトイレが…うまくコントロールできない…。
「あれっ…」
尿意を頻繁に感じるし、行きたいと思ったら我慢がうまくできない。
トイレに行ってもすぐ行きたくなる…
わたしは、尿意のコントロールが不能になってしまいました。
「トイレに行きたい」と感じることを尿意といいますが、ヒトは、膀胱におよそ200mlくらい溜まると軽い尿意がおこります。
尿は左右の尿管から、一定の速度で少量ずつ膀胱内に流れ込みます。
しかし、尿が流れ込んだからといって必ずしも尿意を感じるわけではありません。
これは、膀胱内におよそ300mlくらいの尿がたまるまでの間、膀胱内圧がほとんど変化しないからです。
膀胱内の尿が400mlを超えると、膀胱内圧が急激に上昇します。
すると、膀胱壁が引き伸ばされ、膀胱の壁にある伸展受容器が刺激されます。
この刺激が脊髄から脳幹の排尿中枢に伝わり、さらに大脳皮質を通って脊髄(仙髄)の排尿中枢に伝えられます。
排尿には、筋紡錘(筋肉の長さを検知する固有受容器の一種)というセンサーが関わっています。
軽い尿意くらいですと普段は、気合いで(尿道括約筋を締めているのですが)まだ我慢出る状態です。
わたしの場合、軽い尿意がきてトイレに行こうと歩き出すとその振動だけで尿が漏れてしまうひどい状態になってしまいました。
気持ちは、ものすごく尿を止めているのですがまったく反応してくれない感じでした。
「んっ!止まらない💦」
お腹に力がかかって尿が漏れる状態を 腹圧性尿失禁といいます。
女性に多いタイプです。
膀胱の中に尿がたまっているとき くしゃみや咳(腹圧のかかること)などのお腹に力がかかったときに漏れるタイプの尿もれをいいます。
それにしても 歩くだけでもれるなんて…凹む…それもかなりの凹
わたし、どうなってしまったんだろう…
不安感・ストレスの塊に押しつぶされそうになっていくのでした…
尿モレになって…
わたし、その当時思ったのが
人間は、身体からいろいろな水分を出してるな
例えば 汗 → 暑いと額やわきの下などさまざまな箇所から汗が出てTシャツなどが濡れます。
鼻水 → 花粉症や風邪のときなど自分で制御できないくらいタラタラと垂れてくることがあります。
唾液 → 機関銃のようにしゃべりまくると口から唾が飛び散ることがあります。
同じ身体から出てくる水分なのに
汗,鼻水,唾液、恥ずかしいか恥ずかしくないかといえば恥ずかしい方に入るかもしれないけどその水分が出て濡れたことで外出が出来なくなるとか心を病むことは、よっぽどでない限りないこと
しかし、尿が出て衣服を濡らすと
どうでしょう?
この質問を他の方々にも投げかけることがあるのですが
みなさん決まって回答は、
「いやぁ~絶対に嫌だ!」「恥ずかしい!」「もう人に会えなくなる」
尿ってほんとうに独特で特異性のある特別な水分です。
本人だって漏らしたくないし止めたいのです。
それでも、身体が思い通りに反応してくれない…
突然、何の前触れもなくおこる尿モレ
くしゃみ,重いものを持ち上げる,ジャンプ
腹圧がかかると
「あっ!」の次の瞬間には、下着が濡れて
ズボンまで濡れてたらどうしよう…
尿臭かったらどうしよう…
どうしようが次から次へと湧き上がってきます。
頭から不安感が離れない状態が続く
ほんとうにつらいししんどい状態です。
尿モレの記憶が頭に残り、少しの尿意でまた、漏れたらいけないからトイレ行っておこう。
尿もれ用のパット使おう。
もう、あのときのようになりたくない…
トイレに行けない場面にかぎってすごくトイレに行きたくなる。
緊張や不安などの状態が続き精神的に不安定になると、強い尿意に悩まされます。
わたしの場合は、動悸がしだしてパニックになりそうな衝動に襲われていました。
そして、どんどん排尿の回数が日常生活に支障が出るほど多くなります。
わたしは、1日20回くらいトイレいってました(泣)
心因性の状態です。
「原因」ではなく「誘因(症状を誘い出す元)」といいます。
心因性の頻尿では、学校での授業中やテストのあいだ、電車やバスに乗っているときなど、(わたしは、美容室や歯科がとくに辛かったです)すぐにトイレに行けない状況で、過去に尿意を感じて辛い経験があると、その過去が誘因となって、同じような状況(トイレに行ってはいけない場面)に直面するたびに、強い尿意を感じてしまいます。
そして緊張が緊張を呼ぶと、余計に尿意を感じるようになります。
(この状態を経験しました。)
さらに、「以前のように、トイレに行けなかったらどうしよう」と未来の状況を想像しただけでも、予期不安にかられて症状はますます悪化します。
すると、外出先ではトイレを確認しないと気がすまない、知らない場所に出かけるのが怖い、つい外出を控えてしまう、など日常生活に否定的な変化があらわれてしまいがちです。(まさにわたしです。)
心因性頻尿になりやすいタイプ
緊張することが多い
体が緊張を感じてしまうと、神経は平常時よりも過敏に反応します。
その影響で尿意を感じるのが早く、頻尿となることがあります。
面接やプレゼンなどによって緊張している場合は、その状況が過ぎ、緊張が解けることで頻尿の症状もおさまります。
自律神経が乱れている
自律神経が乱れてしまうと、交感神経と副交感神経のバランスが上手く保てなくなります。
それにより、尿意を適切に脳に伝えることができず、過剰に尿意を感じ取り頻尿になることもあります。
過去にトラウマがある
以前、尿意を感じてもなかなかトイレに行けない状況に陥ってしまったなど、排尿に関する苦い経験がある場合にも、「またあの時と同じような、辛い状況になったらどうしよう」という不安から、体が条件反射で尿意を感じて頻尿になるケースもあります。
また、急に尿意が来る尿意切迫感や、切迫性尿失禁などの症状を経験している方も、尿意や漏らしてしまう不安から、心因性頻尿になることがあります。
自分できる対策
自分で対策を行うことで「大丈夫」のこころの余裕を持つことは、とても重要です。
飲み物の種類や量を調整
カフェインを含むコーヒーやお茶には利尿作用があります。それ以外の飲料でも、過剰に摂取すると尿量が増えてしまいます。ほうじ茶,麦茶,白湯などおすすめです。
トイレに行きやすい環境を作る
「なかなかトイレに行けない」と思うと、より一層トイレのことを意識してしまいます。トイレに対する不安感を和らげるためにも、可能であればトイレに行きやすい環境を作るといいでしょう。外出する場合、トイレを利用できるポイントを確認しておく。「トイレに行きたくなっても大丈夫」という気持ちを持つことが大切です。
お腹を圧迫しない
女性の場合は、ガードルなどによってお腹を圧迫してしまうことがあります。その刺激が頻尿に繋がることもあります。なるべく腹部を圧迫しない、ゆとりのある衣服を着用するといいです。
体を冷やさない
体が冷えると膀胱を刺激し、過剰に反応してしまうために膀胱内に溜まった尿量が少なくても尿意を感じてしまいます。それを防ぐためにも、体を冷やさないようにしましょう。
自分は、対策をおこなっているから大丈夫だと思えることが大切です。
わたしも自分に「大丈夫」を言い聞かせてきました。
プチうつ・プチパニック
わたしは、尿もれからプチうつ・プチパニックになりました。
自分の尿に対するコントロールができないことに、ショックを。
その後は、気にするあまり数分おきに尿意が頭をよぎるようになりました。
直ぐさまトイレに行かないと気が狂うような心と身体の状態になり、外出が怖く。
当時は、美容室と歯科がいちばん苦手な場所になっていました。
(行かなきゃいいじゃない。そうなのですがやっぱり女性だし尿モレしててもキレイでいたし虫歯もひどくなるのイヤだし)
なぜ美容室と歯科がいちばん苦手な場所かというとどちらもはじまると動けないからです。
椅子に座りエプロンをかけられるとまず心臓がバクバクしはじめます。
「わっ!まずいっ!」とあせるともうダメで動悸が激しくなっていきます。手足も冷たくなり、呼吸も浅くなり過呼吸気味になっていきます。
気が遠くなりそうになるなかひたすら不安感,恐怖感,緊張感とのたたかいでした。
その中でいちばんのわたしのNG行為は、洗髪(シャンプー台で洗う)。
なぜなら顔の上に布をかけるから。
もう一点は、洗髪中は、絶対に動けないからです。
死にそうなくらいの恐怖感でした。
お願いして布をやめてもらったり目だけにしたり途中で休憩をはさんでもらいました。
一見元気そうに見えるので何?この人?って美容室の人は、きっと感じていたと思います。
ロイター中枢神経系ニュースより
ニューヨーク(ロイターヘルス)- Psychosomaticsの3-4月号に掲載された研究の結果から、女性の尿失禁は大うつ病の発現リスクをほぼ2倍にすることが示唆されている。
トロント大学のDonna E. StewartおよびSimone E. Vigodの両博士は、妊娠していない18歳以上の女性69,003名を含むCanadian Community Health Surveyのデータを評価した。
総合的に評価した結果、尿失禁のない女性の大うつ病の有病率が9.2%であったのに対し、尿失禁を有する女性の大うつ病の有病率は15.5%であった。
18歳-44歳の女性では、うつ病の有病率は30%に上昇した。 尿失禁とうつ病を有する女性は、年齢的にうつ病のない女性よりも若く、体重がわずかに多い傾向にあった。(2006年に記事ですが)
女性の尿もれとこころの病の関係は、上記記事やわたしの経験からあると言えますね。
トイレのときこについてまとめ
トイレのときこは、尿モレになり心まで病みました。
尿モレで恐怖心、不安感、羞恥心、自尊心、尊厳いろいろな感情を味わいました。
その中で尿の特異性、女性の尿トラブル、心の病との関係性いろいろな経験をし学びがありました。
尿トラブルを調べ勉強することで様々な実態が理解できるようにもなりました。
「同じ思いをする方がいなくなればいいな」の想いから
尿モレの 尿モレ経験者による 尿モレのための発信をはじめました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お役立ていただけましたらうれしいです。
「みんながしあわせMAXな100歳になりますように」「地球がいつまでもきれいでありますように」との思いを込めて活動しています。実体験から考案したオリジナルメソッド「イントレ」を一人でも多くの人へ届けたい。みんな自分の中には、自分をまもれるすごい力があるから、気づいてほしいです。